2017/5/14
昼と夜の寒暖差が激しいですが、みなさま体調崩されていませんか?
「人は誰でも人生の中で後悔する出来事ってありますよね。けれど、あとは前進しかない。後ろを振り返ったって戻れない。“後悔”と“反省”は違う。“後悔”は自己憐憫。“反省”をしたら、改めていこうと前向きになるものなのです」という江原さん。
今日は『後悔と反省』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇When I was your man / ブルーノ・マーズ
◇愛の日 / 江原啓之



「昨年、私は第二子を予定日より4ヶ月近くも早く、1000gに満たない男の子を出産しました。この週数では50%の生存率と言われましたが、何とか頑張ってくれて生き延びてくれて、今は少しずつですが、元気に成長してくれています。振り返ってみると、妊娠中の過ごし方が完全に私の不注意だったなと確信していて、なぜあの時こうしなかったのだろうかと、本当に悔やむ毎日ですが、元気に少しずつでも成長してくれている姿を見て、今、私は絶対この子を守るぞと思っています。小さく生んでしまった事は本当に申し訳なく思っていますが、息子には入院中から本当に今まで感じた事のない深い感情を経験させてもらいました。友達に出産の報告をした時も色んな人がいて、根掘り葉掘り興味本位で聞こうとする人、そってしておいてくれる人、私が話をするまで待っていてくれる人がいて、そこで改めて、今までの自分はこの人と同じだったなとか反省させられたり。私の様に早産になってしまい、予定日より早く生まれてきてしまう事にはスピリチュアル的にみると、どういう事なのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「何事にも意味はあるのですが“スピリチュアル的にみると、どういう事なのでしょうか”と思えるくらい余裕が出たのでしょうね。ご自身、悔やんだりもすると思いますが、それでも早産にならない時はならないんです。どういうふうに生まれてくるのかというのも結構決まっていたりするもの。確かに故意というのもある。けれどあなたの場合は、子どもさんがいらなかった訳でもないし、大事に思っている。無防備で、ちょっと意識が足りないところがある人だから、こうやって生まれてきて、細心の注意を払うようにさせられ、学ぶという事がある。人生は無駄がない。それで、子どもへの愛おしさがより深まった。こうやって親になっていっている。神様のシナリオはすごいなと思うんです。あまり自分を責めずに、前を向いて良き親子の絆を育んでいっていただきたいと思います」


「数カ月ほど前に仕事を辞めました。辞め方が今でもずっと気になっています。引き継ぎもせず、後処理も何もせず、全部を丸投げ。しかも無断欠勤をした上に。自分の面子を守る為に、嘘も塗り固めました。“もう、あの現場で仕事をするのは無理!”と、突発的な行動で休み、そのまま会社を辞めてしまいました。根本的な原因は、私のプライドの高さだと思います。能力がなく、仕事ができなくて、上司に怒られる姿を見られたくないという思いがありました。やめる数ヶ月までの勤務態度も最悪でした。周りにどう思われるか気にしてビクビクし、公私が分けられずに仕事をし続けていました。“なんであんな事をしてしまったのだろう”と、後悔しましたが“もう過ぎた事だししょうがない。次に進まないと”と、思いこもうとしました。けれど、自己嫌悪や罪悪感が消せません。一緒に働いていた現場の人に迷惑をかけ、会社間の信頼の問題や、金銭的な問題でも迷惑をかけたと思います。それでいて私は未だに良い人だと思われたい気持ちが消えません。プライドと理想ばかりが高く、周りの意見に振り回され、自分の事ばかり考え、幼稚で礼儀知らずの自分が嫌になります。“頑張ろう”と気分を上げてもすぐに急降下して、不安が渦巻いてしまいます。どうか私に喝を入れてください。怒ってください」というメールをいただきました。

江原さん
「私は怒りません。なぜかというと、ここで怒られる事を免罪符にしようとしているから。自己憐憫。でも大丈夫。これからあなたが蒔いた種は、あなたが刈り取るように返ってくる。人から無責任な形で放棄されたり、あなたが今度苦しむ事で、あなたが学ぶ事になるから安心してください。悔やんだりしなくても大丈夫。あなたには償いが待っています。未来を頑張って進みましょう!怒ってもらってもあなたの気は晴れないでしょう。ちゃんとそれをよく理解して、これからはそういう事がないようにする事です」


「私は介護の仕事をして頑張っています。旦那とは昨年8月に離婚をし、私が子どもと2人で暮らしています。介護の仕事をしていると、色んな人生を見ては学びだなと思い、自分自身も家族を大切に思い、反省をしながら頑張って生きていくつもりだったのに、旦那に三下半を下され、私なりに頑張ったものの、旦那には嫌われて離婚してしまいました。今でも昔を思い出すと、旦那に申し訳ない事をしたのだなと反省しています。私は旦那の人生を台無しにしてしまった。不幸にしてしまったのだと思うと、申し訳ない気持ちが止まりません。旦那を不幸にしてしまった私は、これからどう償って生きれば良いのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「“マイペース”と言えば良い言い方。悪い言い方をすれば“自分勝手さん”。頑張っているんだと思います。けれど、こういう頑張りは、自分だけを見ている。“介護の仕事をして頑張っています”というけれど、みんな仕事を頑張っている。特別感を出されると、ちょっと…と思ってしまう。私の一番嫌いな言葉。“私なりに頑張った”。反省をしていない。“私、すごく頑張ったのに、旦那にはどうも嫌われちゃった。嫌った旦那が悪い”と聞こえる。“私なり”という言葉を使う人は“これでいいでしょ”と感じる。仕事でもそう。“あなたなり”は、私は全然有難くない。“私なりに”という人は苦手。そこから有無を言わせず、客観性がなく、主観でしかない。この言葉は意外と厚かましい。もう少し内観して、自分を見つめるべきではないかと思うんです。頑張ってお仕事もしているし、お子さんもいて、これから前を向いて行かなければならない。自分の問題点をちゃんと見ないといけない。反省してこそ前進。自己主張ばかりでは、今度はお子さんとぶつかる事になる。“旦那に申し訳ない”という事は、身勝手に生きてきてしまったという事なのかもしれませんね。“どう償って生きていけば”と、償いを先に思うくらいならば、もう少しそういった事を理解して、お子さんや周囲の人など、相手への思い遣りを持って、心を通わせていく事が大切なのではないでしょうか」


「私はとても食いしん坊なのです。日本には四季があり、季節の旬の食材がいっぱいあります。春は菜の花、ふきのとう。そして主役は何といっても!たけのこです。先日、主人と二人で和食のチェーン店に行きました。メニューに『春御膳』と題し、たけのこごはんの定食が!私は、早速注文しました!けれども私の期待も虚しく、残念な味でした。美味しいたけのこご飯が食べたい。その一心で帰りにスーパーでたけのこ3本買い、早速調理。皮を剥くのも、米ぬかで湯がくのも気になりません。とにかく新鮮なたけのこが食べたい。それだけなんです。炊き上がったたけのこご飯は、なんと北海道の甘いとうもろこしの味?甘い香りが口の中に広がり、なんと美味しい事か。やっぱり旬の食べ物は食べなくてはいけませんね。最高でした。また作ろうと思います」というメールをいただきました。

江原さん
「共感します。食いしん坊は、何があっても作ります(笑)。到達できなければ、到達できるまで食べ歩きもする。私もたけのこ大好きです!」


●江原啓之 今夜の格言

「後悔は自己憐憫。反省は前進」
「本当に反省していれば、前向きに進むはずです」

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