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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
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尾崎豊さん、裕哉さんのお話 尾崎繁美さんをお迎えして

  • ON AIR
  • 2026/10/25

尾崎繁美さんをお迎えして

写真 今回はスタジオに、尾崎繁美さんをお迎えしました。
写真 尾崎繁美さんは、尾崎豊さんの妻で、シンガーソングライター尾崎裕哉さんのお母様でいらっしゃいます。18歳で豊さんと出会い、20歳で結婚。長男・裕哉さんの誕生後、1992年に豊さんとの突然の別れを経験されました。その後、息子の裕哉さんとボストンへ渡り、子育てをしながら、尾崎豊さんの作品を守る仕事にも携わってこられました。11月19日に、講談社より『ふたりの尾崎 ―豊と裕哉の笑顔を守る―』が発売予定です。

小山「そもそも尾崎豊さんとはどのようにして出会われたんですか?」

尾崎「1986年のちょうどバブル期だったんですけれども。尾崎豊自身もこの時は3枚のアルバムがオリコンにすべてチャートインしていて、人気絶頂期であったんですけれども、音楽活動の無期限停止を発表してニューヨークに行くということが決まっていて。その送別会で知り合いました」

小山「繁美さんはファンだったんですか?」
写真 尾崎「それが全然知らなくて。『I LOVE YOU』は知っていたんですけど、PVとかがちょっと暗い感じだったので、あんまり好きな感じではなかったんですね。洋楽の方が私は得意だったので」

宇賀「でもきっと、たくさんの方が集まっていらっしゃったわけですよね。その中でどうやって知り合うことになるんですか?」

尾崎「初めて会ったお店は、当時一世を風靡していた六本木のイタリアントマトで」

小山「イタトマって呼んでいましたね」

尾崎「そこで会ったんですけど、3時間遅れてきて」

小山「参加者はみんな待っていたんですか?」
写真 尾崎「そうです。実はその1週間毎日送別会をしていたらしいんですけれども、前の日にも実は行ったんです。その時は来なかったんです、本人が。それですっぽかされた感じになって、次の日もどうしようかなと思ったんですけれども。飛び立つ前の本当の最後の日だって言うので、参加したのがきっかけで」

小山「でも、この人と運命がつながるな、と思った瞬間は覚えてらっしゃいますか?」

尾崎「はい、その日です。見たことのないオーラだったんですけれども、そのままお店に入って来て、私の方に歩いてきてピタッと止まって。言った一言が『君、かわいいね。電話番号教えて』って言われたんですよ」

小山「いきなりですか!」

尾崎「それで、すごいかっこよかったから実はドキドキしてあんまり話せない感じだったんですけれども、私が『あなた3時間遅れてきてごめんなさいの一言もないの?』って言ったんですよ。それでキョトンとして。そう言われたことがあんまりなかったみたいで、『ごめんね』って言われたので、意外に素直な人なんだなと思ったりして」
写真 小山「プロポーズはどこだったんですか?」

尾崎「プロポーズは拘置所からの手紙だったんです。ある日手紙が来て、そこに自分の見た夢の話が書いてあって。それのタイトルがですね、『Dear My Life Shigemi』と書いてあって。その一言目にやられましたね。僕の人生 繁美、と。キザな人であったので、いろいろ言われた言葉はあるんですけど」
写真 尾崎繁美さんの新刊『ふたりの尾崎 ―豊と裕哉の笑顔を守る―』についてもお話をうかがいました。

尾崎「7回忌の時に、もう1冊本を出しているんです。その時にまだまだ話しきれなかった本当のグリーフが残っていて、それを全部出し切ろうというか、告白しようという感じで」

小山「墓場まで持って行こうと思っていたことをここに綴ったと」

尾崎「そうですね、まだたくさんあるんですけど」

小山「タイトルが『ふたりの尾崎』で、もう一人の尾崎裕哉さんのことも、思いが綴られているわけですね」
写真 尾崎「夫が亡くなったことは人生の中で最大の悲しみではあったんですけど、実はそのあとが自分の人生の中で本当に苦しい時というか。すごいマスコミのバッシングを受けたので、このままいると家族にも迷惑をかけてしまうというのもあったので、アメリカに居を移そうとある日思って」

宇賀「それでボストンに渡ったということなんですね」

小山「子育てをする上で、いちばん大切にしていたことはどんなことなんですか?」

尾崎「笑顔ですね。夫の曲で、『失くした1/2』という曲があるんですけど、その中で『信じてごらん 笑顔からすべてがはじまるから』というフレーズがあるんです。その『笑顔からすべてがはじまる』という言葉を胸に抱いてボストンに渡ったんですけれども、幸せだから笑顔になるのではなくて、笑顔だから幸せになれる。それをずっと自分の胸に抱いて生きてきました」

宇賀「裕哉さんが、歌うことを生業にしていくというお話を聞いた時はどう思われましたか?」

尾崎「14歳の時に一時帰国をしていて、家族でカラオケに初めて行ったんですね。その時にタイトルを見たら『十七歳の地図』とあって。それで『え?』と思っていたら、もう歌い始めて家族で驚愕して。声を聞いて『何だこれは?』と」
写真 小山「降臨した、みたいな感じですか」

尾崎「もうそっくりというか、息継ぎとかピッチの揺らぎとかも同じなんですよ。本当に声が出なくなってしまった日でしたね、あれは。それと同時に、何かわからないんですけど、この声を届けなきゃ、みたいな感覚になって。その声を聞いてすぐにもう日本に帰国しました」

宇賀「ここまでうかがったようなお話が、まさにこの本に綴られているということなのですが、繁美さんがこの本でいちばん伝えたかったことは何でしょうか?」
写真 尾崎「それはですね、もうズバリ愛です。人生には喜びも悲しみもさまざまな出来事があると思うんですけど、どんな時も支えてくれたのは、愛でした。私が受け取ってきた愛を今度は読者の皆さんに届けたい、そんなふうに思っています」

宇賀「さて、この番組は『お手紙』をテーマにお送りしていますが、繁美さんがこれまで受け取ったお手紙で、特に思い出深いものはありますか?」

尾崎「先ほど話した(豊さんからの)拘置所からの手紙ですね。まだ私は19歳で、相手は拘置所に入っているのに、結婚しようという手紙が来たので。嬉しいんですけど、どうしていいのかわからないという」

宇賀「本当にドラマですよね。今日は『いま、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」

尾崎「尾崎豊の音楽プロデューサーである須藤晃さんが、10月7日に急逝されたので、須藤さんに宛てた手紙を書いてきました」

尾崎さんから、須藤晃さんへ宛てたお手紙は、ぜひradikoでお聞きください。

(*11月1日まで聴取可能)
写真 宇賀「今日の放送を聞いて、尾崎さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 尾崎繁美さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」

『ふたりの尾崎 ―豊と裕哉の笑顔を守る―』(講談社)

尾崎繁美さん、ありがとうございました!
写真 今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。

「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
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第24回全日本年賀状大賞コンクールのお知らせ

手づくりの年賀状で、大切な人に気持ちを届けてみませんか? 日本郵便では、「第24回全日本年賀状大賞コンクール」の作品を募集しています。このコンクールは、年賀状を「出す楽しさ」「もらううれしさ」を感じながら、手書きならではの温かさや手づくりの魅力に親しんでいただくことを目的に開催しています。前身の「全日本年賀状版画コンクール」から数えて今回で76回目を迎える歴史あるコンクールです。
募集しているのは、版画部門、絵手紙部門、ことば部門の3部門。個人でも団体でもご応募いただけます。お子さまから大人まで、どなたでも参加できるコンクールです。入賞者には賞品をご用意しているほか、ご応募いただいた皆さま全員に参加賞をお贈りします。締切は2027年1月8日まで。当日消印有効です。
あなたならではのアイデアやメッセージが詰まった年賀状をお待ちしています!

第24回全日本年賀状大賞コンクール

ポストカー 秋の東京蚤の市に登場

10月31日(土曜日)から11月3日(祝日・火曜)までの4日間、「秋の東京蚤の市」が開催されます。会場は、立川市の昭和記念公園。土曜日、日曜日限定で、お子さま向けに「お手紙の仕分け体験」を実施します。
詳しくは東京蚤の市のインスタグラムをご確認ください

東京蚤の市 インスタグラム

皆さんからのお手紙、お待ちしています

写真 毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
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今週の後クレ

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宇都宮清原台郵便局のみなさん


今回のメッセージは、栃木県〈宇都宮清原台郵便局〉枝 拓海さんでした!

「私の妻がよく手紙を書いてくれる人で、結婚する前から節目に手紙をもらうことがありました。初めて私の誕生日を迎えた時にもらったハガキが一番心に残っており、それまでハガキなどをもらったことがなかったので、とても嬉しかったことを覚えています。その人の字や、その人の印象が、ハガキだと直で伝わるので嬉しかったです。今まで頂いた手紙は大切に取ってあります。その時の思い出もあり、これからも仲良くしたいなと読むたびに強く感じます。手紙は後から見返すこともできますし、その当時のことを思い出せたりするものなので、とてもいいものだなと思います。」

※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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