室井滋さんが登場!
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- 2026/06/14
室井滋さんをお迎えして
今回はスタジオに、俳優、絵本作家としてご活躍の室井滋さんをお迎えしました。
室井さんは富山県生まれ。早稲田大学在学中に映画や演劇サークルで芝居を始め、自主映画の女王と呼ばれるようになります。1981年、映画「風の歌を聴け」で劇場映画デビュー。以降、ドラマ「やっぱり猫が好き」をはじめ、数々の作品で独自の存在感を放ってきました。俳優業のほか、エッセイスト、絵本作家としても活動。2023年4月から富山県立「高志の国文学館」の館長を務めていらっしゃいます。小山「『やっぱり猫が好き』は、やっぱりドラマに入るんですかね?」
室井「私たちはドラマのつもりでやっていました。普通のドラマはシーンがすごく細かく分かれていますけれども、あれは前半・後半だけで一度もカメラを止めることなく撮影するので。間違っても続けるというようなやり方でやっていました。中にはやっぱり、私たちが本当に三人姉妹で浦安に住んでるんじゃないか、と思われる方もいらっしゃいました。あるいはドキュメンタリーじゃないか、とか」
小山「そんなイメージがありました。でも三谷(幸喜)さんがやられているから、脚本はあるわけですよね?」室井「三谷さんはあとから入っていらっしゃいまして。最初からでは無いです。他にもいろんな方達がたくさんいらっしゃって。ワンセットドラマだから、要はお一人の方だけでは、とてもじゃないけれどもネタが何となく似た感じになりますので、たくさんの方がお書きになっていました。ちょっと少し注目していただけるようになった時に、彗星の如く三谷さんが現れまして、それでとても面白いものを書いてくださいました」
小山「そうなんですね」
小山「演技のきっかけはやっぱり大学でしたか?」室井「そうですね、受験で東京に初めて来まして。でも、そもそも東京に最初に出てきたのがいつだったかな、と昨夜考えていまして。中学3年生くらいの時に父がもう離婚をしていまして、お見合いをするので、それで初めて東京に来ました」
宇賀「それは、どういう気持ちなんですか?」
室井「その前に父はあちこちでお見合いをたくさんしていまして。『新しいお母さんは、お前もちゃんと好きな人じゃないと困る』ということで、ずっと一緒にお見合いしてたんです。東京に初めてそうやって出てきた時に、学校をサボって、『せっかくだからどっか行こう』ということになって、新宿の末廣亭に行ったんですよ。当時、三平さんが出てらっしゃってテレビ中継をしてたんですよ。それで私が結構映っちゃったらしくて……それが富山であとで放送になっちゃって。学校をサボっているのがバレちゃった。それが東京に初めて出てきた思い出です」
小山「でも、それが意外と芸能の世界に入るきっかけになったりしたんですか?」
室井「なりませんよ(笑)」
宇賀「でも、今考えてみたら最初に映った瞬間じゃないですか」
室井「初めてプロのカメラマンに映してもらったのが、大笑いしているアップだったと思います」
小山「お芝居に興味を持ち始めたのは大学に入ってからですか?」
室井「それも両親の話になるのですが、小学校の高学年で父が離婚をして、私がよくない中学生・高校生になっては困るので、『夜中に出歩いて映画やお芝居を見るのは構わない。お小遣いをあげるから、その代わりお前は観たものの日にちといろんなことを簡単でいいからノートに書きなさい』と。お芝居と映画と、本を買うのはいくらかかってもいい、と。その時は全然なりたいとは思わなかったんですよ。ところが高校で3年生を送る会の時に『詳しいから室井にやらせればいい』とみんなに言われて。私は演劇部ではなくて陸上部だったんですよ。でも、それをやったら皆さんの注目を集めたんですよ。それがとても気持ちよかったというか、なんかいいじゃんこれ、と思って。それで東京に行ったら、なんかやってみようかなと。それがきっかけです」
宇賀「室井さんは絵本作家としても活動されていらっしゃるということで。絵本を書き始めたことで、また変わったりしたことはありましたか?」室井「女優なわけですけれども、ナレーションとか朗読がすごく好きで。最初の絵本が、金の星社から出した『しげちゃん』。名前の話なんですけど、これがちょっとヒットしまして。小学校5年生の道徳の教科書にも入っているんです。そんなこともあって、ライブをやることになりまして、絵は絵本作家の長谷川義史さんという方が描いてくれているんですけど、ピアニストとサックス奏者の人に入ってもらって、しげちゃん一座というのを作りまして。年間30ステージくらい絵本ライブをやっているんです。そこで自分の著作物を朗読できるのですごくやっぱり楽しいというか。絵本ライブなんですけど結構大人の方もたくさん来てくださるんです。小さな300人くらいのところから、多い時は2,000人くらいのところでもやったりして。長く続けているので、今はそれが一番楽しいというか」
小山「今、文学館の館長も務められているんですね」
室井「高志の国文学館というところで、富山市内にありまして。私が2代目の館長なんです。初代が中西先生と言って、『令和』の名前をつけられた歌の大家の先生なんです。その方のあとに私になり、ずいぶんちょっと差があるんですけども(笑)。とても素晴らしい先生なんですけど、ちょっと難しくなっちゃうから、普通の人がもっと来やすいような感じにしたいということで、私にお声がかかったのだと思います。今年で4年目に入ります」小山「じゃあ富山もよくお帰りになっているんですか?」
室井「そうですね、だいたい月に1週間から10日くらい。いろんな企画をやったりしています」
宇賀「室井さんはエッセイも書かれていて、最新のエッセイが4月に発売されています。タイトルが『背中合わせの恐怖』。ちょっと怖そうですが……」
小山「エッセイということはご自身が体験された怖い話を書いているんですか?」室井「ほぼほぼ自分の体験談ですね」
小山「霊感が強い方ですか?」
室井「ちょっと聞こえちゃったりとか。そのおかげで事故に巻き込まれなくて済んだとか」
小山「夢なんかでも、よく役柄を引きずった夢を見たりすることはありますか?」
室井「変な夢は結構見ますね。なんか魚と付き合っていたり……」
小山「(笑)」
室井「私としては好きな夢なんですけど、魚と付き合っていたんですよ、私は」
小山「普通に泳いでいる魚と?」
室井「泳いでいる魚と恋愛関係になって……夢ですから。でもある時、『魚だ、こいつ』と気が付くんですよ。それでその魚が嫌になって、捨てちゃうんです。それが私に復讐で、洪水の日で波がバーッとなった時に、その魚が大きくなって『しげるー、しげるー』と言って私を探し回る、怖い夢です」宇賀「面白い!」
小山「今度、夢の本を書かれたら面白そうじゃないですか?」
室井「そうですね、結構変な夢を見ています」
宇賀「この番組は『お手紙』をテーマにお送りしているのですが、室井さんがどこか手紙を書きたくなるような場所はありますか?」室井「エッセイは、朝起きてすぐにモーニングを食べに喫茶店に行くので、やっぱり万年筆を持つのは喫茶店ですね。長いものは家でも書きますけど、手紙もやっぱり喫茶店で書きますね」
宇賀「エッセイは万年筆で書いていらっしゃるんですか?」
室井「万年筆だったり、ボールペンだったり。最近、また万年筆に戻したんですよ。なんでかと言うと、字がすごくひどいんです、私。でも万年筆で書くと、多少は『いいじゃん』と思えるので」
小山「雰囲気が出ますよね」
宇賀「今日は室井さんに、『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」
室井「さすらいのちびちびと言いまして、うちにやってくる野良猫に」
小山「やっぱり猫が好きなんですね」
室井さんから、さすらいのちびちびへ宛てたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。(*6月21日まで聴取可能)
宇賀「今日の放送を聞いて、室井さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 室井滋さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」
室井さんの新刊『背中合わせの恐怖』(金の星社)もぜひお手に取ってください!
『背中合わせの恐怖』
室井滋さん、ありがとうございました!今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。
「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
お中元ギフトカタログ販売のお知らせ
郵便局では、夏の贈り物「お中元ギフト」カタログを販売中です。各地の特産品や産地直送のフルーツ、有名百貨店のギフトアイテムなど、お中元の贈り物としてはもちろん、返礼品やご自宅用のお取り寄せにもご利用いただける商品を取り揃えています。一部商品を除き、7月15日(水曜日)までのお申し込みで早割が適用されるので、お早めのご準備をおすすめします。なお、お申し込みの最終締切は、8月16日(日曜日)までです。詳しくは、お近くの郵便局または「郵便局 お中元」でご検索の上、ご確認ください。詳細はこちらから
皆さんからのお手紙、お待ちしています
毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
今週の後クレ
広島中央郵便局のみなさん
今回のメッセージは、広島県〈広島中央郵便局〉下久保 智さんでした!
「300枚の年賀状を購入していただいたお客さまとの会話が忘れられません。100枚は高校生の娘さんが使われるということで、このSNS全盛の時代にとても驚きを感じました。娘さんはLINEもいいけど、紙のやり取りの方が気持ちがこもっていて、送る方ももらう方もとても嬉しいということで、全部手書きで、100枚書いているそうです。今この時代でも若い世代の方々に、手書きのぬくもりや、郵便の価値がしっかり届いているということに感銘を受け、やりがいを改めて感じました。手で書くことで、やはり相手のことを思う時間がすごく増えるので、相手のことをより考えながら書くことで、相手に自分が思っていることがより強く伝わると思います。」
※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
全国の皆さんからのお便りや番組で取り上げてほしい場所
を教えてください。
〒102-8080 東京都千代田区麹町1−7
SUNDAY'S POST宛








