2019/2/10
間もなくバレンタインデーですね。
「今、マッチングサイトというものが盛んなようですね。全然知りませんでした。なので深くも語れません(笑)。恋愛は悲喜こもごもですが大切なもの。人間、心の成長が大切ですね。そういう意味で、恋愛で初めて“利他愛”というものを学ぶのです。それまでは“自己愛”。生まれたら親や周りから“愛”をもらって、比較などしながら色々とする時代がある。でもどこかで自分を守っている。恋愛から“利他愛”が始まる。バレンタインでチョコレートを作ってみたり、お弁当を作ってみたり。相手の好みの髪型にしてみたり。そこに“自分を愛して”という“小我”はあるけれど、そこから順番にエクササイズ。階段を上がっていく過程なんです。みんな一気に変わることはできない。学校に入れば“友情”というものもあるけれど“自分の心が痛むほど人を好きになる”などというエクササイズして、人間が大きくなるのです。これもおじさんだから言えることなのかもしれませんね。けれど年齢関係なく、いつも心はときめいて、成長・利他愛へと向かっていただきたいと思っています」という江原さん。
今日は『恋愛相談』のメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇恋を焦らず / Little Glee Monster
◇楽園 / 江原啓之



「私は、マッチングアプリで知り合った一歳違いの新社会人の男性と1ヶ月ほど前からお付き合いをしています。彼とデートをした際、マッチングアプリの退会の有無について何気なく話を振ってみました。すると“解約はしたよ”との返答。“退会はしていないんだな…”とその言い回しから感じ、どうしても心配になってしまい、再度同じアプリに登録し、彼のアイコンを探しました。すると、彼のアイコンはログイン状態。悩んだ末、思い切って彼に電話をしました。まず私が彼を疑い汚い真似をしたことを詫びてから、ログイン状況について、彼に限って有り得ないと思っていること、すごく不安だったこと、私に至らない点があれば、改善の努力をするので浮気はしないで欲しいということなどを伝えました。彼は“疑われるようなことをした自分が悪い”と、すぐに退会してくれました。しかし、その後、気まずくなってしまいました。私のことを大切にしてくれて、他の人にうつつを抜かすようなそぶりもなかったのに、私がそんな彼を信頼することができなかった為、この様な事態となってしまいました。今回の件で、私は“疑い始めるとキリがない”ということ“疑うより、信じて傷つく方が相手を大切にできている”ということを感じました。私の恋愛への在り方として、今後、気をつけるべき点をアドバイスいただけると幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「彼も“自分が悪い”と言ってくれている。あなたもまだ21歳で若いから、こんなふうに悩むのも分かるけれど、人生50年にも達してしまうと、なんていうことはないと思ってしまうんです(笑)。“疑うより、信じて傷つく方が相手を大切にできると感じました”と、あなたは感じるかもしれないけれど、疑うのはなぜかと言えば、愛しているから。あなたは彼とマッチングアプリで出会ったとしても、好きになったのです。“好き”という感情が、“疑う”という行動になる。そこを自分で分析して理解できていれば“疑うことは絶対にしないで、信じて傷つく方が…”というのは、私はちょっと違うのではないかなと思う。理解して乗り越えていく。また、それを言われた彼も、普通なら“自分のこと好きなんだな”というアプローチになると思うのです。言い方じゃないかな。“信じているから、やめて!”と言われると、ちょっと重たいと思われてしまうかもしれない。けれど“そういうのを見てしまって…なんか…自分はやっぱりあなたのことが好きになっちゃったみたい…”と言われたら、可愛いと感じるもの。そして“疑われるような自分が悪い”と彼が言ったら、周りは“ご馳走様!!”とおノロケに感じる(笑)。“その後、気まずくなってしまいました”というのは違うと思うな。あなたが“自分が好きだ!”ということを、強く告白したということの恥ずかしさなのだと思う。気まずくなる必要はない。明るく!“好き好き好き!”と言ってしまえばいいのです。若さですからね。経験と感動。頑張ってくださいね」


「私は42才独身です。この年で久しぶりに好きな人ができました。相手は1年前に3か月ほど一緒に仕事をした人です。大変な現場だったこともあって、団結力が強く、私や相手の先輩も含め、まるで家族のように仲良くなりました。相手は4才年下です。話し上手で、場を盛り上げるのが上手な雰囲気イケメンです。多分モテます。でも相手の先輩曰く、見る目がないらしくて、どうしようもない女性とばかり付き合うそうです。仲良くなって間もない頃、話しの流れで“職場で彼女を探すつもりはない”と言っていました。その時点であきらめようと思い、叔父さんのススメでお見合いをしました。が、お見合い相手には大変申し訳ないのですが、彼への思いがより強くなってしまいました。たまに現場で会ったりメールをしたりしていますが、最近彼も結婚を考えるようになったらしく、数日前に“今年中にどちらかが結婚出来たら、負けた方が相手に30万円払う”と言う謎のカケを持ちかけられました。ダメ元で告白を考えていますが、現場で会うこともあるので気まずくなるのも辛く、二の足を踏んでおります。こんな意気地のない私にカツを入れてください!よろしくお願い致します」というメールをいただきました。

江原さん
「“人間力”は、心の余裕や寛大さや面白さだと思う。恋愛で行き詰まる人は大体、実直で真面目過ぎる。恋は駆け引きなんです。相手が“職場で彼女を探すつもりはない”と言ったということは、もしかしたら、何となく好意があることに気付いて防御された可能性もある。けれど、お見合いをして彼への想いが強くなってしまっているというのは、せっかくの宿命を上手に料理ができていない。もっと楽しむべき。恋愛に限らず“出会う”ということは“宿命”。“運命”というのは“それをどうしたら良い関係にできるのか”ということ。“宿命”は“素材”。“運命”は“料理”。腕で、料理が美味しくも不味くもできてしまう。あなたもある程度の人生経験がある。相手が“負けた方が相手に30万円払う”なんて言ってきたら“え〜!じゃあ自分が落とし前付ける!”と言えばいい。その時に相手がどう反応するか見る。“それでもいいよ”と言われたら、脈がある。駆け引きなんです。最近は、恋のゲームができない人が多い。いっぱい恋愛映画を観たらいい。言葉のやり取りで探り合っている。人生に無駄はないので、そういう訓練だと思っていっぱいしてみればいい。明るさが大事。相手の出方を探って距離を詰めていく。恋はホフク前進!せっかくならもっと楽しみましょう!頑張ってくださいね。応援しています!」


●江原啓之 今夜の格言
「出会いは宿命。さて、どんな運命の料理をしますか?」
「運命の料理の腕は、これまでの人生経験が元です」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティヴなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ リクエスト
◇ 2月お誕生日の方
◇ Dr.Recella城嶋さんへの質問コーナー
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