2014/4/13
暖かい日が続くようになりましたね。

「この時期、社会人になった方もいらっしゃると思いますが、研修で“社会人としてのマナー”や名刺の渡し方や電話の受け答え等の“ビジネスマナー”等、教わったりします。今の時代は、大変なのではないでしょうか。みんな携帯を使い、家の電話がない家もある。“便利”は良い訳でもない。昔は、好きな女の子の家に電話をかける時は、敬語もたどたどしく、しかし、社会人の第一歩でもあり、そういった事でマナーを身に着けていた。一昔前の人は、電話で話しながら頭を下げていたし、今でもしてしまう(笑)。そういった事で、想いがこもっていくのだと思うのです」という江原さん。
今日は、マナーについて番組をお届けしました。



今夜お届けしたナンバー

◇My Heart Will Go On / セリーヌ・ディオン
◇誰かのために / 江原啓之


「先日の耳鼻科の待合室での事です。長椅子に腰を掛けていると、プーンとBBQ味の様なスナック菓子の匂いが漂い、バリバリと聞こえてきました。横を見ると、40歳過ぎくらいの身綺麗なお母さんと、5歳くらいの女の子。病院の待合室で飲食なんてと、私はわざと見つめていました。お母さんは、一度どもスマホから目をはずしません。女の子が“もういい”と、お母さんに袋を渡し、足元に落ちた食べかすを足で左右に床へ散らしています。さすがに、小声で“お母さん、先程から匂いは漂うし、床にはこぼして散らかしてますよ。ここは病院なんですから、具合も悪くなる人もいます。病院で飲食は控えられたらいかがですか?”と、言ってしまいました。すると“あら、すいません。落ちましたか?”と、鞄からティッシュを出して、拾っていました。すると女の子が“ママ、どうしたの?”“落ちてたらしいのよ”と。そうではない、病院で飲食ってどうなんでしょう。昔に比べて良くなったマナーもありますが、オモテナシの国ならば、このようなところからきちんと直していかないと、恥ずかしい国だと思うのです」というメールをいただきました。

江原さん
「病院でスマホを見るのも、どうでしょうね。このお母さんも、知らないで育っているのですね。マナー違反と責める事も簡単なのだが、知らないで育ってきてしまった事を憐れんで、みんなで教え合うという姿勢でいたらいいのではないか。それでも逆ギレする場合には、よっぽど粗悪な環境の中で生きてこられたんだなと思うしかない。私は元々神主でもあります。神主には作法がある。その作法は、全て心の表れ。神道の作法が、小笠原流等のマナーにつながっている。例えば、神社の参道を歩く時は、真ん中を歩いてはいけない。人間も、そういう厚かましい行動はダメですよね。両脇を歩く。そして、左側を歩く場合には、左足から出す。右側では、右足から歩く。その後、結局反対側の足を出すのだが、要は、真ん中にお尻を向けないという気持ち。それを形で“左足だっけ、右足だっけ”とやると、覚えられない。心でやっていくのだと思うと、スムーズに出来る。全ては誰かを愛するという心から。それがマナーになる。自分さえ良ければいいのではなく、相手を思いやるという事だと思うのです」



「3/17のおしゃべりコンサートに夫婦で行きました。オーケストラは初めての体験で、本当に素晴らしい音色と、江原さんの素晴らしい歌声。非常に感動し、心がリフレッシュしました。ここで質問ですが、私たちの前に座っておられた方が、一曲終わる度に“ブラボー!”と立ち上がり叫んでおられました。私たちは初めてのオーケストラのコンサートでしたから、それがマナーなのかなとも思ったのですが、オーケストラのマナーとして“ブラボー”はいつ叫ぶのが正しいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「色んな方がいますよね。一曲毎に“ブラボー”と言っていただくのも嬉しいのですが、あまりされても、本当に聴いてくださっているのかとも思う。本当に感動してくださっているのならば、いつでも何でもいい。ただ、マナーとしてあるのは、オーケストラの指揮者の指揮を見てください。指揮棒が終わらないと、拍手をしてはいけません。最後まで聴いて、棒を振り終わった途端に拍手。ピアノの伴奏だったら、ピアニストがピアノを終わりましたと、ポーズをした時。クラシックの場合、歌もマイクを通していない。そこで、手拍子や拍手を途中でされると、かき消されてしまう。そういうマナーだけ注意してくだされば“ブラボー!”やスタンディングは、オペラ歌手も、オーケストラの人たちも、みんな嬉しい。音楽は音を楽しむものですからね」



「プレゼントをくださる事は嬉しい事ですが、例えばダイエットをしている時に、チョコ等をもらうと辛いです。息子からのホワイトデーのお返しがチョコだったので、太るからいらないと言ったら、感謝がないと言われました。貰う事は有難いが、食べられないから、プレゼントをする時に考えて欲しいと言ったら、貰う事が有難い事だと言われ、それもそうだと思い、結局たくさん食べて、痩せられそうにありません。プレゼントって愛の具体化だと思っているのですが、好きでない物をあげてしまうと喜ばれません。プレゼントする行為が愛だから結果はどうでもいいのでしょうか」というメールをいただきました。

江原さん
「これは、どっちもどっち。ダイエットをしている時にチョコを渡すというのもKY。しかし、貰った物に対して“それは辛いから”と文句を言うのもKY。それを食べなければいいのに、食べて太って、痩せられそうにないと人のせいにするのも、逆ギレ。似た者同士。波長の法則。類は友を呼ぶ。食べずに、誰かにチョコを差し上げればいい。あげる方も、頂く方も、思いやりが大事だという事ですね」


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●江原啓之 今夜の格言

「心さえあれば、それで良いものではありません。心を表す努力も愛なのです」
「心は姿で表現するものです」

 
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