2014/3/16
東日本大震災から3年が経ちました。
みなさんは、今何を考え、この3年間をどう振り返っているでしょうか。
「私は、とても複雑な心境です。3年経っているけれど、どの時代もそうかもしれませんが、温かなところ、そして逆に落胆させられる事。この震災から様々な事を見ている気がする。震災当時の事を忘れてしまっているのではないかという事がたくさんあったり、その反面、今も尚、被災地を支えようという気持ちもある。東京オリンピックが決まって、みんながワイワイと喜んでいるのもいいのだけれど、複雑な気持ち。また、消費税率が上がる。必要な事には喜んで差し出し、使っていただくべきだと思うが、被災地でも、全く変化がないなというところもある。どこにお金が使われているのだろうか。なんとも不可解。みなさまは、どのように思われますか。
そして、これから震災から4年目。私もこうやって番組をさせていただきながら、私が言うのもなんですが、みなさん、どうかマスコミ等も含めて、全てに踊らされないで欲しい。自分で考えて欲しい。私も語っているから、人の事は言えないのですが、私の言葉にも惑わされないで欲しい。あなたの静かな時間の中で、被災地の事等で“あれ、変だな”という気持ちを大事にしていって欲しい。ただただ同情的に被災地を見るという事でもなく、やはり、真実の中で生きていきたい。今、同じ生きる仲間として、するべき事。しなければいけない事。この世の中は、様々な思惑が絡む。こちらにはこう書いてあった等と、流されるのではなく、自分の中で必要だと思う事を、していく事が大事だと思う。静寂の中で見つめてみて、行動を起こしましょう」
という江原さん。
今日は、東日本大震災を振り返り、番組をお届けしました。

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今夜お届けしたナンバー

◇心はひとつ / 江原啓之
◇竹田の子守唄 / 江原啓之


「あの地震から3年。私はあの時、仙台にいました。初めから物凄い揺れで、いつまで経っても揺れが止まらない。まるで自分が映画の中に飛び込んだようで、あまりにも現実離れした空気に、怖さを全く感じない程でした。家具の倒れる音、何かが割れる音。全ての音が収まったと思ったら天井板が落ち、押し入れの襖が外れ。死ぬんだと思っていました。でも、助かった。でも、そんな事は大した事がない事で、本当に大変だったのは、避難生活。雪が舞う中の体育館。みんな知らない者同士、夜は布団をかけ合いました。運悪く、主人は出張中で、生後3か月の子どもと二人きり。殆ど知り合いのいない中、これからどうなるんだろう。食べ物は?水は?いつまで続くの?という不安。なんでこんな目にと、心が折れそうなくらいでしたが、後になってみると、あの時の経験は必要だったと思います。見ず知らずの人が“赤ちゃんがいるから大変でしょ”と家に泊めてくれ、食べ物を分けてくれた事。そして自分が大切だと思っていた家の中の物の大半はゴミに。温かい布団で眠れる事、お風呂に入れる事、食べる物がある事、水が飲める事、明かりがある事、天災の様な予測がつかない事で、これからどうなるんだろうという不安がない事。ちゃんと情報が伝わる事。これだけで人間何とかなると分かりました。ソチオリンピックでの、浅田真央ちゃん。メダルが取れなかったけれど、誰もが感動しました。物じゃないよと、日本人に教えてくれた気がします」というメールをいただきました。

江原さん
「オリンピックで、みなさん、励まされましたね。羽生選手も、避難生活を送っていた訳ですよね。あるドキュメンタリー番組を見た時に、羽生選手が地元に戻って、地元でお店をされている男性から声をかけられているシーンがあった。その男性が“東北の為にとか、頑張れ東北と言うなよ。自分の為に頑張れ”と言っていた。“自分の為に頑張れ”というのは、地元の方だから言える事。そこに大きな愛情がある。自分たちもただでさえ頑張っている。すごくその時の言葉が感動的でした」



「現在、夫と離婚するかどうかで悩んでおります。夫とは結婚して3年。20歳過ぎからのお付き合いも含めれば、10年以上になる関係です。夫は本当に優しい人で、私の事を深く愛してくれており、人として尊敬も出来る方です。しかし、最近になり、諦めていた夢をもう一度追いたいと、仕事を辞めました。自分の作品を作って人に喜んでもらいたいとの事。結婚以前からその夢を持ち、私も応援していたにも関わらず、形になる事はなく、お金を得る為に幾つか職を転々とし、結婚前に腰を据えると決めたはずの仕事も、今回辞めるに至ったのです。まだ子どもはおりませんが、私自身30代半ば。出産にも焦りを感じております。幸い私は自活が出来る状況にありますし、彼は私との生活を望む一方で、今後の生活や私の気持ちを踏まえ、別々の道を歩んだ方が良いのではないかとも話しています。これまで何も形にしてこられなかった彼への不信感がある一方で、彼を想う気持ちを拭い去れず、迷いが生じています。ご助言いただければ幸いです」というメールをいただきました。

江原さん
「私は、余計な事は何も言えない。しかし、私だったら、ここに書いてある事が本当ならば、私は自分の暮らしを守りつつ、生活を続けます。本当に優しい人で、愛してくれている。夫も彼女の事を思って、別々になった方がいいのではないかと言っている。本心ではない。しかし、夢も諦められず。これが、半年や一年の付き合いだったらともかく、10年も付き合っていたら、同志で、仲間だと思う。彼女が自活出来ずに、お子さんもいるのであればともかくも、また、お子さんを持ったとしても、夫を支えながら、という奥さんもいる。彼の気持ちが本当ならば、それがひとつの前へ進む力にもなると思う。私の想いが重荷だったら・・・という愛もあると思うが、この文面が本当だったら、別れる必要がないのではないか。夢=代償で別れるという事で、本当にいいのだろうか。本当に彼と離れていて、彼も本当にいいのですかと。彼は、両方欲しいと言うかもしれない。しかし、それを言ったらいけないと思っているかもしれない。彼女の為に離してあげて、自分よりもっといい相手がいるかもと、思っているかもしれない。あとは、あなた次第。あなたが、本当にこの夫でいいのだと、腹をくくれるのならば。私なら、愛は続けるものだと思います。どちらにしても、あなたを応援しています」




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●江原啓之 今夜の格言

「愛は永遠なのです」
「目に見えずとも、心はつなげることができるのです」


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