2017/5/7
ゴールデン・ウィーク、みなさまいかが過ごされましたか?
「“夫婦”が一番強い波長の法則の表れ。類は友を呼ぶ。自分を映す鏡なのです。相方を見れば、自分が見える。深い学びがそこにはあるのです」という江原さん。
今日は「夫婦の関係」をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇SOS / アバ
◇やからみち / 江原啓之



「先日の放送で、結婚して1年になる旦那さんと夜の生活がないけど子どもが欲しくて困っている方がいらっしゃいましたね。私は結婚6年目ですが、恥ずかしながら私も夫と最後までできた事はありません。毎日一緒に寝ますし、出かける時はいつも手をつないで歩くので、仲は悪くないと思います。私も夫も子どもが欲しいけど、お互い下手なせいもあり、なかなか上手く最後までできなくてイライラしたり、焦ったりの毎日でした。養子でもいいから子どもが欲しい、どうしても子育てを経験したいと思っていた頃、シリンジ法というものを知り実践したところ妊娠し、現在妊娠7ヶ月です。ネットなどで調べていただけたらと思いますが、シリンジ法とは自己人工授精の事で、難しいものではありません。しかも病院の人工授精とは違い、費用もあまりかかりませんので、挑戦されてみては?と思います。同じような悩みを持つ私も妊娠できたんだから、きっと相談者さんも素敵なママになれる日がきますよ。大丈夫ですよ。頑張ってくださいね。応援しています」というメールをいただきました。

江原さん
「ごく普通に夫婦生活ができればいいなとは思いますが、人それぞれ様々な事情がある。痛みが分かった上での応援ですね。シリンジ法というのがあるんですね。病気によって勃起不全の方もいらっしゃるし、女性でも苦痛でしかないという方もいる。相手を嫌いではなく愛してはいるけれど、どうしても痛みが伴う場合もある。また、人によっては過去のトラウマという方もいる。一番大切なのは、心がつながっているかどうか。目的がお互いに子どもが欲しいという事であれば、シリンジ法というのもいい方法だと思います。同様のご夫妻は救われるような気持ちになると思います」


「私は今年50歳になる主婦です。私の場合は、主人と7年以上レスに近い状態です。思い切って主人とレスについて話し合った事があり、お互いに思っていた事の誤解などがとけ、あまりセックスしない代わりに、いっぱい日頃のスキンシップはしようねと話し合え、より一層、毎日ハグ、キス、夜、主人が寝る前に足裏から全身マッサージをして、オーラ交換をしています。特に夜マッサージをしていると、リラックスするみたいで、会社であった事や、日頃考えている事などを話してくれます。マッサージは、元々は主人がうつ病になって復帰できた後に、疲れがたまると再発しやすくなるかもしれないとやり始めた事だったのですが、喜んでくれているようです。最初は人と比べて落ち込んだりする事がありましたが、人と比べてどうかよりも、自分たちの生き方を楽しめるような雰囲気作りをオリジナルで編み出す方が良いと感じています。人それぞれ状況は違うと思うのですが、たくさん笑って、そして自分が家族を笑い転がらせるくらいのユーモアを毎日の中で見つけていけたらいいのかなって思います」というメールをいただきました。

江原さん
「仰る通りですね。特に日本人は、情報に振り回されやすく、平均というのが好き。特異というのが苦手で焦ったりする。あなたのご意見はごもっとも。それが一番、心の中の平和を作れると私も思います」


「妻との関係に悩んでいます。結婚して9年。男の子が一人おり、幸せに暮らしております。けれど最近、夫婦ゲンカが絶えず、疲れてしまいました。原因は、私の自分勝手な行動や配慮のない行動。妻は子どもが生まれてから子育てに奔走し、自分の時間もなく頑張ってくれていました。私はその事に気付かず、しっかりと仕事をし、少々の家事くらいしか手伝えませんでした。ケンカをしても数日後には仲良くなっていたのですが、昨年の暮れに妻が低音性難聴に。ストレスと疲労が原因だと診断されました。子どもも、もう一人欲しいのですが、ずっと拒否されています。そんな中、先月スキー旅行を終えた後、妻がとても不機嫌そうだったのでLINEで原因を聞くと“車の運転が荒い。スキンシップをとる内容のメールを送らないで。色々ストレスで疲れています”との内容。それ以来、私を避けるようになりました。私は反省し、関係を改善しようと家事全般を頑張ったりコミュニケーションを取ろうと努力しましたが、妻は子どもと2人で出かけたり、小遣いをくれなかったり、避けるような生活がずっと続いております。妻に感謝し反省して自分を変えようとしていますが、私自身を拒否され認識してくれないような気がして、不信感があります。少し距離を置こうと思っております。私はどうすれば良いでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「ラジオをお聴きの女性のみなさんは“こういう人ってウザイ”と思うかもしれない。申し訳ないけれど、奥さんの気持ちがちょっと分かる。“原因は、私の自分勝手な行動や配慮のない行動”と言っているけれど、これは奥さんから言われた事じゃないかな。自分の頭の中の納得で、心では理解できていない。“私はその事に気が付かず、しっかりと仕事をし、少々の家事くらいしか手伝えませんでした”というのも“私、すごく働いています。だから家事、少ししかできませんでした。そんな私が悪いんですよね”と、嫌味ったらしく聞こえる。お小遣いをくれなかったりするのは、嫌がらせ。でも、嫌がらせをするうちは花。分かって欲しいから。分かって欲しい気持ちもなくなると、嫌がらせもしない。ニッコリ笑って“さようなら”となる。その狭間かな。“少し距離を置こうと思っております”というのは、奥さんが聞いたら“やっぱりそれが本心だろ!ほら、オマエはそうヤツなんだ”という奥さんの声が聞こえてくるような気がしてならない。“私はどうすれば良いでしょうか”というのも“ほら、やっぱり分かっていない。そんなオマエが嫌なんだよ”というのが心の声ではないでしょうか。家事をしたから、旅行に行ったからではなく、奥さんは“心”なんです。そのアドバイスを踏まえて、もう一度反省をしてみる。『おと語り』を悪者にしてもいい。こう言われたと。それ自体を聞こうとしなかったら、もう終わりかもしれませんね。もう、ウンザリなのかもしれない。そうではなく“そうよ。あなたは心の部分が分からないんでしょ”と言われたら、まだ脈があると思う。行動をすればいいというだけではない。“心”という部分で寄り添う事を勉強していったらいいんじゃないかなと思います。奥さんも母性本能があって“こういう人にも心を教えてあげよう”と思えているうちはいいが、自分の子どもを持ったら変わる。子どもが大事。今までは、そういうあなたを育みたいという母性が奥さんにあったのかもしれない。そろそろあなたも自律しないといけないかな。もう一度トライしてみる。自分だけが可哀想だという自己憐憫になっては良くないなと思います」


「私は今、結婚1年2ヶ月目ですが、主人から離婚調停を申請されており、今日1回目を終えました。転勤族の主人について行く為、住んでいた所も仕事も辞めて、半年前、慣れない土地へ越してきました。越してきてわずか3ヶ月目で離婚したいと言われました。理由はとにかく一緒にいる事が無理!との事。離婚しても帰る所も住む所もない。それをどう考えているのか訊くと“それは自分で勝手についてきただけで、あなたの責任です”と言われました。私は離婚したくないので、2回目の調停をしても不成立になると思っています。でも、私の執着が主人も私自身も苦しめているのかと思う気持ちもあります。離婚と言われる数週間前には、手をつないで公演を散歩したりしていましたし、小さな夢をテーマにカードに書くコーナーで、永遠に妻と一緒にいたいと書いてくれたりと、ほんの少し前までそう言ってくれていた人が、そう簡単に気持ちが変わるのでしょうか。そんな事は忘れて、前に進んだ方がお互いの為なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「別れるべきですね。これだけ早く分かって、返って良かったではないかと。“勝手についてきただけで、あなたの責任です”という言葉で、その人が表れているから、それ以上、問うたところで無理。けれどあなたの勝手だけではなく双方の問題。ちゃんと慰謝料をもらう。一方的にご主人が言ったのだから“戻って生活が成り立つだけの責任は果たしてください。それにより離婚に応じます”と理性的に言った方がいい。また、弁護士さんにしっかり相談する。権利主張して義務果たさずではダメ。そこは旦那さんに問題がある。ただ、こういう人を選んでしまったあなたにも問題はある。これを学びとして次に絶対に幸せになってくださいね」


●江原啓之 今夜の格言

「夫婦は気付きの鏡です」
「感謝の数を数えて乗り越えます」

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