2018/10/28
秋の夜長、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
今日は「エンジェルさんの特集」をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Monster / レディ・ガガ
◇月の伝言 / 江原啓之



「去年、娘とスペインへ旅行中、朝ホテルで着替えているとき、パンツのボタンがなくなっている事に気づきました。旅行中だし、目立たない箇所でしたし、娘も“全く分かんないから そのまま出かけよう“ということになり、そのまま観光へ出かけました。セゴビアを歩き終え、帰りのバス停で待合室の椅子に座って待っていました。目の前にゴミ箱が目についたので、椅子から立ってバックの中のゴミを捨て、座っていた椅子に戻ると、なんと!ボタンがあるのです!!糸が切れたままの、間違いなく私のパンツのボタンなのです。その日は歩き回り、お手洗いにも行き、数々の椅子に座りましたし、夏でしたので薄手のパンツ、生地に引っかかっていたなんては考えられません。これはエンジェルさんでしょうか?」というメールをいただきました。

江原さん
「エンジェルさんというよりも、念力ではないか。物品引き寄せ。もしかしたら、このスペイン旅行で聖地に行ったのかもしれませんね。そこでエナジーをギュッと吸収して、引き寄せる力を発揮したのではないか。スペインは、私も行ったことがあります。修道院跡のホテルに泊まったりしました。スペインは、かなりスピリチュアルな場所ですね」


「エンジェルさんメールです。私は7年前、愛犬を13歳半で亡くし、翌年には、父をガンで亡くしました。愛犬は子供のいない私達夫婦にとって、最愛の子供同然だったため、当初は重度のペットロスに陥ってしまい、父にも心配をかけさせておりました。生前、父は我が家へ遊びに来ると、愛犬を孫のようにとても可愛がってくれておりました。そんなふたりが他界し、数年経った頃でしょうか…。もう何年も疎遠だった従姉妹から電話があり、私に突然“ゴールデンレトリバーって飼っている?”と聞いて来ました。私が亡くした愛犬は、ゴールデンレトリバーです。話を詳しく聞くと、従姉妹の家に父が車で遊びに来た夢を見たそうです。帰り際、父の車の助手席にはゴールデンレトリバーを乗せていたそうです。従姉妹は“何故、ゴールデンレトリバーなんて連れているのだろう?”と、不思議に思ったそうです。実家に電話で聞いてみると“確か私が飼っている”と知り、真っ先に私に知らせてくれたそうです。そんな貴重な話を教えてくれた従姉妹に、とても感謝しました。これは父が、私の代わりに愛犬を可愛がってくれているから安心しなさい。という父からの伝言なのでしょうか。私は、父があちらの世界でも愛犬と共に楽しく過ごしていると思うと、安堵した気持ちで涙が止まりませんでした」というメールをいただきました。

江原さん
「“愛犬も自分も共に元気だよ”と、言いたいのでしょうね。良かったですね。こういうお知らせがくると嬉しいですよね。それだけ愛していたから、それだけ仲良くしていたからなのでしょう。ギスギスした付き合いをしていると、いいエンジェルさんもいない。こうやって幸せに優しく生きると、エンジェルさんのこういったことも訪れるということなのです」


「私は3歳の女の子のママです。その子が生まれる前に、不思議な体験をしました。壁を背にして寝ていると、夜中に背中をトントンと叩かれました。その時は不思議と怖いとかの感覚はなく、ちょうど誰かが“起きて、ねえねえ”という感じでした。その後、妊娠したことがわかり、妊娠した日はいつかなぁと調べると、ちょうどトントンされた日位だったので、もしかしたら子どもが“(お腹の中に)来たよ”と教えてくれる為にトントンしてくれたのかなぁと思っています。私は関東、両親と祖父母は東北に住んでおり、報告する為に電話をしたところ、あまり驚いておらず“やっぱり”と言われ、訳を尋ねると、祖父が2〜3日前に夢で“寝ていたら、どこからか赤ちゃんが現れ布団の中に入ってきた”と言って“私か姉のどちらかに赤ちゃんが出来たんじゃないか”と、秋田で大騒ぎしていたそうです。エンジェルさんは、そんなお知らせもしてくれるんでしょうか?夢で私より先に子どもに会っていた祖父は、子どもが生まれる1ヶ月半前に事故で亡くなってしまいました。祖父は生まれてきた孫の顔を見る事が出来ませんでしたが、夢の中で会ったのは私の子どもだったんでしょうか?祖父は孫の顔を見られていたんでしょうか?もし、エンジェルさんなら、エンジェルさんにとても感謝しています」というメールをいただきました。

江原さん
「こういうこと、あります。守護霊さんや祖父さん方が、教えてくれたりすることがある。総じてエンジェルさんです。赤ちゃんが生まれるというのは、こちらは喜ぶけれど、ひとつの経験と感動を、またその赤ちゃんもしなければならない。ただただ“おめでたい”ではなく“よろしくね”という視点もあるのだということを、忘れないで欲しいなと思います」


「エンジェルさんであってほしいエピソードがあるので、教えてください。全くくだらない、けれど、見方を変えるとゾッとする話です。いつものように、乾いた洗濯物を取り込みました。タンスに入れるときに気がついたのですが、下着がないのです。竿に通しているので、風で飛ぶことはありませんし、マンションの4階なので誰かが取ることもできません。しかも、周りからは見えないように干しています。私は一人暮らしなので、家族が片付けるということもありません。家の中に誰かが入ってきたのだろうかと思うとぞっとします。取り込んだときに風で飛んでしまったのでしょうか。あれから、2ヶ月経ちますが、出てきません。アラフィフおばさんの下着をエンジェルさんがほしいのであれば、あげます!もし、もし、エンジェルさんで“もう、いらないから返そう”なんて思ったら、生きている人なのか、エンジェルさんなのかが区別がつかないので、自宅の中に戻すのはやめていただきたいのです。屋外か、または、実家に置いておいてほしいです。または、風で飛んでいったのだと、江原さんに言っていただきたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、風で飛んで行ったのです!」


●10月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
10月生まれのみなさんは、建設の人。
人も心も人生も支える柱です。愛するから愛されます。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●11月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
11月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


◇ Dr.Recella城嶋さんへのお便り募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、
失敗談などみなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
城嶋さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「永遠のいのちがあるから、誠実に生きるのです」
「あなたはいつも見守られています」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 11月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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2018/10/21
急に肌寒い季節がやってきましたね。
「血がつながっていても、親と子の問題は複雑です。親子であっても、魂は別。家族というのは学校。魂の視点から見たら、生まれてくる魂は、みんな別個のところからくる。だから個性はみんな違う。似た人はいても、そっくりであったり、まったく同じということはないのです。みんな、見せ合ったり、鏡のように映し合ったり、反面教師になったりして磨き合っている。切磋琢磨。違って当たり前なのです。人はみんな淋しいから、基本、甘えで揉める。『渡る世間は鬼ばかり』が支持されるのも、どこの家もそうだからなのでしょうね」という江原さん。
今日は『親と子の問題』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Message in a bottle / ザ・ポリス
◇やからみち / 江原啓之



「私は今、実母と夫と子ども2人で同居中です。母はすぐカッとなり、怒鳴ったり、皮肉を言います。母は普段、料理を担当しています。我が家には3歳の娘がおり、母子手帳に“虫歯菌は家族の唾液から子にうつる”とあったので、料理を作る時に、味見をしたスプーンを料理に戻したり、おたまに直接口をつけて味見をしないように、母にはお願いしています。ある日、母がおたまからスプーンにうつして味見をし、そのスプーンをおたまの上に置いていたので“意味がない”と言ったところ“それならもう子供に食べさせなくていい!料理には毒が入っているからね。そんなに完璧にできるなら自分で料理を作れ!”と、部屋にこもって好きなドラマを見始めたので、私は母が負担している家事も全部やりました。するとドラマを見終わって機嫌が良くなった母は何事もなかったかのように、私に話しかけてきました。皮肉を言う母を心の中では嫌っていますが、家事をしてくれるので、私にはメリットがあるとは思っています。けれどストレスを感じます。民謡の合いの手のように受け流すべきでしょうか?それともタダで家事をやってもらっているので、我慢して付き合っていくべきでしょうか?暴言吐かれるのが嫌なら、もう同居はやめるべきなのでしょうか?このような人と付き合う際のコツなどがあれば、お教えいただけると幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「向こうも、あなたと付き合う際の方法を知りたいと思っているはず!メールを書いている側は、自分が絶対に正しいと思って書いてくるものですよね。私がお母さんの立場なら“たまには、そうなってしまうのは仕方がない。グチグチ言うな。だったら自分でやれ!”と言ってしまうかな。あなたは横着なんです。自分でやればいい。“こういうふうにして”“ああいうふうにして”と言うのは、いつまでも娘の立場で、母に甘えているということを思い知ってください。民謡の合いの手という話ではない。それは、相手が駄々っ子のような場合には、そうした方がいいということ。あなたも駄々っ子。“家事をやってもらっているので”というのは打算。幸せの数を数えてくださいね」


「私には、長年の悩み事があります。うちの90歳になる父のことです。父は、若い頃から、お家自慢が大好きで、延々と曽祖父が、いかに社会的ステータスがすごい人だったか、祖父がどれだけ高い身分だったかと言った話をずーーーっと、何度も何度も繰りかえししてきます。父がお家自慢を話すたびに“もうわかったから、やめてほしい”と言っても、やめようとしません。ものすごい苦痛です。私には年子の妹がいますが、妹もこないだ父のところに行った時、お家自慢ばっかりされたようで、すっかり心身ともにぼろぼろになってしまいました。もう、じじいの言うことなんか、ほっとけばいい…とおっしゃるかもしれませんが、本当に、本当に苦痛なのです。地獄の中で、お家自慢を聴かされている気分なのです。どうすれば父のくどいお家自慢をやめさせることができますか。ちなみに、家は父の代から、むちゃくちゃ貧乏で、お家自慢をできるような家ではありません」というメールをいただきました。

江原さん
「逆にそれが苦しかったのでしょうね。だから、お父さんはそういうことを言って、自分の苦労というものを語りたいのだけれど、ステータス自慢のようにして、浄化させているのでしょう。けれど、お家自慢ではなくても、お年寄りと接していると、同じ話を何回もするもの。私自身もやっているよな…と思って、怖いです(笑)。私は、それを聞いてもらうよりも先に“こないだ聞いた”と言って欲しい。ずっと聞いてもらった後に、気付いた時ほど傷つくことはないのです(笑)。また、あなたの気持ちも分かるけれど、段々年をとってくると、他人だと思って、ボランティアだと思った方がいい。それがダメならば、会わないこと。聞いているそばから立ち上がって、トイレに行ったりすればいい。けれど“時間”というものがあるから、少しでも接したいと思うのでしょう。それならば腹を括る。相手も耳が遠くなっていて分からないから、小声で“おぅ!地獄…地獄…”と民謡の合いの手法を使って楽しめばいいのです(笑)」


「先日、末期がんであることが判明した父(64歳)と、これからどのように接していけばよいか悩んでおります。父は昔から仕事一筋で、私が幼い頃からほとんど家にいたことがなく、家事や私たち姉妹の教育など、一切のことを母にすべて任せていた人でした。学校や地域の行事に父が参加したことはなく、また家族で旅行をしたことがありませんし、親子の会話も必要最低限のことのみ。そんな家庭を顧みない父に、母が独りで色々と苦労している姿を見て私は育ってきたので、父に対しては、以前から強い嫌悪感を抱いておりました。私が将来、結婚する際には父のような男性は絶対に選ばないとまで決めているくらいです。なのに、今、父を前にすると、ショックや悲しさで涙が止まらず、まともに父の顔さえ見ることができません。残された時間もあまり無いのに“父とどう接すればよいのか”がわからない状態で、毎日があっという間に過ぎてしまいます。どうすればいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「分かるな。けれど、お父さんのことで色々とあると思うけれど、好きでそうしている人はいない。これだけは言っておきたい。お父さんにもお父さんの色んな人生があり、表現のできないお父さんになっているのでしょうね。それに時間もないのですよね。“他愛もないこと”というのが大事。想い出を作る。亡くなる人たちが何を一番望むのかというと“忘れないで欲しい”ということ。だから、残りの時間、想い出を作る。お父さんにただ寄り添って、お茶を飲むだけでもいい。また、お父さんに聞いてみたいことを聞いたり、色々と話をしてもいい。お父さんがだんだん弱ってきたとしたら、体を支えてあげたり。その温もりも想い出になる。全部想い出だと思って、やる。それが必ず後になって、悔やまないことになる。けれど、愛する人のことは、たとえ、どんなことをしても悔やむもの。だけど、少しでも悔やまない為に、たくさんの想い出作りをすることが大切だと、私は思います」


「義理の母のことで、悩んでいます。私は10年前、北関東から広島に嫁に来ました。育児でいったん辞めた教職に4年前から復帰し、仕事は順調だと思います。ただ、プライベートが、心休まる空間ではありません。というのは、義母が必要以上に、息子家族である私達に干渉してくるのです。一緒に旅行に行こう、妹家族が来ているから、子ども達を連れて遊びに来い、運動会見に行こうかな、などなど。週末くらい、家族でのんびり過ごしたいのに、義母からの要望を断り切れず、受けてしまう主人。最初は良かったのですが、家族の中で、血の繋がりのない私は、疎外されることも多く、淋しくなり、孤独感が増します。義母のことで、主人とはいつも喧嘩になります。子どもの為にも、別れないで頑張りたいのですが、主人までもが私より義母を大切にしていると感じると、悲しくて意地悪を言ってしまいます。主人は、そんな私といるのが疲れたと言います。実家に帰れ、と言われました。私は、主人の為なら頑張りたいのです。でも、義母は変えることはできません。私が、受け流す術を身につけるべきでしょうか。それとも、別れるのが私達にとっては良いのでしょうか。疲れました。アドバイスを頂きたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「こういうこともよくありますよね。もちろん、あなたの自由です。別れたければ別れればいい。こういう話でいつも不思議に思うのは、別れるとか、そういう前に、一度、なぜ言わないのだろうかということ。日本人は、そういうところがある。夫婦だけで揉めて、別れてしまったり。義母さんの前で“私、こういうこと嫌なんです。少しくらい休みたいし、もう少し家族を大事にしたい。そうしたら夫がこういうことを言うんですよ”と言ったら、義母さんは、まず、自分を大事に息子が思って、言ってくれているのが嬉しいと思うんです。人間はそこで愛の電池が貯まる。すると“ごめんね。私が余計なことをしました。あなたたち、ちゃんとやってください”と、少しは遠慮してくれるようになり、息子にも少し諌めてくれて、“○○さん、ごめんなさいね”と言ってくれると思う。それもない家なのであれば、別れた方がいいのかもしれませんね。けれど、そんなことで“実家に帰れ”という旦那さんも旦那さん。旦那さんが悪い。旦那さんの口が足りない。“ちょっと我慢してくれよ”“今日はいいだろ”と言えばいいし、奥さんサービスが足りない。日本は、こういう男が多すぎる。それは、母親が悪い。何でもかんでもやってあげるから、自分で何もやらなくて良くなってしまう。水が欲しいと言う前に水が出てくる。だから、自分から何も言わない。サービスができない。こういうダメ男を作るのは、世の中のお母さん。その因果があなたにも返ってきている。これを聴いているお母さんたち、未来の女性たちの為に、いい男を作りましょう!!」


●江原啓之 今夜の格言
「親子であっても、たましいは別です」
「大切なのは血縁ではなく、絆なのです」

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2018/10/14
暑くなったり、寒くなったり。みなさま、体調は崩されていませんか。
「『いじめ』は、時代と共に、その内容も複雑化しているようです。時代で変わったりもするのでしょうが、どのような悩みでもシンプルに捉えていくことが大切。無駄をそぎ落とすことも大事なのではないかなと思うのです。
こういうご相談をいただいて思うのは、すべては“親だな”と思うのです。親が“何とでもなればいい”とドシンと構えていることが、どれだけ子どものお守りになることか。
俯瞰の目を持つことと、シンプルに捉えること。そうすれば、何とでもなる。狭い視点の中で喘いで生きていることがもったいない。空を見てごらん。美しい空がある。土を見てごらん。いっぱい色んな物が生きている。頑張ってくださいね」という江原さん。
今日は『いじめ』『ひきこもり』『不登校』などの深刻な問題をとりあげました。

今夜お届けしたナンバー
◇Heart of Gold / ニール・ヤング
◇さくら咲く / 江原啓之



「長男の不登校について相談です。本人がどうしても行きたいと決めた私立高校。サッカーを続ける約束で、専願で入学し、毎日頑張っていました。成績もアップし、2年生のクラス替えで、勉強も難しいクラスに移り、本人もその環境には満足している様子でした。しかし、少しずつ提出物に追われるようになり、サッカーを休むようになっていました。期末テストの前日、普通に過ごしていましたが、明け方、急に居なくなり、朝から大騒ぎ。警察にもお世話になり、タブレットの位置検索で検索すると、なんと“東京都渋谷区”。一人で大阪から東京に失踪したのです。3日後に見つかりました。帰ってからはというものの、すっかり意気消沈。カウンセリングにも行っていますが、本人は、今の学校に行きたくない気持ちがあるとのこと。モテ線の今風の顔なのに、学校ではマスクをして長袖をきて隠している感じ。一番驚いたのが“トイレでお弁当を食べている”ことが分かったこと。“寄り添うように、フリースクールなど見学を”とアドバイスをいただき、一緒に見学に行きましたが、本人の意欲が感じられず、夫婦共々、手詰まり状態。東京失踪以来、外出しなくなり痩せてしまい、引きこもりになってから、もう2ヶ月。何を聞いても“分からない”と答えるだけで、何だかつかみ取れず、肩を落としています。良いアドバイスがあれば教えていただきたいです」というメールをいただきました。

江原さん
「親御さんやご本人にしみたら、深刻になるのはすごく分かる。けれど、こういった時は、長く、大きな俯瞰した視点が大事。無責任なようですが、たかだか“高校”。行きたくなければ、行かなくていい。命より大切な学校はどこにもない。生きることを喜んでいくことが、まずは大事。難しいと思うのは“専願”。通常以上に難しいですよね。そして学業もできる。若い人にはプレッシャーがかかってしまう。真面目であればあるほど、余計に煮詰まってしまうと思うんです。“どうでもいいや”“いい加減でいいや”という気持ちがあれば、乗り越えられたのでしょうが、なかなかそうもいかないのでしょうね。どの親もそうですが、親御さん自身、追い詰めてしまうところがある。けれど、今となればフリースクールを見に行ったりしたりしているようですが、そこまでの段階になっているのであれば、のんびりいきましょうよ。人生なんて遅れたっていいんです。例えば、ご病気になって一年、二年と遅れる人もいる。色んなパターンがある。人生、何もみんなと一緒のスタートやゴールでなくてもいい。そう考えれば楽になる。『ひとつだけの花、人と比べても意味がない』とみんな歌っているのだから、それを日常の中で生かさないと。トイレでお弁当を食べたり、マスクをしたり。人間不信ですよね。人間は、サングラスやマスクをするだけで、どこか安心するところがありますよね。今の若い人は、風邪を予防するのでも何でもないマスク率、高くないですか?ある種、SNSも同じ。自分を真っ当に出さず、匿名だったり。悪く言えば、人がみんな卑怯になる。別の言い方をすれば、人がみんな弱くなっている。人間不信がどんどん強くなっている。お子さんの悩みというところから少し離れて、家族全体、人間としての生き方や、“何がいいのか”ということを考える素晴らしい起爆剤だと考えるといい。親御さん・家族の人生観を考えてみる。人生には無駄がない。マイナスばかりではない。必ずプラスがある。何でもかんでもうまくいってしまうと、何も考えず、後になってドッとくるかもしれない。一番大事なことは、子どもを信じること。信じるというのは“こうなって欲しい”という願望や、プレッシャーで信じるのではない。“この子は必ず、人間らしく、自分を表現して生きていってくれる”ということを信じていくことだと思うのです。“寄り添う”と言いながら、せっつく人が多い。生きてさえいればいい。責任主体。将来、食べてさえいければいいのです。“こうじゃなきゃいけない”という時代ではない。高度成長期ではない。親がそういう時を育っているから、どうしても“成果主義”になってしまうのです。寄り添って待ってあげましょう」


「私は小学校から中学校の約7年間、いじめを受けていました。思い出したくないほどの嫌がらせをたくさん受け、友達と仲良くなることがトラウマになっています。大学生の今、いじめられることもなくなり、友達もできました。毎日すごく楽しいのですが、ふと孤独を感じてしまいます。その友達が大好きだからこそ、私といない方がきっと楽しい、いつか嫌われてしまう、誰も私を必要としてない、そんな風に考える私は、死んだ方がいいんじゃないかと考えてしまいます。どうしたらこの孤独感から抜け出せますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「“死んだ方がいいんじゃないかと考えてしまう”というのは被害妄想に入ってしまっていて、よろしくない。甘えの愚痴としては聞いてあげますけどね。すべて捉え方の問題。“孤独感”という考え方をまず捨てること。それが当たり前、普通なのです。“孤独”ではなく“孤高”に生きることが大事。人はみな、一人。一人で生まれてきて、一人で死んでいく。双子であっても出てくるのは別。一緒に死ぬといっても、同時には死ねない。あの世も違う。そういった意味ではみんな一人なのです。また、あなたは減点法で生きている。友達もできて楽しいけれども“私がいない方がきっと楽しい、いつか嫌われてしまう”と、どんどんマイナスに減点していっている。不幸の数を数えている。“孤高”に生きるということは、すべて加算法。ないのが当たり前。あなたが逆の考えを持っているということは、逆に言うと“すごく期待している”んです。“加算法。なくて当たり前”と思っていたら“あなたのこと大好き”と言われたら“加算!その分頑張ろう!”と思う。親切にしてくれた。“お誕生日おめでとう”と言ってくれた。全部が加算法になる。そうすると感謝しかない。見方をまず改める。ベクトルが逆。いじめられた記憶は、消えない。消そうと思ってはいけない。もしも認知症になったとしても魂には刻まれている。冒頭の言葉のように“幸せな人は、意地悪をしない”のです。いじめられた人は“自分に原因があるんだ”と思いがちですが、違います。いじめることは何があったってダメなんです。いじめる人は、不幸せな人だから“気の毒だな”と思えばいい。そして、みなさんこれを覚えておいてほしい。人をいじめる人は、誰かにいじめられます。または、いじめられたことが必ずある。その人自身、何もないということは一人もいない。私は断言します。あなたもそこまでの経験をしているのだから、まず、視点を変えること。そうすると毎日“感謝”しかないのです。頑張ってくださいね」


「私は今年の春から高校一年生になりました。学校生活はとても楽しく、行くのが毎日楽しみです。ですが、部活の時間になると、とても憂鬱になります。なぜなら3年生の先輩に嫌われて、私にだけきつい態度をとってきます。他の子には怒らないのに、私が少しできなかっただけでブツブツ言ったり、睨んだりしてきます。そのせいかほかの部員からは距離があり、仲がいいとはいえない状態です。3年生は約1ヶ月後に引退ですが、あと1ヶ月が耐えられません。親にそのことを言っても、“私自身が変わらないといけない。弱くいるから、そんなことされるんだ”と言われました。そんなことはわかっています。でもそれが直せないから相談しているんだと言いたくなりました。顧問の先生も察してはいますが、何も言ってきたり、聞いてきたりしません。学校に相談できる友達はいますが、何度も何度も相談するのは悪い気がして、誰にもこの気持ちを言えません。江原さん私はどうすればいいのでしょうか。親が言ったように、私自身が変わらなければいけないのでしょうか。気持ち的にもそろそろ限界です。どうか助言を貰えないでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「無責任なようですが、バックれなさい。とにかく出ない。そういう表現も大事。それで続けたければ続ければいいし、続けたくなければ辞めてしまえばいい。悪いことを言うようですが、高校の部活。それで人生が変わるわけではない。やりたければ学校以外でも、他所のところでもできる。先生も先生。言ってこないと何もしないんです。だから休んでバックれて、先生に何か言われたら“こうだ、ああだ”と、はっきりと言えばいいんです。ちょこちょこ言ってはいけない。一遍に言った方がいい。そしてあとはスッキリと違う顔をして“みんながどうするのかな”と思っていた方がいい。堂々としてください。あなたが悪いことをしていないのであれば『泰然自若』なのです」


●江原啓之 今夜の格言
「幸せな人は、意地悪しません」
「最も大切なことは、生き抜くことです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
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2018/10/7
『おと語り』は『ことたま』を大切にしている番組ですが、今回『言葉』にまつわるメールがたくさん届いています。
「冒頭に“言葉ケチは、大切な愛を失います”とお伝えしましたが、最近“言葉”が足りない人が多い。ボキャブラリーが少なく、自分の表現を上手に伝えられない。“言わないでも分かってよ”と、みんなが甘え状態。それではうまくいかない。今の人は本を読まない人が多くなった。もう少し上手な表現も必要だし、伝えなければいけないことは伝えないといけない。人間関係、それが原因で終わってしまうという悲しさもあるのです」という江原さん。
今日は『言葉』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Think / アレサ・フランクリン
◇思考に気をつけなさい / 江原啓之



「私は、いつも言葉に気をつけて話しているので、やや遅い喋りになってしまいます。20代の頃、考えもせずズケズケ物を言い、人を傷つけようなどと思って話をしていたわけではないのですが、たまに、友人から“傷ついた”と言われることがありました。悪意はないので、きちんといつも謝罪し、反省し、考えていきついたのが、ゆっくり考えて話すということです。おそらく、他の皆さんは、考えて早く話せると思います。自分では、こんなに考えて話しているのだから、もう、人を傷つけることはないだろうと思っていました。ところが、心から“素敵だな〜”と思い慕っている女性に“素敵ですね。私には、とても似合わないです”と、言いました。すると“嫌味だ”と言われました。嫌味なんて言うつもりありません。そして、その方だけでなく“嫌味だと思っている人が他にもいる”と言われ、“好かれてはいない”と言われました。“女性に嫌われるタイプだ”とも…。ショックで呆然としてしまったのですが、江原さんがいつも教えてくださる魔法の言葉。理性的に考える…。理性的に考えると、人を褒めすぎないことが大事なのでしょうか?私の言葉で、人を不愉快にしてしまうところがあります。直したいと思っています。アドバイスお願いいたします」というメールをいただきました。

江原さん
「これは直すというよりも、感性を磨いた方がいいかな。本を読んだり、映画やお芝居を観たり。“素敵ですね”でやめておけばいいのに“私にはとても似合わないです”というのは、ケンカを売っているように捉えられてしまう可能性がある。あなたの場合“言葉ケチ”なのではなく“一言多い”。言わなければいいのに。あなたにお伝えするならば“自分は捨てなさい”。“私には似合わない”という“私”は、常にいらない。“私は”とつけるのは、どんなことでも嫌われてしまう。たとえば“それ美味しいよね。私は食べないけど”と言われたらカチンとくる。これだけ覚えているだけでも、大分違うと思いますよ」


「この間、中学生の我が子より、なんとも言えない話が飛びこんできました。授業の一環なのでしょうか。“隣の席の人の良いところを書き出そう”というようなものがあったのだそうです。そのお子さんは“お前はつかみどころがないんだよなあ。勉強は出来ないだろ?脚は遅いだろ?思いつかないんだよ”。それから“あえていうなら、人に差別しないところ”と。我が子は、一瞬、言葉が出なくなってしまったそうなのです。私は、不思議でなりません。『人を差別しない』。一番大切で難しい事じゃないのかなぁと。脚が遅い、勉強ができない?捉えどころがない?何故、内面的な良さを探してあげないのだろうか、と。まるで、成績表の項目の様に感じてしまいました。私も、未熟者で人様のことを評論家気分で言ってしまうこともあり、とても言えた柄では無いのですが、本当に違和感があります。最近は、最新のゲーム機を持っていないと、仲間外れになったり、ひどいと“時代遅れ”などと言われて泣かされたりするケースもあるようです。私が思春期を育った頃と、何かが違うように思えてなりません。批判家母ちゃんですみません。江原さんは、どう思われますか?」というメールをいただきました。

江原さん
「理屈っぽい(笑)。違和感があるでしょうが、そんなことをグジグジ言っていると、子どもがそうなってしまう。“お前はつかみどころがない”“勉強ができない”“脚が遅い”というのは差別。“あえていうなら、人を差別しないところ”と言っているその子も、後々になれば、その子自身が差別をしていて、あなたのお子さんが“差別をしないところが素晴らしいことだ”ということに、いつかきっと気付いてくれる。差別をしないことは素晴らしいのだから“あ、そう。素晴らしいね。良かったじゃん”と、子どもに言ってあげればいい。それを“成績表のように…”とあなたは思ってしまう。世の中は、すべて正しいことや、綺麗事ばかりではない。間違ったことも山程ある。お子さんも“不条理”というものに、あえて取捨選択をして、生きていける力を持たないといけない。“不条理なことを言うね。そういう子は、自分自身で気付いていないんだね。差別しないって素晴らしいことだね”と、あなたは褒めてあげればいい。“最近は、何かが違うように思えてならない”と言うけれど、この世は、そんなことをすべてなぎ倒してはいけない。昔は昔で違和感はいっぱいあった。今だから違和感が多いというのも違うと思う。偏見。それよりも捉え方しだい。子どもは強くさせなければダメなのです。でも、あなたも批判家だということもご自身で分かっていますからね。頑張ってくださいね」


「夫婦共々、江原さんにドハマりしています。ファンとして“江原さんに文句を言いたい”と、メッセージしました。結婚3年目です。まず愚痴を言う前に嫁を褒めさせてください。嫁は美人で賢くて優しく、愛情深く、江原さんが大好き。ですが嫁は家事全般が嫌い。掃除洗濯をしない。料理はたまにしてくれますが、不味い。共働きなのでお互い分担が必要ですが、それにしてもやらない。“賢い”と褒めましたが、何が賢いかと言うと、私を褒めまくって家事をさせるよう誘導していること。アホな私は、最近それに気づきました。洗濯物が溜まったので洗濯をしておくと、嫁が、すかさず“わぁ!いつもありがとう!助かる〜。よく気づいてくれるね!”。いい気分になってやってしまいます。料理もたまに作ってくれますが“ごはん作ったよ!でも美味しくないかも…私、料理下手でごめんね〜”と可愛く言ってくるので“おいしいよ!作ってくれてありがとう!”と言ってしまいます。不味くても不味いと言わせない。このもどかしさ。もっと掃除してほしい。洗濯してほしい。料理ももっと作ってほしい。欲を言えば美味しい料理を作ってほしい。でも、嫁に褒められると嬉しくてやってしまう。江原さんのせいです。なんだかもどかしいですが、のせられて生きていこうと思います。これからも応援しております」というメールをいただきました。

江原さん
「私の“せい”ではなく“おかげ”!結局ノロケですね。バカップル〜(鈴)!ご馳走様です。これからも、仲良くやっていってくださいね」


「江原さん主催の東京オペラ『夕鶴』二日目、3階席から見させていただきます!オペラは初めてなので、とても楽しみです!江原さんが主催してくださったからこそオペラを観る経験が出来る!ありがたいです。大好きな、ノンアルコール飲料を断ち、100円×30日×4ヵ月=12000円!オペラチケット、購入です♪」というメールをいただきました。

江原さん
「有難いです!まだあまり言えませんが、今回の演出や舞台装置もとても美しいんです。オペラは総合芸術。音楽・美術・照明・演技などのすべての要素がある。クラシックは遠くに飛ばす声なので、実は、会場の一番上の席の方が、声も全体も楽しめたりもする。歌い手の表情などを見たければ1階もいいけれど、全体を見たかったら2階、3階もオススメです。全部で5公演あるので、1回目は前の方で、2回目は後ろの方でというのはいかがでしょうか。ノンアルコール飲料もいいですが、何杯でも増やせる麦茶も美味しいし、体にもいい。同じ麦でも麦茶に変えたらどうかしら。それに負けないくらい、魂に良いエナジーや宝物が得られるよう、私も演者たちも頑張っております!ぜひ、みなさん、いらしてくださいね」

『夕鶴』詳細はこちら




●江原啓之 今夜の格言
「言葉ケチは、大切な愛を失います」
「愛を伝えてこそエナジーが開花します」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 10月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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