LOOK OUT FOR ME / Turnstile
お送りした曲はTurnstileでLOOK OUT FOR ME。今年出た彼らのTurnstileのニューアルバムなんですけど、なんでしょうね。いや、こんなにRage Against the Machine…ごめんね!他のアーティストの名前出すのよくかもしれないけど、無駄だって。これはもうあえてでやってると思うから!もうあの言うんですけど、Beastie Boys感だったりとか僕なんかで言うと、ちょっとThe Death Setっていうバンドがいたんですけど、そういう雰囲気もあったりとかしつつ、この多幸感っていうか、解像度もすごい高い。だからね、ちゃんとおしゃれなんですよね。音作りだったりとかがとても確信犯的だし、ああ、ちゃんとものまねをしてないっていうところがね、すごいなあと思います。Turnstileは本当にとにかくライブをね、見た人だったらもしくは行った人だったらわかるんですけど、とにかくあの時代の暴れまくるということを、この時代にフィットしたやり方でやってて。それがねー…やっぱり誰でも好きになっちゃうでしょ、そりゃっていうところがねありますね。それはグラミーロック部門とかノミネートされますでしょう。意外とそういうことをやろうぜっていう人がやっぱりいないっていうのも大きいと思うんですよね。というのも、やっぱりやろうとするとちょっと真似になっちゃうからね。だからFontaines D.C.とかすごく目立ってたと思うんですけどTurnstileって割とこうストレートに8割ぐらい、いや、7割ぐらいかな。ストレートにやるんですよ。でも、3割はやっぱちょっとこう革新的なことをやってるから、全方位にいいねって言われるんだろうなと思いますね。
Turnstileこの前、Tiny Deskっていうね。Youtubeとかで見れる番組があるんですけど、そこに出ててどんなライブするのかなと思ったら、弾き語りの基本的になんかこう、アンプラグドみたいな感じの雰囲気なのにダイブしてました(笑)ダイブが起こってました(笑)どこ行ってもTurnstileはTurnstileだなと思いましたね。最高ですね。いや、僕、大好きですよ。さあ、続いての…いや、いっぱいいますよ。いっぱいいるんだけど、やっぱ今年はOasis復活だったりとか色々あったから、どっちかっていうと脳みそがロックの方に傾いてて、激しいの好きだな、激しめのものを聴きたいなっていう方にかなり向いてたんで。インディーロックもいいんだけど、正統派ロック。そして、オルタナみたいなのもね、すごくドーンと来てて、そっちの方に僕は耳が傾いてた感じがあります。皆さんどうだったかあると思うんですけど。というわけで、結構最後の方に出たこの曲がやっぱり僕は一番上がりましたね。最近僕がジムに行ってるんですけど、その時のテーマソングになってます。
As Alive As You Need Me To Be / Nine Inch Nails
お送りした曲はNine Inch NailsでAs Alive As You Need Me To Be。いやかっこいい。久しぶりのNine Inch Nailsの新作が出ましたけどね。NINはね(笑)これもライブ映像を見ていただくとわかるんですけど、もういや、ライブめっちゃかっこいいですよ。NINもうね、本当にNine Inch Nailsのライブ行きたいなって思いましたね。なんかね会場のど真ん中にステージ組んで、薄いカーテンみたいなのを垂らして、その中で巻き起こってるんですけど、カメラマンとかもTrent Reznorの周りとかを撮りながら歩いてるんですよ。だから別に隠れてないんですよね。それがなんかすげえかっこよくて。Nine Inch Nailsってやっぱあの映画のテーマソングとか主題歌で書くから、映像をこだわったりとかする人たちではあるんだけど、映像と音楽がすごく親和性があるんですけど、ここまで来たか。と思いましたね。って思ったら、二ヶ月後ぐらいにRadioheadが同じようなことしてたから(笑)これ、もしかして影響されたのか。もしくは同時期に進行してて、もうでも手引けないよな…Nine Inch Nailsやってるけど同じこと…。みたいな思ったのわかんないですけど、結構ね、似てました(笑)Radioheadもね、楽しみですよね。新しいアルバムとか出さないかもしれないけどすごい評判いいんでね。日本に来てほしいですよね。さっきも言ってたけど、OasisとかPulpとか復活の年だった気もしますよね。だから新作ももちろんいろんなアーティストが出してたけど、どっちかっていうと今年、今度なんかライブっていう年な気がしましたね。ライブというものをなんか改めてなんか見直す年だった気もしますね。ライブに行って、アーティストを見るだけじゃなくて、仲間と一緒に行って、分かち合うっていうか。その時しかあの味わえない興奮みたいなのをやっぱり分かち合うことって素晴らしいよねっていうのを改めて実感した年でもあったんじゃないかなって。
これはなんか日本だけじゃなくて、全世界の人、例えばOasisなんてさ、世代的には僕より上の人たちが行ってて、多分その50代ぐらいの人とライブになかなか昨今、行ってなかったと思うんですよ。で、それを久々にじゃあOasisが復活する行こうよ!って同級生とかさ誘って行ったわけですよ。めっちゃ高いお金払ってね、十万とかして。で、それで行って、うわあ、やっぱライブってすげえよな。もうビールをこぼしてかけちゃっても、なんかいいよねみたいな。ちょっと小競り合ってもいいよねみたいな。その興奮をみんなが、世界の人たち、年齢問わずね、思い出した年なんじゃないかなとも思いましたね。
それを受けてね、来年からどういうふうにアーティストが、僕たちも含めてですけど、新作を作っていくのかっていうのは楽しみですよね。