2018/4/29
GWの真っ只中。行楽地へお出かけの方も多いのではないでしょうか。
「日常生活ではイライラしたり、ムカッとすることって多いですよね。私もイラチなので、ノロノロしているのが嫌なんです。私の地元でも人が堂々と歩いていて、車が通れないことがよくある。それもスマホ見ながら歩いているのを見たりすると、イラっとしてしまう。今はGWの只中なので、渋滞でイライラしている人もいらっしゃるのではないでしょうか」という江原さん。
今日は「イライラした、ムカっとした」というメールをご紹介し、その対処法を考えていきました。

今夜お届けしたナンバー
◇Jump / ヴァン・ヘイレン
◇光の輪舞曲 / 江原啓之



「私の人生もアッと言う間に還暦を迎えました。60歳にもなりながら、なかなか悟りの境地に至れません。何故か自分が損な方、損な方へ導かれて、度量を試されているように思えてなりません。 一歩外へ出ると、ムカッ!カチン!とする人間たちがあまりに多いです。自分もそう思われているかも知れませんが、老若男女問わずにマナーの悪い人がやたらと目に付き、ストレスが溜まります。“いつか天罰が下るわ!”って心で思ってしまう、自分が嫌な人間に思えてなりません。どうすれば良いですか?教えてください」というメールをいただきました。

江原さん
「それには都会を離れるしかない。すると今度は、自分自身の“嫌さ”も見えてくる。私もよく熱海に行きますが、それだけで“自分って本当にどういうテンポで生きているのだろう”と思うのです。熱海の人は、みんなのんびりしていて、癒しがある。のんびりした温かみに触れたり、海を眺めていたりすると“ここでイラッとする自分が汚い。嫌だ”と思って反省をするんです。先日、大阪で公演をしましたが、今は大阪に住んでいるヘアメイクさんは、時々出身の神戸に帰ると“神戸はのんびりしていいて、あんなに近い距離なのに、人の波の中で歩いていると前のめりになってしまう。自分のテンポって怖いな”と気付くとおっしゃっていました。自分で気付くしかないのです。俯瞰が大切かもしれませんね」


「先日、スーパーのお肉売場で、お母さんの隣に3歳くらいの女の子がいたのですが、売り物のお肉の“つみれ”をラップの上からぶにゅーと指で押していました。思わず私は女の子に“ダメだよ”と言いました。女の子は一度はやめましたが、もう一度、他のお肉をラップの上から押そうとしていたので、もう一度“ダメだよ”と言いました。その後も私の顔をみて、試している感じがしたので、数回“ダメだよ。お店の人、困るよ”と女の子に言いました。すると、隣でお肉を選んでいたお母さんが“うちの子、わかっているので、そんなに何回も言わないで!!”と、怒鳴られてしまいました。そして女の子にも“なんでそんなことするの!!”と怒鳴って、女の子が泣いてしまいました。私も子どもが3人いますし、なんとなくそういうことをしてしまう女の子がわかるので、できるだけ威圧感なく女の子に伝えたつもりでした。でもお母さんからすると、すごく嫌だったみたいです。本当に人に注意することって難しいなぁと思った次第です。こういう場合、親に注意したほうがよかったのかな?なんだかモヤモヤしてしまいました」

江原さん
「あなたは間違っていません。私もしょっちゅうある。私は怖い低い声で“触るなら買う”と、小さい子どもに言うんです。子どもは私の顔を怖そうに見る。すると、隣にいたお婆ちゃんが“あら、怖いわね〜”なんて言ったりする。そういう環境にいるから、その子はやるんです。今回のメールでも、この子が悪いのではなく、親が悪い。こういう親で、多分、愛を向けてもらっていないから、子どもは試しながらそういうことをやるのでしょうね。“うちの子、わかっているので”と言われたら“あなたも親なら、もう少し子どものことを愛しなさい”と、私なら言っちゃうな。お店の人だけではなく、買う人や、人に対する思いやりが大事だなと思うのです」


「部署は違うんですが、時々会うと、私にすごい態度をしてくる人がいます。最初は普通に挨拶していました。私、何か変なこと言ったかな?と思っていたんですが、気にしない様にしようと思ったり、この人幸せじゃないのかな?可哀想な人なのかな?と思っていたのですが、だんだん態度がすごくなってきます。周りに誰かが居ると、普通に話し掛けてきたりしますが、たまに会ってすれ違ったりすると、フンっとすごい態度をとられます。私は悪い事をしてないので、普通に真っ直ぐ前を向いて何もなかったかの様に堂々と歩いています。でも、気にしないでいようと思いますが、やっぱり気になります。休憩もたまに一緒になってしまいます。どうしたら気にしないでいられますか?」

江原さん
「気にしないでいるのは難しい。愛の反対は無関心。この人は、嫌な態度ではなく“分かって欲しい”“自分のことを見て欲しい”という甘えを、こういう態度でとるしかできない人。あなたのことが好きなのです。よくあるのは夫婦。バンッと物を置いてみたりする(笑)。本当に奥さんが旦那さんのことを諦めていたら、無関心だから、そういうことはしない。だから“気に入らないのですね。何かが嫌なのですね”と、分かりやすいんです。あなたのおっしゃる通り“気の毒な人なのかな”“可哀想な人なのかな”というのはあたっている。逆に“こんにちは!”“ごめんね!”などと、あなたが“演じるさん”になってみるのもいい。今日からあなたは“演じるさん”のコーナーに移行していただいて、次には“演じるさん”で、どんな結果だったか教えてください。お待ちしております!」


●4月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
4月生まれのみなさんは、奮起の時。
大切な人生を謳歌し、その姿で人々にエールを送りましょう。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●5月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
5月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「冷静さは身を助けます。後の祭りほど悲しいものはありません」
「殺伐とした時代だからこそ、いつも微笑みが大切です」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 5月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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2018/4/22
季節の変わり目、みなさま体調は崩されていませんか。
「今の世の中、毎日のようにネガティブなニュースが流れてきます。それに最近はフェイクニュースなんていう言葉もある。何を信じてよいのか分からなくなりますね。そんな中、今日はHAPPYなメールを紹介して、幸せのお裾分け、また、頂戴したいと思います」という江原さん。
今日は「HAPPYメール」「ちょっといい話」をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇幸せのノック(Let’em In)/ ウイングス
◇あゝ下北沢 / 江原啓之



「先日、一緒に働いている主婦の方から嬉しい言葉をいただきました。コンビニに勤めて3年になりますが“○○さんから、一緒に働いている人の悪口を言っているのを聞いたことがない”“何かを言われてシュンとすることはあっても、人に、あの人嫌だとか、ムカつくとか言わないところが良いところだよ。尊敬しているよ“と言ってもらえました。自分では何か言っているように感じる部分はあるのですが、人から“尊敬しているよ”と言われたのは初めてで、高校を出て仕事を転々としていた私には、涙が出るほど嬉しかったのです。どんな小さい場所でも、思うように働けていなくても、誰かの為になるなら自分のできる限り、頑張っていこうと思いました」というメールをいただきました。

江原さん
「いいお話ですね。私も人の悪口を言わない人、素晴らしいと思います。また、平昌オリンピックの時に、スピードスケートの小平奈緒選手が韓国の選手に“リスペクトしているよ”と声をかけた。相手を讃え、自分も讃えられるという相乗効果。あなたにそう言えた方も素晴らしい。下手に言って“何か野心があるのではないか”と思われてもよくないが、それを爽やかに言える。そこが素敵な関係だなと思います」


「今日、走り出したくなるくらい嬉しい事がありました!私はお花屋さんで働いています。先日、接客をしたお客様。これから結婚式へ出席する為、新郎新婦さんへお祝いの花束を渡したいと買いに来てくださったとの事。全てお任せするとおっしゃるので、お客様の雰囲気を見て、その時の感覚で一生懸命お花を選び、花束を組みました。花束が仕上がり、“わぁー”っとお客様が喜んでくださりました。“あぁ、良い仕事をさせてもらえた”と、残りの仕事をし、それから数時間がたった頃、先程のお客様から“渡した相手の方が涙を流して喜んでくれたことを伝えたくて”と、わざわざお礼の電話をくださいました。お客様の心の優しさに、嬉しさと感謝の心でいっぱいでした。そのことがあってから1週間程経った今日、店長から私に“お店に少し来れないか”との連絡。お客様が立て込んでいるのかなと思い、顔を出すと、この間のお花を買ってくださったお客様がまたいらっしゃるではありませんか!今日もまたお花を買ってくださっていたのですが、それだけではなく、先日のお礼にと、お菓子を差し出して下さったのです。お花を通し、愛と感動に触れ、素敵な人との出会い。“ありがとう”のことたまを伝えられるお仕事は最高に楽しいです。皆さまのお心が優しくなりますように」というメールをいただきました。

江原さん
「幸せのお裾分け、いただきました!こういうことがあった時には、存分に喜んでいただきたい。人生には、様々な出来事がある。その時にこのことを栄養にし、補充して欲しい。嬉しい時のことを絶対に忘れないことが大切ですね」


「先日、家族で外食を楽しんでいたとき、突然子どもが“しりとりしよう!”と言い出したので、“じゃあ、普通のしりとりじゃつまんないから、良き言霊(ことたま)しりとりにしよう!”ということになりました。で、まずは言い出しっぺの私から“苦難への感謝…”と言って、子ども達から“ママ、さすがやな!”とお褒めのお言葉を頂戴いたしました。続けて次男が、“や…、やったことは返ってくる!”と言って、みんなで“それって、ほんまにそうやわ〜!”と次男の頭をぐるぐると撫で回しました。そして次は一家の大黒柱、お父さんの番。“る…、類魂の法則!”と苦しまぎれに言った主人は、子ども達から“そんな法則知らんから、またあとで教えてー!”とダメ出しされておりました。そしてその次、長男が“悔しくても、仕返ししてはいけない!”と言って、すぐさま次男がそれに続けて“い…。依存心だろう、それは、君!”と叫び、みんなで大爆笑!それにしても、こんなに笑ったしりとりは初めてでした。そして終わったあとも、清々しい気分!ぜひ、皆様にもおススメです!」というメールをいただきました。

江原さん
「良き言霊しりとりをすると、文章全体が、品が良くなるのが不思議ですね(笑)。良い家族で素敵ですね!」


「半年前、偶然?なのか、とても不思議な出会いがありました。今、お付き合いしている彼との出会いです。彼とは【街コン】で出会ったのですが、初めて二人で食事デートをした日、高校で教師をしている彼は、何故か私の地元周辺の事を良く知っていました。何だかピン!とくるものがあり、まさか!!と思って家に帰って直ぐに妹に連絡したのです。“7年前、初めての文化祭に顔を出した時に、私が、あの受付にいる先生誰なの?彼女いる?紹介してよ。って冗談言っていたあの先生って名前なに?“と聞いたのです。すると妹から出てきた名前が、彼の名前。久々に押入れから引っ張り出した妹の卒業アルバムには、彼が載っていました。更に、当時、私は“まだ若そうな先生だねー。30代になったらまた見てみたいなー”なんて、笑いながら話していたのです。それが今、お互いに30代で出会ったので、何だか鳥肌が立ちました。彼と初めて食事デートをした翌日、彼は仕事だったのですが、“明日は文化祭”だと言っていました。本当に不思議でした。こんな偶然なのかよく分からない事ってあるんですね!ちなみにこの事は彼には言っていません(笑)」というメールをいただきました。

江原さん
「素敵ですね。ドラマみたい!結ばれて欲しいなぁ。必ずそうとは限らず、努力は必要ですが、このドラマに酔いしれちゃいました!今後の展開、楽しみにしております!」


「私の母のことでメール致します。私がかなり残業で遅くなったので、同僚の方が差し入れをしてくださいました。いつもなら素直に頂いて帰るのですが、差し入れしてくれた方に対して、私が良い感情を持っていなかったので、その差し入れを別の方にお渡ししたら“お母様に持っていったら”と助言を頂き、持ち帰ったところ“面白い饅頭だねぇ”と母が言うではありませんか!その饅頭とは“ワッフル”なのです!母にとっては、今どきの“饅頭”だったのですね。何だか、すごく可笑しくて笑い転げていました。こんな事が私にとってのささやかな幸せなのかもしれません。いつも江原さんから“幸せの見つけ方”や“見方”を教えていただけています。本当に、ありがとうございます」というメールをいただきました。

江原さん
「せっかく頂いたのだから、あまり良い感情を持っていなかった方に対しても“ありがとう”という気持ちを向けて欲しいかな。お母さんがこのように喜びを持ったのは、その人のおかげ。その人に“母がこんなこと言ったんですよぉ”と、報告してみるのもいい。幸せを伝えることで、幸せが返ってくる。みんなが幸せのハーモニーになるのです」


●江原啓之 今夜の格言
「波長の法則、類は友を呼ぶ。幸せは幸せを引き寄せます」
「おめでとう。よかったね。は、いのちに息吹を贈ります」

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2018/4/15
みなさま、新生活にもだいぶ慣れてきた時期ではないでしょうか。
「以前の放送で“時には演じることも必要。演じることで、物事がうまく進むこともある”という話しから、“演じるさん”のメールを募ったところ、たくさんのメールをいただきました」という江原さん。
今日は新コーナー「演じるさん」のメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Mirrors / ジャスティン・ティンバーレイク
◇夢の人 / 江原啓之



「主人とケンカをした時のこと。ムカムカしていた私だったのですが、ふと見た雑誌で“男はラムちゃんと峰不二子が好き”と書いてあったので“峰不二子か〜。でも、そこまでのナイスバディでもないし…、じゃ!とりあえずラムちゃんでいってみよう!”と思い、早速実践してみました。まず、主人が仕事から帰ってきた時、玄関までサッとお出迎えし“おかえりだっちゃ!今日はごめんっちゃよ!”と言ってみました。すると“…え?なんだよ、お前!気持ち悪いな!”と言いながらも、その後ろ姿は、まんざらでもない様子。ですので続けて“今日はダーリンの大好物の豚の角煮だっちゃ!たくさん食べるっちゃよ!”とやってみました。主人は無言でしたが、チラ見したその横顔は、口だけが笑っていました。“ラムちゃんってスゴイ!”と思った私は、その後も“ねぇ、ダーリン!”とばかりに“〜だっちゃ!”“〜だっちゃ!”とやってみました。やはり主人の反応はすべて!まんざらでもない様子でした。そして次の日。“昨日はごめんな”と、ケーキを買ってきてくれたのです!演じるさんってスゴイ!やめられません!」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、怖かったんじゃないかな(笑)!嬉しいと思ったのか、ヤバイ!と思ったのか。旦那さんも、とにかくやめてくれ!と思ったのかもしれないが、明るい嫌がらせでいいですよね(笑)。これは素晴らしい!良いと思います!さすがです!」


「日雇いのアルバイトをしているのですが、今日は急に来られなくなった方の代わりで、一日働いてきました。急な人員変更だった為、仕事の相手方には、元々仕事に入るはずだった方の名前で連絡していたので“今日はその名前で働いて欲しい”と、派遣元の会社から言われていました。言われた通り“田中”となって働きましたが、どうもいつものように仕事ができませんでした。仕事は働きぶりを評価される場です。“田中”を演じて、一生懸命仕事をすればいいと分かっていても、上手くいきません。“田中”と呼ばれると虚しいような、何か自分の大事なものが握りつぶされるような気がして、一日中不快で、集中しきることができませんでした、私は趣味で劇もやるので、そこでも演技をします。自ら演技することを選び、役を理解・解釈して表現するのは経験があります。なので、今日の様に思いがけず、他人の名を名乗り、嫌な気持ちになるなんて、想像していませんでした。そこで思ったのが、自分にとって名前というのは、とても大切な個性だということ。それをいきなり他人から“別の名前にしろ”と強制されたから、一日中嫌な思いになったのかなと思います。名前を変えられても演じ切ることができる、気にせず自分の力を発揮できるのが“社会人”なのでしょうか。だとしたら、もっと頑張ります」というメールをいただきました。

江原さん
「なるほど。でも私は理解が違うと思うな。あなたは“演じる”ことが嫌だったのではなく、嘘を付くのが嫌だったんじゃないかな。でも、私だったら“田中”を演じて楽しんでしまう。時々、サングラスやメガネをかけると、普段言えないことが言えてしまったりするんです。覆面レスラーも覆面を被ったら、どんなヒール役でもできるような気がする。あなたは、嘘を付いたのが嫌だったのでしょうね。嫌な気持ちを祓っておきましょう(鈴)!」


「私は家ではぐうたらで、水一杯つぐにも“おかあさーん”と、母を使う怠け者です。喋りたい時に喋り、また今度は水を打ったように黙り、わがまま放題、好き放題にしています。しかし、会社となると“人前!”というスイッチが入り、率先して動き、人の仕事を文句も言わず引き受け、いつも機嫌よく、人に優しく、ユーモアがあり、見事な外面で戦地を切り抜けています!おかげで、多少物忘れやケアレスミスが多くても、特別指摘されることもありません。年長者の方に可愛がられ、快適な職場です(笑)」というメールをいただきました。

江原さん
「悦に入ってしまって気を付けないと、思わぬ落とし穴があるかもしれない。日々の習慣って怖いんです。ちょっとした時に出てしまう。以前、知人から聞いた話ですが、某女優さんは、いつも家ではテーブルの椅子を元に戻す時に、足で引いてしまったりするらしいんです。それがドラマ中に出てしまったんだとか。日常からやれていないと、ボロが出てしまう。でも、会社でスイッチを入れるのは大事なこと。今日の冒頭の言葉のように“演じることには、思いやりが必要”なのです」


「10年前のこと。当時、某超人気韓流ドラマに憧れて、長かった茶髪をボブにして黒く染めました。今でも美容師さんに“清純派にしてください”と、言ったことを覚えています。それが案外しっくりきており、気持ちもしおらしくなり、ドラマの世界観にひたっていました。それから何と生まれて初めてモテ期がきたのです!男性から告白されたり、デートに誘われたり、さらには職場の女性の先輩から、軽くですが、やっかまれるようになりました。しかし、それまでモテない人生を歩んできた私は“これがモテるということなのか!”と、感激しました。これぞ、夢にまで見た悲劇のヒロインです!女友達からは“薄幸な感じだよね”、異性からは“儚い感じだよね”と言われるようになり、こうなったら誰にも止められません。ヒロインな自分に酔っていました。今は結婚して気持ちが落ち着き、老若男女、人としてモテたらいいなと思います。そのコツ、気持ちの方向性があればアドバイスをお願いします。でもきっと、その下心がダメで、深い動機が必要なのかなとも思ったりしています」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは、分かっている。でも、見かけって重要ですよね。“清純派にしてください”と言ったのも正解だし、しっくりきたのは、あなたが本当は清純な人だからだと思うんです。ないものを作っても、ちょっとバレやすいんじゃないかなと思うのです」


●あなたが感動した言葉―――
美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい by オードリー・ヘップバーン
番組ではみなさんが感銘を受けた言葉を紹介しています。

「もしあなたの仲間が10人しかいなくて、
 対するものが大きく巨大で1000人にも見えても、
 あなたのやっていることがいのちに沿ったこと、
 いのちが喜ぶことであれば、
 なくなった人達がついていてくれるから、
 どうか恐れないで続けてください。
 仲間が少なくて不安になったら
 僕たちのことを思い出してほしい。
 僕たちはとても小さかった。
 あの巨大な軍を撤退させることは、奇跡だと笑われた戦いでした。
 でも最後には軍は撤退した。
 それは現実に起きたことだから、
 どうか信じて進んでください」
(えつさんが多くの日本人の心の後押しになると感じた、東ティモールのドキュメンタリー映画の出演者アレックスの311後の日本へのメッセージ)


●江原啓之 今夜の格言
「演じることには、深い思いやりが必要です」
「嘘も方便と同様に、そこに大我の愛が必要です」

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2018/4/8
暖かい日が続きますね。
「今、吉野源三郎氏原作の『君たちはどう生きるか』」という本が漫画化(漫画:羽賀翔一・出版社:マガジンハウス)され、ベストセラーになっています。80年前に出版された本がベストセラーになるというのは、いつの時代でも純粋に、みんな考えているのだなと思うんです。みなさん、生き方を模索しているのは一緒なのですね」という江原さん。
今日は「生き方」をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Thinking Out Loud / エド・シーラン
◇誰かのために / 江原啓之



「私は貧乏な家庭に育ち、大人になっても未熟な自分のせいで多額の借金を抱え、自由に使えるお金はほとんどありませんでした。30歳の頃、ようやく借金を返し終わり、主人と出会い結婚しました。主人は結婚する前から無収入状態。2年くらい節約しつつ、自分の給料と足りない生活費は借金しながら、なんとか食いつないでいました。主人が収入をいただくようになってからも贅沢はせずに、以前と変わらず過ごしていたら1000万ものお金が貯まっていました。だからといってお金を使えばなくなり、なくなればまたあの苦しい生活をするのかと思うと、お金を使うことが怖く、生活を変えることができません。江原さんは常々“この世で得るべきは、経験と感動を積むことだ”とおっしゃっており、たまには美味しい物を食べたり、旅行したり、自然と触れ合ったりしたいと考えるのですが、何をするにも日常よりお金がかかり、たまの休日でも、家でテレビを見ながら納豆ご飯を食べてしまう自分がいます。主人が頑張って働いてくれること、お金の心配がないこと、色々なことに感謝はつきませんが、江原さんのおっしゃる経験と感動には結びついていない生活をしているような気がします。私の生き方は間違っていないのでしょうか。もっと経験と感動を積む為に、お金を使った方が良いのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「お気持ちはよく分かる。私は書籍でも書いているのですが“生き金”と“死に金”がある。“生き金”は使うべきで“死に金”は使ってはいけない。“死に金”は、後に何も残らないもの。旅行でも“夫婦で記念の旅行をしよう”というのは、想い出に残る。これは“生き金”。気が乗らないのに友達に旅行に誘われ、ただの付き合いで本意ではなく行っちゃうだけというのは“死に金”。何かを習うというのも、本当にそれを生かしたい、やってみたかったこと、悔やまないことであれば“生き金”。そうではなく、主体性なく人に勧められてやっていることであれば“死に金”。たまに外食をするのは“ご褒美”。ご褒美はたまにだからいいと思うんです。“生き金”“死に金”という視点で考えられてみたらいかがでしょうか」


「シングルマザーで一児の母です。18歳という若さで妊娠し、色々あり、彼とは別れました。一番、結婚にも妊娠にも大反対だった母に、今は助けられながら生活しています。“父親がいなくても淋しい思いはさせない”と思いながら子育てしてきたものの、ショッピングセンターや保育園で子どもと父親の姿を見ると、可哀想なことをしてしまったと心が痛みます。周りを見れば幸せな友達ばかりで、なんだか自分が惨めになります。子どもを生んで良かったのかな…と思うことも時々。私をこの子は幸せになれるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「いかん!ダメ!あなたが“惨めだ”と言うのはダメ。あなたは矛盾している。子どもに淋しい思いをさせたくないのであれば、まず、自分が惨めだと思ってはいけない。あなた自身が決めた道。子どもが決めた訳ではない。子どもは、父親がいなければ淋しい思いはするんです。“お父さんがいればいいな”と思うのは当然。そこで“うちはうちなの!”という姿勢を見せなければいけない。“お母さんは、そうやって選んできたの”と。“これから別のお父さんを得るかもしれないし、分からない。人生は作っていくものだからさ”と、明るく朗らかに言わなければいけない。子育ては、子どもにとって親が太陽なんです。子どもは作物と一緒。あなたが燦々と輝いていないと、日陰にいたら、子どもは育たない。あなたの気持ちがうつってしまうのです。それに“子どもを生んで良かったのかな”という言葉。とんでもない!馬鹿者(鈴)!自己憐憫はいけない。それでは子どもが可哀想。“色々人生あるけれど、あなたがいてくれて良かった。来てくれてありがとう”という気持ちがなければ、子どもは太陽の光を吸収できない。そういう姿勢だと、これからの未来、幸せになれない。そこを変えればこそ、幸せな未来が待っているのです。まだ若いんだから。あなたに美しい綺麗な言葉を言うのは簡単。でも、本当にお二人のことを思ったら、強く言ってしまう。これからまた新たな出会いもあるかもしれない。けれど、こんな気持ちでいたら、世間でよくある連れ子が虐待にあっても、言うに言えなくて“自分も捨てられたらどうしよう…”という惨めな人生になってしまう。そうではない。“お母さんは自分で選んでいる。あなたはいてくれて良かった!これから未来を築こう!”と、男ができたら“私達と家族になれる人しか一緒になりません!”くらいの気位や姿勢が大切。媚びるんじゃないよ!と思うんです。あなたはシングルマザーという道を選んだのだから、それと同じような毅然とした態度で生きていかなければならないのです。今から変わりましょう!」


「就職活動を前に、人生の岐路に立っています。私は茨城県出身で、上京して芸術系大学のデザイン学科に通っています。上京した理由は“学ぶなら自分の好きな芸術を”“芸術系の中でも比較的就職に強い分野を”と思ったことと、東京への漠然とした憧れから。卒業後は茨城に帰ろうと考えておりましたが、東京にデザイン系の仕事が集中しており“道を極めるには東京へ就職するべき”という現実。それかれは“卒業後の選択肢を増やすこと”“就職”だけを考え、ひたすら勉学に励みました。成績も首席、作品が評価され、大手企業の方に認めていただけることもありました。一方でデザインに対してやりがいや誇りを持てず“自分に合ってないな?”と思いながら、今に至ります。そして今、決断の時がきてしまいました。大学で培ったスキルを使い、東京で就職した方が、故郷への依存を断ち切るにも自立するにも最適だと思います。しかし、離れて暮らすことで、両親や長年のお付き合いしている遠距離状態の恋人の大切さも上京してから学び、故郷の存在が自分の中で大きくなっています。私は“その道のプロを目指すより、学んできたことを故郷で生かす”ことを選び“茨城で就職する!”と、心に決めました。一方で“これは甘えなのではないか?”と思う自分もいます。江原さんのお考えをお聞かせください」というメールをいただきました。

江原さん
「お気持ちは分かる。けれど簡単なこと。自分が絶対に悔やまないと決めること。私は“良い人仮面”とよく言っているけれど“両親や、長年付き合っている人がいるから”と、自分に嘘を付いて、どこかで良い子になっているのであれば、それはいけない。“東京でやっていく自信がない、一人ではやっていけない”という心があるのであれば依存心。また、どんな仕事も生かせないことはないんです。人生に無駄はない。私もデザインを勉強していましたが、自分の書籍の装丁も決めて言いますからね。文字にしても、どういう字体にするか自分で決めるというのも、デザインをやってきたおかげだと思っている。極端に言うと、掃除や料理にも生かせるんです。一番大事なのは、よく考えて悔やまないこと。自分に嘘を付かない道。違うのであれば恋人に“ごめんなさい”と言えばいいんです。あなたを愛してくれていたら許してくれる。それに茨城のどこかにもよりますが、茨城は近い。何か理由付けをしているようにしか思えないんです。自分でよく考えて悔やまない道を選んでくださいね。これは、変わって言ってあげられない。私たちができることは助言。自分で極めてくださいね」


●江原啓之 今夜の格言
「悩むということは、反省のない姿勢なのです」
「間違いに気が付いたら、受け入れ正し、歩きましょう」

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2018/4/1
『おと語り』8年目に突入しました!
「世の中も新たな節目という感じで、新年度に向かう心の準備を整えているのではないでしょうか」という江原さん。
今日は「フレッシュな若い人のメール」をご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Manic Monday / バングルズ
◇さくら咲く / 江原啓之



「3つ下の大学生の彼氏がいます。付き合って一週間ほど。付き合う前から彼は“将来ヒモになりたい”と言っており、それを知っていて付き合いました。私は人の意見を否定する気も、無理に変える気もないし、結婚するかも分からないので、彼の“ヒモになりたい”という言葉は“あっそう”と思いながら、私から告白して付き合いました。なぜ彼のことが好きなのか。端正な顔立ち、恋愛経験がなく、純粋そうに見えた、主体性がないので周りの人からなんだかんだと助けられ好かれるところです。なんとなく彼の顔を見つめていたいなと思いました。ペットを愛でる感覚のようです。多分、彼は私が就職したら、私のヒモになりたいと思っています。馬鹿です。でも、これもひとつの生き方なのかと無理やり彼を正当化しようとしています。私は、今は結婚願望はないですが、これからは分からないし、そもそもヒモになりたいと言っている彼を好きでい続ける保証はない。こんな男と別れちゃって、彼にヒモを受け入れてくれる彼女を探させるべきですか?私は彼との付き合いで、得られるものはないのでしょうか。彼との付き合いは、感性をすり合わせる練習、無償の愛を与える練習だと思って過ごした方がいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「私も“あっそう”という感じです(笑)。まだあなたは22歳の大学生。この先、付き合っていって違和感が生じてきたら、その時にまた考えればいい。“感性をすり合わせる練習”だと、おっしゃっていることは正しい。彼は悪くない。“将来ヒモになりたい”と、自分で言っている。“君を助けてあげたい”と言いながら、ヒモになるヤツが一番悪い。彼は正直な人。頑張ってくださいね」


「父の事がどうしても好きになれません。理由はいくつかあるのですが、1つ目は性格の不一致。父はとにかく古風で新しい物を嫌う傾向があります。どんなにボロボロの錆びた自転車でも、何回パンクしても、新品以上の値段を出してでも“自転車屋さんに持っていき、修理してこい”というような人。要するに、とてつもなく頑固なのです。またものすごく小心者なところがあり、都合が悪くなるとすぐ声を荒げ、物にあたり、威圧的な態度を取ろうとします。更には小学校の先生をしているからか、言い方がくどく“なんで怒っているのか分からんのか”などと、こちらに考えさせるような言い方が多く、本当にイライラします。2つ目は父の遺伝です。大きく肉厚な鼻、ごっつりとした骨格、短い首、こもった低くて通りにくい声、黒い肌、全て父から受け継ぎ、今までたくさん辛い思いをしました。可愛いアイドルを見ると死にたくなります。中でも声が本当にコンプレックスで、少しでも騒々しい所に行くと声が掻き消され、会話になりません。そんなこんなで、私は父を本能的に避けてしまいます。存在が不快でたまりません。ここまで育ててくれた事に感謝はしていますが、どうしても好きになれません。今後どのように父と関わっていけば良いでしょうか」

江原さん
「簡単です。メールを読む限り、お父さんの悪い所はない。声を荒げたり物にあたるのはよろしくないが、私は、お父さん素敵だなと思った。何回パンクしても、新品以上の値段を出してでも自転車屋さんに持っていく。現代人は“買い換えた方が安いのに”と言うが、お父さんは物に感謝のある人。物に苦労している方はみんなそうだと思う。お金の問題ではない。視点が違う。あなたは“お金”で考えている。お父さんは“感謝”で考えている。そうすると、私はお父さんに軍配があがるんです。“考えさせるような言い方が多く”というのも、考える視点を与えるというのは宝です。“こうしろ”“ああしろ”と言われたら、思考できなくなる。それに遺伝はお父さんのせいではない。映し鏡。親が嫌いだと言う人は、実はソックリなんです。あなたが将来子どもを持ったとしたら、あなたも同じ事を言っていたりするんです。時間がかかるもの。少し時間をかけてゆっくりといくこと。この葛藤が大事。反面教師なのです」


「小学生の頃からの親友と縁を切りました。本音で話ができる唯一の友達でした。高校生になってから彼女は髪を明るく染め、ピアスもたくさん開け、タバコを吸い、年齢を偽って居酒屋でお酒を飲み、やってはいけないバイトをしたり…さすがに呆れ、暫く会うことを拒絶していたのですが“会いたい”と連絡が来て、約半年ぶりに会うことに。“もうこんな生活やめたい。どうしたらいいかわからない”と相談を受け、親友の癖に何も声をかけず距離を置いてしまった自分を悔やみ“本気で変わりたいと思っているなら、いくらでも協力するから”と、泣きながら励ましました。その後も私なりにたくさん考え、必死に彼女を後押ししました。ですが、彼女は学校でタバコを吸っていたのがばれ、学校を停学に。更に夜中に外でお酒を飲んでいるところを警察に見つかったり、不当な手段で大金を手に入れたり、彼女の行動は悪くなっていくばかり。親友の為だと一生懸命考えて提案して“頑張ろうね”と声をかけ“頑張る”と返してくれたのに全て嘘だったのかと裏切られた気持ちでいっぱいでした。“もうついていけない。ごめん”と、電話で縁を切りました。昔からの親友なので、本当にこれで良かったのかと思い返してばかりいます。もっと彼女に寄り添うべきだったのではないかと悩んでいます」

江原さん
「あなたは17歳。あなたは立派にやったと思う。人は、つまずく権利を持っているんです。そっと見守る期間というのも大事。17歳のあなたに言うのはキツイ言葉かもしれないが、期待しているというのは、依存心。成果主義になってしまう。だから、そもそも期待してはいけないんです。“もうついていけない。ごめん”と言ったのは悪くはないが、もう少しきちんと“あれほど言ったのに、あなたはなぜやらなかったのか”という理由を聞かせてもらってからが良かったかな。それでも変えられない彼女の何か生活習慣や環境などの原因もあるのかもしれない。“幸せな人は意地悪をしない”というのと一緒。誰しも品行方正に生きていきたいはずなんです。それが叶わない彼女の何か環境があるのかもしれない。だからといってそのせいだけにしてはいけないですけどね。“頑張る”と言った彼女のすべてが嘘だったわけではないと思う。こんな時に不謹慎ですが、私だって何度“痩せる”と言って、みんなが協力をしてくれたことか(笑)。それを何回も繰り返しているんです。その時の気持ちは本当だったんです。けれど環境的にダメだったんです。どうしても忙しくて不規則で、どうしても夕飯が遅い時間になったり…と、色々あったんです。言い訳はやめて、また頑張ります!」


「私は春から社会人です。私は大学までずっと共学で過ごしてきたにも関わらず、男性とお付き合いをした事がありません。肉体関係もありません。私の母親も男性に良い印象を持っていないようで“男は狼だから、結婚するまでは2人きりになるな”と言われて育ちました。彼氏は欲しいと思っていましたが、このままだと一生独身のような気がして仕方ありません。男性は、お付き合いや肉体関係の経験がない女性をどう思うのでしょうか。今後、彼氏ができたところで、男性との経験のなさに引かれないか不安です。私は将来、好きと思える人と結婚し、子供をつくり、家庭を築きたいと思っていますが、ここまで男性との関わりがないと、本当に結婚・出産ができるのか、と考えてしまいます。出会いはご縁だと思うのですが、ただご縁がなかっただけなのでしょうか。私に原因があれば教えていただきたいです。江原さんのご助言をいただけるまで『類は友を呼ぶ』『波長の法則』を信じて、素敵な方と結ばれるよう魂を高めていきます」

江原さん
「私は『愛のスピリチュアル・バイブル』(集英社)など、恋愛の本も出しているので読んでみてください。ちょうど今発売の『an・an』(マガジンハウス)でも“最後の愛に挑む”という特集をしています。恋愛をしていない人や、あきらめている人、“私はもういい”と言いながら本音でない人もいる。恋愛、結婚、親子、兄弟など色んな愛がある。あきらめていたもの、わだかまりがあったものがもしあるのであれば、もう一辺、最後の挑戦をしましょう。以前の放送でも話しましたが、今年は“爆発”の年。爆発もポジティブにとれば“奮起”や“挑む”ということにもなるのです」


●江原啓之 今夜の格言
「節目は、大切な新たなる決意の時です」
「悔やんでいても心は晴れません。歩むことで道は拓けるのです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
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◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ あなたの“違うだろぉ〜!!”と思ったエピソードのお便り
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◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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