2019/11/24
インフルエンザが例年より早く流行期入りしているようですが、みなさん、対策はされていますか?
「私は“子どもの問題は、大人の社会の映し出しである”と申し上げているのですが、子育ての悩みも同じ。先日も、幼稚園児のお母さんたちに話をしてきました。子育ての悩みと言っても、大人たちの悩みなんです。結局、親の生き様が子どもをどうするのかに関わってくる。子育ては親育てなのです」という江原さん。
今日は『子育て』をテーマに番組をお届けしました。

今夜お届けしたナンバー
◇Ben / マイケル・ジャクソン
◇天使のリュート / 江原啓之


Q★ご紹介したお便り


「男の子二人の母です。大学生の息子はリビングを自分だけの部屋のように居座り、お願いしても片付けてくれません。彼が出かけた時に片づけます。ここまではよくある話だと思いますが、我が家の場合はその後。片付けた私が自分勝手・自己中となじられ“アレがないから探せ”“コレがないから持って来い”“片付けたのはお前だから責任取れ”と責め立て、大喧嘩になります。“みんなの部屋だから俺の部屋でもある。綺麗にしたいはお前の価値観。何故俺が合わさないといけないのか”という言い分。自分の部屋があるんだからと諭しても“すべて揃っているリビングをよこせ、でなければ俺にすべて揃えた状態で、一人暮らしをさせろ。この家には仕方なく居るんだ、だからお前も辛抱しろ”との主張。“働いて一人暮らししたらいいのに”と言っても“この暮らしを親として保証しろ、生んだら責任を果たせ”と罵倒され、悲しい日々を高校時代から4年間続けています。夫は無関心で“出て行くのを待つしか仕方ない、二人で責めてもダメ、どっちかは味方にならないと”と、知らんぷり。息子の傍若無人と夫の無関心に悲しくなります。理不尽のある社会にやる気をなくし“大学生になっても就職する気はない”と豪語しています。このままリビングに引きこもるのではと心配で辛いです」というメールをいただきました。

A江原さん
「これは引きこもりますね。現実的予言です。ここの家は、夫が不在。“どっちかが味方にならないと”と言うけれど、知らんぷりは味方ではない。愛の反対は無関心。この旦那がまず人間としての愛情がない。けれど“リビングに居座る”というポイントがある。普通は自分の部屋に引きこもるもの。彼は甘えたいんです。いつまでも親の温もりや、家族の温もりが欲しいんです。彼のやっていることは酷いけれど、ある意味ですごく可哀想だなと思う。例えが悪くて申し訳ないのですが、人を噛んだりして殺処分になる犬を見ている気がする。犬が悪いわけではない。ちゃんと躾ていない人間が悪いんです。それで不幸な犬たちをつくってしまっている。犬を見るとその家の主がわかると思うんですよね。それと同じで、この家の場合、お父さんがリーダーシップが取れていない。お母さんも問題なのは、その旦那さんに依存して生きていること。自己憐憫・責任転嫁・依存心というのは、絶対の不幸の法則。お母さんはその不幸の法則があって、オロオロするばかりという気がする。お母さん自身、本当に子どもが可愛かったら、男の子だし腕力も違うし、つらいと思うけれど、もっと立ち向かわなければいけない。あなたには2人の息子さんがいる。もうひとりの息子さんはどうなんだろうか。その子にも相談したりして、旦那と戦う。それでどうしようもならなかったら“みんながバラバラに暮らしましょう”などと、大手術をしてみたらいいかもしれない。結構大変なことだから、これは早くに手を打たないとダメ。1、旦那とよく話せ。2、いざというときのための、自分自身の算段をしておくこと。最悪の場合は分解させないといけないですからね。朽ちた家は一度更地に返さないとダメ。それでいて、もうひとりの息子さんがどういう考えなのかを話し合って、団結をする。そこまでの真剣さを見せたときに、もしかしたらその息子さんも変わるかもしれない。重い話ですが、日本の闇が映し出されているとも思います。子どもは早くに放牧するに越したことはないんですよね」

Q★ご紹介したお便り


「私には子どもが3人おり、悩みがない日がありません…。どうして何度いっても片付けができないのか、宿題をやらないのか、子供って本当に難しいです…。そんな私の一番の子育ての悩みが、お友達をたくさん連れてくるということ。仲良く遊んでくれているお友達はとてもありがたいのですが、最近はどこのおうちも“うちはダメ”で、多い日は10人を超える子どもが我が家に遊びに来ます。中には時間になっても帰らなかったり、言うことを聞かず、家の中でドッチボールをはじめる子までいます。ご飯時に帰らず、仕方なくごちそうしたり、おやつの金額もだんだん増え、私のストレスも増すばかり。周りの人に相談すると“家にいれるお宅が悪い”や“いくら帰らないからって勝手にごはんあげていいの?”など、色んな声があり、良かれと思ってしたことが、こんな風に思われているのかという驚きと、どうしていいのか答えが出ず、もどかしい気持ちで毎日過ごしています。そしてご飯を食べさせるときも“おうちの人にいっておいでね”と声を掛けますが、連絡がきたことがありません…。私はどうしたらいいのでしょうか…。家にいれないでおこうと、ダメといったことも何度もあるのですが、結局気づいたら中にいるんですよね。これって私が悪いのでしょうか」というメールをいただきました。

A江原さん
「あなたが悪いです。“これって私が悪いのでしょうか”と言う人に限って、悪いと思っていないから言うのですよね。“自律”が絶対に大事なんです。良いことから言いましょう。お子さんが友達を家に連れてくるというのは、家が自慢だからです。普通、子どもは自分の家に自信がなかったら、友達を呼ばない。呼びたいくらい良い家だとか、お母さんが優しいとか、自慢したい何かがあるんです。そこは良いこと。“中には時間になっても帰らなかったり”というのは、帰りたくない家の子だからに決まっているじゃないですか。帰っても親が家にいなかったりするのかもしれない。もしくは軽くてもネグレクトだったり。ドッチボールをはじめる子も、ネグレクト。躾を受けていない子ということですよね。ご飯の時に帰らないというのは、心配されない子。ストレスが増すのもわかるけれど、利他愛がなければ家に入れるのをやめた方がいい。あなたは良い人で、普通の人だと思うけれど、私からしてみたら…だからハードルが高いと思ってくださいね。別に自分自身を悪く思う必要はないけれど、私みたいな昭和な昔の下町の人間からしてみたら、ケチくさいと思ってしまう。入れるなら入れて、徹底して面倒をみる。そうでないのなら、入れない。昔はこういう家は結構あった。子どもを育てていたら、自分の家の子も他人の家の子も変わらずに可愛くなるもの。今の時代はケチくさい。グチグチ言ったり、変な親もいたり。だったらこっちから率先して電話をして“子どもさん、ご飯食べさせますよ”と言って“帰してください”と言われたら“お母さん、帰れって!”と、子どもに言ってやればいいんです。“おやつ食べていいの?知らないよ、おばさん。食べるなら自分の責任だからね。お家に帰ってお母さんに怒られてもしらないよ!それでも食べるなら食べろ!”と言えばいい。夕飯だって“お母さんに聞いといで。聞いてこなければあげない!聞いたらいくらでも食べさせるから”と言ってやればいい。私だったら、家計など色々とあるだろうから、腹を括って利他愛で、ワンコインの子ども食堂をやるかもしれない。でも最近は、子ども食堂をやっても“貧しい家の子だと思われたら嫌だ”と、行かせない親もいるらしい。子どもを愛するのではなく、自分を愛しているんですよね。子どもがひとりでご飯を食べるようであれば“子ども食堂行っておいで。そこでみんなで宿題とかして帰っておいで”と言えばいいのに。結局、子ども育てができないのは、親が育っていないから。親の腹括りができていない。あなたは良い人だから、こういうことを言うのは本当に可哀想だと思うのだけれど、律しないとダメなのです。今の時代、利他愛に生きるのか、できないなら鎖国するのか。どちらかにひとつ。今は無防備な状況。腹を括って太っ腹な母さんになってくださいね」


● 11月生まれの方 誕生日おめでとう!! ―――
11月生まれのみなさんは、哀しみの寄り添いが出来る人。
今度はあなたが寄り添ってもらう盤です。
※たくさんのメールいただきました!すべての方の名前をご紹介できずに申し訳ありません。

●12月お誕生日の方、メールをお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ生きていること、生まれてきたことに感謝したい。
12月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生に関するエピソードなど
ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

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奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「子どものことさえ考えていたら、悩むことなどありません」
「子育ては自分育てです」

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