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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
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編集者・作家の藤本智士さんと熊本の話

  • ON AIR
  • 2026/10/11

編集者・作家の藤本智士さんをお迎えして

写真 今回はスタジオに、編集者・作家の藤本智士さんをお迎えしました。
写真 藤本さんは1974年兵庫県生まれ。編集者・作家で、有限会社りす代表。日本各地を旅しながら、地域に暮らす人たちの声や、その土地にある“ふつう”の魅力をすくい上げていらっしゃいます。今年、熊本県天草市の御所浦を旅し、島の人たちとともにガイドエッセイ『キセキの島』を制作されました。

宇賀「今回、どうして天草の御所浦を旅されたんですか?」

藤本「熊本自体は何度も行く機会がありまして、ただ、天草ってちょっと遠いじゃないですか。普段、僕は関西なので、伊丹空港から天草エアラインが飛んでいて。熊本経由で一瞬、30分くらい降りるんですけど、ほぼほぼ直行便で行けるということを知り、『思ったよりも近いな』と思ったのがきっかけですね」
写真 写真 小山「天草出身の僕からすると、なぜ御所浦だったのだろうと。天草の中でも特に交通手段が、もう船しかないので。宇賀さんも天草に行ったことあるけど、御所浦はないですよね」

藤本「そうなんですよね」

小山「僕は御所浦が大好きで。宝島の中の最後の宝島みたいなところだと思います」
写真 藤本「ある種、不便さが守ってくれているものというのがやっぱり御所浦にはあるなと思っているんです。僕も天草の市街の方、本渡とか街の方にしかうかがったことがなかったんですけど、そもそも天草というのが120の島々で構成されているということを、行ってから知ったんですよね。こんなに島があるんだという中で、当然車で渡れない島がたくさんあって。そういうところに行ってみたいなと思った時に、偶然、役所に御所浦担当の方がいらっしゃって、その方と出会ったことがご縁でうかがうことになりました」

小山「僕が初めて御所浦に行ったのは、おそらく50年くらい前ですよ。子どもの頃」

宇賀「やっぱり天草の人にとっては身近なんですか?」

小山「身近なんですけど、その当時は携帯電話もないわけです。御所浦にいちばん近い天草の上島というところからいちばん近い港まで行って、『じいちゃーん!』と叫んで、そうしたら向こうから船がポンポンと来る……一生懸命叫ばないと来てもらえない、そういう記憶がありますね」
写真 写真 宇賀「『キセキの島』を拝読しているんですけど、きれいですね。写真が素晴らしい。食べ物もおいしそうで」

藤本「本当に豊かな島だなと改めて思いました。今回の本は写真も基本的に自分で撮っているんですけど、基本的にこの本の構成としては僕のエッセイが真ん中にあって、写真もふんだんに入れながら、実は島のメンバーがいろんな情報をたくさん書き加えてくれていて。僕一人の本というよりは御所浦の島の皆さんと一緒に作った本なんです」
写真 写真 宇賀「〈居酒屋併設で便利な宿〉とかお宿の情報も載っているし、島あるあるとか。〈下校時間、海を泳いで家に帰った子どもがいた〉とか(笑)」

藤本「そういうのはやっぱり島の人にしかわからないことで。この本を作るために取材として行ったのはたった2日間なんですよ。その2日での旅の出来事をまとめているんですけど、それでもこれくらいのページ数のボリュームにはなるくらい、すごいいろんな出来事が起こったという」

小山「2ヶ月くらい暮らしていたのかと思いました。2日で作ったんですか」

宇賀「すごすぎる!」
写真 宇賀「7月28日に発生した熊本地震のあとも、藤本さんは熊本に行かれているんですよね」

藤本「被災地の方にうかがわせてもらって、ボランティアをさせてもらいながら、友人たちの話を聞くというので行ってきました」

小山「観光の風評被害が大きいと聞いていますが、『天草はこういうところが魅力的だから行った方がいいですよ』というのはどんなところですか?」
写真 藤本「僕はやっぱり関西なので『意外とアクセスいいですよ』というのはすごく言いたかったりしますし。天草とか阿蘇の観光需要の大きかった街が、宿泊客の皆さんが大分減ってしまったり、それが戻らないんだと悩みを打ち明けられたりもしているので、とにかく行ってみてほしいなと思います。皆さんが知らない熊本、阿蘇とか街中のイメージだけじゃない天草の魅力を知ってほしいなと思います」

宇賀「10月からは『熊本ふっこう応援割』も始まりました。安全を確認した上で、泊まる、食べる、買うという行動が地域にとってもプラスになりますよね」

藤本「お土産も豊かなので、ぜひ買っていただきたいし、とにかく行ってほしいですね」

宇賀「薫堂さん、これから熊本に行きたいと思っている方たちへ、どんな気持ちでいけばいいのか、メッセージをぜひお願いします。熊本を代表して」
写真 小山「僕は、実家を増やすみたいな旅が好きなんですよ。観光するために行くというよりは、自分の第二、第三、第四、第五のふるさとを探すようなつもりで街を歩いてほしいなと思います」

宇賀「皆さんぜひ、訪れてみてください」
写真 宇賀「さて、この番組は『お手紙』をテーマにお送りしていますが、藤本さんが手紙を書きたくなるような場所ってどこかありますか?」
写真 藤本「最近思ったのは、移動中っていいなと思って。新幹線とか飛行機の中、サブスクの動画を見たりとか、そういう時間が結構多かったんですけど、旅の移動中に書くのは落ち着くなと思いました」

宇賀「今日は藤本さんに、『いま、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」

藤本「『キセキの島』を作る時に大変お世話になった、御所浦せんばいなかという町おこしのチームの代表の山下幹生さんという方に手紙を今回、書きました」

藤本さんから、山下幹生さんへ宛てたお手紙は、ぜひradikoでお聞きください。
(*10月18日まで聴取可能)
写真 宇賀「今日の放送を聞いて、藤本さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 藤本智士さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」

藤本智士『キセキの島』

藤本智士さん、ありがとうございました!
写真 写真 今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。

「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
写真

『おもうがたび』発売記念! 第2回レターパックサイン会を開催します

写真 宇賀さんの最新著書『おもうがたび』(幻冬舎)が9月16日に発売されました。そこで『じゆうがたび』に続き、第2回レターパックサイン会を開催します。
まずは書籍『おもうがたび』を購入いただき、本を読んだ感想をお手紙にしてください。そして、レターパックを2枚ご購入いただきます。1枚は、本を幻冬舎へ送るためのもの。もう1枚は、サイン本をご自身のもとへ返送するためのものです。返送用のレターパックには、ご自身の住所とお名前をあらかじめご記入ください。
そして、もう1枚のレターパックに、『おもうがたび』の本、感想文、ご自身の住所とお名前を書いた返送用レターパック、この3点を入れます。返送用のレターパックは、折り曲げて入れてください。
送り先は、【郵便番号151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-9-7 幻冬舎】宛てです。品名の欄には、〈おもうがたび サイン本係〉と、〈サインに入れてほしいお名前〉をご記入ください。最後に封をして、ポストへ投函すれば、お申し込みは完了です。
応募期限は10月16日の消印有効とさせていただきます。たくさんのご応募があった場合は、ご返信にお時間をいただきますが、ご了承ください。

宇賀なつみ『おもうがたび』(幻冬舎)

皆さんからのお手紙、お待ちしています

写真 毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
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今週の後クレ

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むつ郵便局のみなさん


今回のメッセージは、青森県〈むつ郵便局〉工藤 あゆみさんでした!

「私は手紙を書くことが好きなのですが、送るたびに切手を変えるようにしています。毎月特殊切手のチラシを見ながら、この切手を送ったら相手が笑ってくれるかなとか、性格だったり趣味だったりとかを考えながら、切手を探すのがとても楽しい時間です。好きな花が『ひまわり』という共通点がある友人がいるので、ひまわりの切手で送ると、こんな切手あるんだねと反応してくれました。私からその友人が好きそうな切手の種類を教えたところ、今度はその切手を使って送り返してくれたことがあり、とても嬉しかったです。手紙でもらうとずっと取っておけるというのが凄く良いと思っています。あの時こんなことを言っていたなとか、この時こういう話していた、こういうことに悩んでいたなどと振り返ることもできるのでとても大事に取ってあります。」

※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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この番組ではみなさんからの手紙を募集しています。
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