2017/11/5
11月になりましたね。
今年もあと2ヶ月足らず。みなさま、いかがお過ごしですか?
「受験生のみなさんは、そろそろ“焦り”なんかもあるのではないでしょうか。それにしても若い人からのメール、しっかりしていますね。『おと語り』のリスナーの若い人は、本当に頼もしくて、大人の方が恥ずかしくなってしまいますね」という江原さん。
今日は『若者特集』をお送りしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Good Time / アウルシティ&カーリー・レイ・ジェプセン
◇旅立ち / 江原啓之



「私は高校3年生です。私には気になる人がいます。私たちは受験生。私は指定校推薦という制度で、校内推薦に通りました。あとは面接を行い、合否を待ちます。そして彼は一般受験です。彼は高校2年生の頃、同じクラスで高2の2月くらいから、とても一生懸命に受験勉強を始めました。私はその時まで彼の存在を深く知らず、何もまったく意識していませんでした。しかし、その勉強を始めた時から、とても一生懸命な姿に惹かれていきました。そしてクラス替えが高3の春に行われ、隣のクラスになり、移動教室の時は、同じ教室で勉強しています。高校2年生の時の最後の方に少し話しただけで、それからはまったく話す事はないのです。江原さん、彼にアピールをするのは受験が終わってからの方がいいですよね。今から笑顔を振りまくのも良いでしょうか。それとも今は、自分を磨く時間に当てるべきでしょうか。彼を応援しています。どうかこの私に助言をお願い致します」というメールをいただきました。

江原さん
「自然体が一番。今は何もアピールをしない方がいい。なぜかというと、むやみに笑顔を振りまいても、今は立場が違う。彼は一般受験。あなたは合否を待つのみ。だから普通に“おはよう”“頑張ってる?”とか“体、気を付けて!”などと言う方がいい。あなたは素敵。そういう感性、大事だと思います。楽しんでくださいね」


「私は今、岐路にあたっての考え方を悩んでいます。私は将来、児童養護施設で働きたいと思っています。その為に、児童指導員、精神保健福祉士、社会福祉士、介護福祉士のいずれかを取得したいと思うのですが、それぞれ学部が違い、迷っていました。母に相談をすると“それは働きながら取得できるから、せっかく大学に行くのなら看護科に行き、保健師を取得するか、教員免許を取得した方が良い”と言われました。私が思う将来の岐路にあたって必要な考え方は、どれを取得しても、就職や仕事をしていくのに必要な事は“人間力”であると思いますので、自分が一番学びたいと思う学部(精神か児童)で選ぶのが良いのではないかと考えています。しかし、一方では、就職や働いていく中で、少しでも良い学校や免許を持っていた方がいいのでは?とも考えます。私の地域では、福祉大は私立で、さほど努力せず入れます。ぜひ、岐路にある時の考え方についてご教授ください」というメールをいただきました。

江原さん
「特に若い時、岐路に立った時の選択で大切なのは、一番高みを目指す事。選択肢の中で一番難しい事から順に下げていくのが良い。“難しい”の定義は何かというと“資格を取得するのが難しい”“人数が少ない”などの資格の貴重さなど。そうすると、お母様の考え方は正しいのではないか。例えば、看護大学に行って、看護師の免許を取るという事もあるだろうし、保健師の資格を取得するという事もあるし、教育免許を取るのもある。または、大学院に進んで、それぞれの福祉の方に向かっていくという道もある。その世界の事を、私も詳しく知っているわけではないので言えませんが、取れる資格などをよく見てみた方がいい。今から細かく決めるよりも、大きなところから、自分の適性を見つけていってみたらいかがでしょうか。資格さえ有してしまえば、あとは付随して細かく取れる資格もある。一番難しいところに行ってくださいね。医学部という手もあると思いますよ」


「私は今、学校でひとりぼっちです。もともと私は控えめな性格で、中学生になったばかりの時は、友達ができるか不安でした。でも、部活やクラスの人と話すようになって、友達が少しできました。クラスにも自分の居場所ができて、一緒に行動する友達ができて、私は安心していました。中2になって、1年生の時に仲が良かった子と同じクラスになれたので、私は今年もその子と一緒にいようと思いました。けれど、その子は、他の子と仲良くするようになり、私はひとりぼっちになりました。ひとりでいると周りから変な目で見られ、嫌われて陰口を言われる。だから私は、今まで誰かとくっついて過ごしてきました。ひとりでは、何もできないのだと実感しました。こんな自分が恥ずかしくなりました。だから私は、ひとりで怖がらず、行動できるようになりたいと思いました。これからもっと辛い事だって、味方がいなくなる時だってあると思います。そんな時に、ひとりで何もできないなんて情けないです。ポジティブに物事を考え、自分の力で前に進むにはどうしたらいいですか?教えてください」というメールをいただきました。

江原さん
「14歳、しっかりしていますね。この文章を読んで、あなたは大丈夫だと思う。あなたに申し上げたいのは2つの事。ひとつ“まず、自己暗示をやめなさい”。“ひとりぼっち…ひとりぼっち…”とずっと思うのは、自己洗脳。“ひとりぼっち=気の毒・可哀想な人”という捉え方も自己暗示。ひとりが楽しい人もいる。好きな人もいるのです。ひとりって、結構楽しい。自由がある。“ひとり=悪い事”という洗脳を、まずやめる事。そしてもうひとつ。“いけないのは依存心”。人に頼らないとやっていけないと思い込んでいる。友達が離れていくと言うけれど“依存心”があると、鬱陶しくなるから離れていくのです。“なになに?ハハハ!”とバカ話をして笑っている人は、あまり鬱陶しくない。“私はどの派でもなく、ひとりでもなく、常にみんなと交流しているの!”という寛大さがあるといいんだと思う。自分で自分を不幸に追い込んでいってしまっていると思うのです。けれど逆に“頼るのはいけない”という思い込みもいけない。思い詰めず、気楽にね。楽しい人には寄ってくる。その事を忘れないでくださいね」


「僕は大学生なので“将来何になるか”や“これから、どのように生きていくか”を考え始めました。ひとつは、普通にどこか企業に就職して、働いて生きていくという生き方です。ですが、ぼくには新たな夢・選択肢ができました。それは、江原さんのようにスピリチュアリストになって、世の為、人の為に生きていく生き方です。もちろんそれは簡単な事ではなく、ものすごい苦労と努力をしなければいけないと思います。そこで、どうしたら江原さんのように霊能力を磨く事ができ、そして、そのような哲学も身に着けられるのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「“霊能力を磨く”というけれど、私は磨くというよりもコントロールをしているだけ。元々あるんですね。それはお役目としてあるのだけであって、今、ないものを必死に磨くというのもちょっとおかしいと思う。スピリチュアリストとして生きるという事は、道端のゴミ拾いをして生きる事と同じ。同じ感覚でないとダメ。私は衆望を集めたいと思ってやってはいない。どこかに就職をして、スピリチュアリストとして哲学を持って、日々関わる方たちに寄り添っていけたらいいのではないか。世の中の様々な人の気持ちが分からなければ、頭だけで哲学を持っているだけではいけない。“経験と感動”と、私はよく言っているけれど、心が伴わないと思うんです。人にもまれて、人間関係で苦労したりして、理不尽な事に翻弄されたり。色んな事をしなければ分かりません。あなたの気持ちは嬉しいけれど、しっかりと両道で生きていって欲しいと私は願っています」


●江原啓之 今夜の格言

「人生の旅を余すことなく楽しんでください。その気持ちが大切です」
「勉強よりも大切なことは、勉強を通じて学ぶ、生きることの意味です」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
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◇ 11月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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