2017/10/22
秋の夜長、いかがお過ごしですか?
「番組では“ダメな旦那”“困った旦那”について度々取り上げてきました。今までたくさんの人生相談を受けてきましたが“現実的な分析”と“それに対する対処”というのは絶対に必要。魔法はない。私は本でも“運命をひらく”と書く時に“開く”とは書かず、必ず“拓く”と書く。“運命を拓く”。やはり耕していかなくてはならないんです。“本当に改善したいんだ”というエナジーが集ってこないとダメ。分析して、諦めるべき事は諦める。その前にやるべき事はやる。そういう段階が必要で、感情論は一切無用なのです」という江原さん。
今日は『困った旦那』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇U can't touch this / MCハマー
◇誰かのために / 江原啓之



「主人は女性(おばさん)が嫌いで、女性を見下しています。もちろん、妻の私も見下しています。主人は母親も大嫌いです。でも、若い女の子は大好きです。テレビに出てくる女子大生はいち早くチェックしています。二人の娘は大学生。もう女子大生は娘の年代なのに“あの子は可愛い、ブス”をリビングで大きな声で言っています。娘たちは嫌な気持ちになっています。その気持ちを伝えても“本当の事を言って何が悪い!”“自分は悪くない、逆に本当の事を言える自分はすごい人。俺はすごい”って言います。何を言っても自分は正解で、私が言う事は間違っているになります。毎日、主人と一緒にいるのが苦痛です。なぜ主人はこんな考えになっているのですか?今後、穏やかに変われるのですか?老後が不安です。因みに主人は中学生の先生です。こんな考えで仕事も心配です」というメールをいただきました。

江原さん
「ちょっと心配。問題を起こさないといいけれど…。趣味が行き過ぎている事件が時々ある。旦那さんは、母親も大嫌いという事は、愛情ではなく“勉強しろ!勉強しろ!”と、相当厳しく育てられたのかもしれない。そうすると自立した時に“親が嫌い”“女が嫌い”となり、自分の力が及ぶ若い子ならOKとなったりする。支配されていた人は、人を支配したくなる。その闇に気付かなくてはいけない。このままだと子どもさんが巣立ったら、奥さんも“自分の道を考えたい”と、離婚してしまう事になりかねない。“あなたはどうしてそうなのか”と、きちんと向き合って話し合った方がいい。そこからだと思う。一応、学校の先生だから、そういった事は理性的にできるのではないか。まずは分析して話をしてみて、それでダメだったら、あなたにも自分の人生の残りがあるのだから、色々と考えてもよろしいのではないかと思います」


「私は2年ほど前に結婚し、今は1歳の子どもがおります。夫とはなんだかんだ仲が良く、結婚したのだからお互い信頼し合って、生涯を共に生きるものと思っておりました。ところが産後、少ししてから私に複数の性病が発覚。それはもちろん、夫からのものだと発覚しました。びっくりした私は子どもを連れ、今は別居をしております。その発覚からボロボロと、妊娠中から出会い系で何人もの女性と体の関係があった事、産後は風俗店に行っていた事、私に嘘をついてタバコを吸っていた事、浪費していた事などが分かりました。そうしているうちに夫から離婚調停を申し立てられ、とても困惑しております。息子もまだ小さく持病も持っている為、今後、どうしたらいいのかと悩んでおります」というメールをいただきました。

江原さん
「切実だけれど、あなた自身も自律できていない。“今後、どうしたらいいのかと悩んでおります”という事自体、ちょっとしっかりなさいと思う。あなたは、お母さん。夫は、自分の事を棚に上げて、離婚調停をしてきているんだからダメ。こんな事で悩む事がおかしい。悩む前に、まず弁護士さん。これまでの事も、ちゃんと証拠をとっていますか?性病発覚に関しては病院で分かるけれど、夫が“自分のじゃない”と言ってきたらそれまで。夫から自白している事などちゃんと記録しているか。風俗店に行っていたというエビデンス(証拠・根拠)、そういう事をしっかりととっておけば、慰謝料・養育費なども取れる。こんな男と長くいたところで、何の意味もない。こういった人は絶対に無理だという事は、はっきりしている。子どもさんも持病があるし、子どもさんの事も考えたら、早く道を切り替えるべき。その方が、あなたにも幸せはまだあると思うんです。強くならなくてはいけないのです」


「私は夫と子ども2人(6歳、2歳)を家族に持つ32歳の公務員です。主人との関係に悩みがあります。主人は子どもの面倒をよく見てくれて優しいのですが“気持ち悪い”“嫌い”“できる事なら離れたい”と思ってしまいます。主人は私を求めてきます。私はそれがとても苦痛で、逃げたくてどうしていいか分かりません。“私はそんな気分になれないから、外でやってきて”と言ってしまう程…。贅沢な悩みですが、どうしたらいいでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「私もこれまで様々な相談を受ける中で、こういった相談ありました。男性もそうでしょうが、女性にはホルモンのバランスもある。妊娠中に食べられる物が変わるというのと一緒。理由もなく、突然、気持ち悪くなってしまったりもする。けれど、ホルモンのせいだけにできないのは、こういう風になる人は、そもそも“愛”がないという事。あなた自身、受ける事しか考えず、旦那さんに対する愛情をもともと持っていない。しかし、それでは愛情を持って子どもも育てられない。“気持ちが悪い”“嫌い”なら、気持ちが悪くないようにすればいい。嫌いなら、何が嫌いなのかを分析し、どうすれば好きになっていく事ができるのかを考える。旦那さんには非がないのに“できる事なら離れたい”というのも身勝手。まず、分析をする。ホルモン的な事なら病院に行き、ちゃんとカウンセリングを受けた方がいい。“主人は私を求めてきます”というのは、夫婦なのだから普通の事。“外でやってきて”と言葉はいかがなものか。私はあなたの人間性を疑います。人間は体の不調や様々な問題で好みが変わったりする事があったとしても、決して言ってはいけないセリフ。あなたの人間性を否定するわけではないけれど、やはり問題点がある。これで次に夫ではなく、子どもになっていったら大変。例えば離婚しました。シングルマザーになりました。子どもも可愛い時はいいけれど、そうでなければ…となった時に、また嫌いになってしまったりすると、自分の都合ばかりになる。ちょっと今、反省をして欲しい。しっかりと現実的に、理性的に対処をしてください」


「8月の“お誕生日おめでとう”のメッセージありがとうございました。同じ8月生まれの主人の分もお願いしまして、一緒に名前を言っていただけ、今年もきっと充実した年を過ごせると確信しております。何も知らずラジオを聴いていた主人は、自分の名前が呼ばれた事に“???”と思いつつ、同じ誕生月の同じ名前の人か…と思ったとの事。私の投稿と知り、それはそれは大喜びしまして…。私が驚きました。というのも、江原さんのファンでもなく、ましてや“死んだら終わり”という考えの持ち主なので。毎週、私が聴いている『おと語り』をきっと耳そばだてて聴いていたんだろうなぁと思いました。そういえば…いつだったか。“今日はラジオ聴かないの?”と聞いた事がありました。こっそり楽しみにしていたみたいです。他にもたくさん隠れファンがいそうですね。これからも楽しみにしています」というメールをいただきました。

江原さん
「良いご夫婦ですね。男の人は、そういうところは素直ではない。自分でラジオをつけるのは癪だから“時間じゃないのか?オマエが好きだからだろ?教えてやったんじゃないか”なんて言って、実は楽しみにしてくれていたりするのでしょう(笑)。隠れファンもそうだけれど、タクシーの運転手さんも聴いてくださっていたりして、タクシーに乗ると“ラジオ聴いていますよ”と言っていただいたりするんです」


●江原啓之 今夜の格言

「その思いは相手の為ですか?それとも自分の都合の為ですか?」
「出来事に振り回されるよりも、その意味を理解しましょう」

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