2019/9/29
虫の声が聞こえる季節ですね。
「お子さんをお持ちの方は、誰もが思っていると思いますが、子どもを育てるのは大変なこと。自分の思い通りにはなかなかいかないものですよね。子育ては、親育て。最初から親という人はいない。子育てをして鍛えられるのです」という江原さん。
今日は『子育ての悩み』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇ALEGRIA / マルシア
◇風 / 江原啓之



「娘の将来について、どのようにサポートすればよいか教えてください。娘は小6で運動が大好き。運動神経も良いので、何か娘に向いたスポーツはないかと思い、自治体のスポーツ測定会に参加しました。娘も私も、いいアドバイスがもらえたら嬉しいなぁ位の気持ちで参加し、期待通りアドバイスがもらえて満足していました。しかし後日“トップアスリートアカデミーの候補者に選ばれました”との連絡。確かに自治体の測定会の真の目的は『県を代表するスポーツ選手を発掘、育成』でしたが、まさか我が子が選ばれるとは思ってもいませんでした。主人は“せっかくのチャンスだからやってみたらどうだ”と言ってくれています。私もいつもなら“迷うなら挑戦しなさい。挑戦して、ダメならやめればいい”と言ってきました。しかし今回は、今までの挑戦とは全くレベルの違う話で、どこまで親として勧めれば良いのか分かりません。娘は『やりたい気持ち』『やりたくない気持ち』『どうしていいか分からない気持ち』が共存しているようです。スポーツ選手なんて、ほんの一握りの人がやることで、ましてや本人が目標を持って取り組むからこそ成り立つ道だと思います。娘の場合、今のところ何も志はありません。娘に挑戦して貰いたいですが、私が出来ないことを娘に無理強いして、本来の娘の人生に邪魔をしているのではないか?とも思います」というメールをいただきました。

江原さん
「私から言わせれば、親であるあなたが甘い。娘がやるか・やらないかにばかりの話になっている。スポーツは親子一体。親も“自分の人生をそこまでかけられるか”ということにつながるのです。子どもさんがやりたいかどうかは、子どもさんにしっかり考えさせる。そしてやってみて、もしもダメだったら、やめればいい。だけど親御さんの“ただ自由にやらせてみたら…”などという考えでは、そんな甘いものではない。親の人生をすべて差し上げるという覚悟がなければできない。また、そこまでいかずにケガをしたりすると、スポーツ推薦で学校に進学した場合、学校を辞めざるおえなくなったりすることもある。良いことばかりだけを考えず、そこまでのリスクや覚悟を考える。そういった時でも支える覚悟と、万が一のことがあっても、それでもいいじゃないか!という、最初からそういった覚悟を決めてから取り掛からないとダメだと私は思います」


「小学6年長男のことで相談です。4年前に転校し、その時から現在に至るまで、私が把握できる中で、仲の良い友達がいないようです。転校した理由は、私が結婚当初から夫の実家に同居したのですが、うまく行かず、同居を解消した為です。転校初日に“学校へ行きたくない”と言い、私は“お願いだから行って!”と無理やり行かせてから以降、一切の文句も言わず学校へ通っています。本人に転校の理由は“家が狭くなったからだよ”と伝えてあり、心から納得はしていないようでした。すぐに仲の良い友達ができるとばかり思っていたのですが、結果的には1年生の時にできた友達から引き離してしまい、それ以降、私には長男が学校を心から楽しめているようにはみえないのです。江原さんの“親の犠牲があって子どもは輝くことができる”と言う言葉を聞いて、私は逆のことをしてしまったんだな、と後悔するばかりです。今後の長男に対して私は何かできることがあるでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「あなたは自分で理解していますよね。親が子どもを振り回した。それでいて、子どもに友達がいないように感じ、それが不安だと身勝手に考えてしまう。まず小学校6年生の長男さんと、腹を割って真実を話し合うことなんじゃないかな。嘘はいけないよね。子どもだって側にいるのだからわかっているんです。それに、友達がいるかいないかなんて余計なお世話で、その子はそれでいいかもしれない。それよりもお母さんが本当のことを話し、今までの嘘を伝え、息子さんがそこで“友達とうまくいっていない”と言うのであれば、色々と取り組めばいい。親が本音を言わなければ、子どもも本音を言わない。親は自分のフィルターを通して子どもを見るんです。だから“淋しいのではないか”などと思ってしまうが、子どもにとっては“今の状態が、気が楽だ”ということもある。子育てというのは作物と一緒で、親は太陽で与えるばかりなのです」


「どうしても江原さんに感謝の気持ちをお伝えしたくて、メッセージを送らせていただきます。それは、息子の仮退院の日に江原さんに会えた事です。3年ほど前、当時3歳の息子はある病気で1ヶ月都内の大学病院で入院していました。そして、退院予定1週間前に仮退院で自宅に一泊二日で帰ることができました。その時に、自宅近くにあるお寿司屋さんに息子と行きました。すると、びっくり!江原さんがロケでそのお寿司屋さんにいらっしゃっていました。私は、江原さんのファンで本も何冊も読ませていただいていたので、大興奮でした。だけど、ロケ中なので邪魔してはいけないと思い、普通に息子とお寿司を食べていました。するとある瞬間、たまたまこちらを向いてくださった江原さんが私たち親子に笑顔で会釈をしてくださったんです。もう、心の中で号泣でした!息子と一緒に過ごした闘病生活を、頑張ったねって言ってくださったようで、私にとって特別な瞬間でした。江原さん、ありがとうございました」というメールをいただきました。

江原さん
「『5時に夢中!』のロケの時かな。そういうタイミングでお会いしたのもご縁ですよね。先日も羽田空港で人をお見送りして、ご飯を食べていたら“今日、息子がスウェーデンに旅立つんです。握手をしてください”とおっしゃられたお母さんがいました。お母さんもこれから淋しくなりますものね。そういったところに出くわすと、応援したくなるものでございます」


● 9月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
9月生まれのみなさんは、潔く生きる達人。
その清々しさを人々に分けて差し上げてください。

※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●10月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
10月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。


◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「子育ては親育てです」
「ままならないから成長できるのです」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
◇ 江原さんに聞きたい事
◇ ネガティブなお便り
◇ HAPPYメール
◇ 厄払いのお便り
◇ 不思議な体験・エンジェルさん目撃談
◇ 演じるさんのコーナー
(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
◇ あなたが感動した言葉
◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
◇ あなたの不思議な夢の話
◇ リクエスト
◇ 9月お誕生日の方
◇ Dr.Recella奥迫協子さんへの質問コーナー
メッセージの応募はこちらから