2020/6/21
新型コロナウィルスの影響で、価値観や生活スタイルが変わりましたね。
「新たな生き方を見つけた人もいれば、悩みが増えてしまった人もいるようです」という江原さん。
今日は『コロナウィルスによってこんなことが変わりました』というメールをご紹介しました。

今夜お届けしたナンバー
◇Song Is Over / ザ・フー
◇いのちのルネッサンス / 江原啓之


Q★ご紹介したお便り


「私は一人親なのですが、高校生の娘の相談です。娘は進学校に通い、運動部に入り毎日忙しくすごしていました。しかしコロナウィルスの影響で学校も部活もなくなり、一日中家でスマホをいじっているような生活が続きました。私でも同じ状況なら、こうなってしまうよなあと思い、宿題くらいはやるように声掛けのみですごしていました。しかし、徐々に夜中まで起きているようになりました。オンラインゲームにはまり、昼夜逆転し食事もあまりしなくなり、会話もあまりなくなり、時間を守るよう話しても全く守らなくなり、一日中オンラインゲームをしているような状態になってしまいました。これは危ないと思い、オンラインゲーム依存の危険があると娘に伝え控えるよう話したのですが、まったく聞き入れず13時間ゲームし続けました。私はとうとう“あなたにはスマホを使う資格がないから”と、1週間没収しました。“高校生は社会に出ていく準備期間だ。どう生きていくのか考えて行動すること、私は学校を卒業したら養わない”と話しました。娘は“将来なんてどうでもいい、死ねばいい”と言います。この言葉は辛かったです。こんな言葉を言わせてしまった私にも責任があるように思います。母としてどんな点がいたらなかったのか、スマホやゲームにハマるような子どもにはどのような対策をすればいいのかアドバイスいただけないでしょうか?」というメールをいただきました。

A江原さん
「進学校に通ってらっしゃるということは、元々、コツコツとやる実直な娘さんだと思うんです。お母さんも実直で真面目な方。それに運動部に入ったりするということは、なんでもキチッとするオウチなのでしょうね。けれどそこが落とし穴。コロナ鬱という言葉もある。コロナ鬱になりやすい人というのは“こうでなければいけない”という、言い方は悪いですが、頭の固い人が多い。決められたことをコツコツやるなどということはいい。けれどちょっとテンポやリズムを狂わせられると、途端に脆くなってしまう。日々のルーティーンってありますよね、これがズレると途端に一日の調子がおかしくなるというリスナーのみなさんは気を付けないといけない。“こんな日があったっていいじゃないか”というちょっといい加減な部分がないと。受験もあるから…夏まで学校もうまくいかないし、その後の授業もどうなるんだろうなどというお悩みもあるかと思いますが、私はいい加減中のいい加減なので、顰蹙を買うかもしれませんが、一年くらい無駄にしたっていいじゃないかと思うんです。私も大人になってから声楽の学校を受験するのに一年間受験が延びてしまったことがあった。するとむしろ私が望む先生になり、一年遅れてラッキー!と思いました。そういうこともあるから、天に任せるくらいの寛容さも必要。こう言いたいのも、母としての気持ちはわかる!!でも一番大事なのは、規則正しい生活。学校がなくても朝起きる、ご飯を食べる。それをしてこなかった方が問題。“もう養わない!”などと言うことではなく、まずは一緒にご飯を食べて、体操して、会話して…などとするのはいかがでしょうか。娘さんのだらしなさもわかるけれど、お母さんもまず“ごめんね”と言うんです。そして一からやり直す。元々実直な子ですから大丈夫です。もっと子どもを信じましょう!」

Q★ご紹介したお便り


「今年に入ってから、信じられないくらいいろんなことが変わりましたね。私は3月からパートも休みになり、毎日自粛生活をしております。働きに出る主人、札幌で暮らしている娘夫婦、独り暮らしの母、いろいろ心配はつきません。明日突然コロナウィルス消えてなくならないかな、なんて願ってみるものの、たぶん無理です。でも、初めてのこの生活の中で今まで考えなかった優しい気持ちが芽生えていることも確かです。毎日マージャンだ、パークゴルフだと忙しい母とは普段ほとんど連絡もとってなかったのですが、お互いの自粛生活の中で、お母さんひとりでどうしているかな、咳はしてないかな、などと、ほとんど毎日長電話するようになりました。お互いにこんなに話したことないよねと言うくらいに。テレワークが無理な主人のために、毎日栄養価の高い献立を考え、免疫つけ、結婚33年目で初めての色とりどりの食卓&お弁当を作る。私が毎日暮らしていけるのは、主人が頑張って働いているおかげなのだと、今さらながら思う。どれもこれも、この自粛生活の中で生まれてきた感情です。コロナウィルスが終息しても、この気持ちはきっと変わらないと思います!1日1日を大切に生きる、続けたいと思います」というメールをいただきました。

A江原さん
「コロナウィルスによって幸せに気付くという人と、逆にテンポやリズムが狂わされるという人と二つに分かれますね。近視眼的に物事を見るのか、俯瞰して見ることができるのかの違いだと思う。何事も俯瞰して見て“まぁいいじゃない”というのも大事。一年無駄にしたと思っても、止まっているわけではありませんからね。私も熱海にきていますが、若い人は辛く思うかもしれませんが、のどかで“鶯って結構いるんだなぁ”などと思うんです。鳴くのが下手な鶯がいるって知っていますか?みんな鶯が鳴くのが上手だというわけではないんです(笑)。そういうことにも気づく。逆にあまりにも上手で録音じゃないかと思うような鶯もいる。このコロナウィルスというのはひとつのリトマス試験紙。“こうじゃなきゃいけない!”という人が苦しんでしまう。“こうじゃなきゃいけない”というのは、人生において、とても損なことなんです。将棋で考えてみるといい。ひとつの手しか知らないのではダメですからね。たくさんの選択肢の中からどれが一番ベターかと思ってやっていく。もう引退してしまいましたが、加藤一二三さんは立って将棋盤を見つめるというやり方をしていたそうですが、まさに俯瞰ですよね。人生もそうでないといけないなと思うのです」

Q★ご紹介したお便り


「私は書店員をしています。書店は休業要請の対象外なのでコンビニと同様にレジにビニールを張って日々奮闘しています。マスクをしてない人、密になって立ち読みしている人、家族みんなで用もないのに来店する人など色々いらっしゃいます。私も休業したいと思った事もありましたが、GWに連休をもらい、少し家にいる事の大変さもわかりました。私は子どもが大学生と短大生なのでそれほどでもありませんが、小さい子どもさんなどいる家庭や、仕事を休業し、収入がない方、自営業などでこの先に不安をもっておられる方など、みんな大変なんだなーとつくづく思いました。私も収入のことだけでなく、みなさんに本を届ける役目をしっかり果たしていこうと、休み中に思いました。病気の最前線に立たれている医療従事者の方はもちろん、不幸にもウィルスにかかられた方、ライフラインを守るため外に出たくなくても出られている方。そして家にいる方などみんな大変ですが、みんなでこの困難を乗り越えていきたいものです。ちなみに我が家は家で餃子を作り、みんなで食べたりしてみました。吉田さんが江原さんのお話聞いていて落ち着くと言っていましたが、私もその仲間の一人です。何のテーマでもどんなお怒り?!のときでも江原さんの声を聞くと元気がでます。これからもお元気で頑張ってほしいです」というメールをいただきました。

A江原さん
「ありがとうございます!みなさん大変ですよね。『おと語り』が癒しになってくれたら嬉しいです」


●6月・7月お誕生日の方、メールお待ちしております!!
“おめでとう”の“ことたま”をプレゼントします。
こういう時代だからこそ、生きること・生まれてきたことに感謝したい。
6月・7月お誕生日の方、番組に対してや、自分のお誕生日に関するエピソードなど、ひとことメッセージを添えてお送りください。出来る限りご紹介させていただきます。

◇Dr.Recella奥迫協子さんへのお便りを募集しています!
スキンケアや化粧で気を付けている事や、失敗談など、みなさんの体験談をお待ちしております!
美容法、健康法だけでなく、素朴な疑問でも構いません。
奥迫協子さんに聞きたい事など、みなさんからのお便りをお待ちしております。

●江原啓之 今夜の格言
「人生はアイデア。創意・工夫・努力です」
「道は必ず拓かれます」

番組ではあなたからの感想・メッセージを募集しています
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(私はこう演じました。そしたらこんなに変わりました!エピソードのお便り)
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◇ 若者からのお便り、みなさん、一緒に考えていきましょう!
◇ 『お笑い』エピソードのお便り
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