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『手紙から始まる物語。』
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歌舞伎俳優の尾上松也さんが登場!

  • ON AIR
  • 2022/02/06

歌舞伎俳優 尾上松也さんをお迎えして

写真 今回は、歌舞伎俳優の尾上松也さんをスタジオにお迎えしました。

小山「お二人は共演をされていたんですね」

宇賀「そうなんです、テレビ朝日で『川柳居酒屋なつみ』という番組をやっていまして、そこに毎回常連客として出演してくださっていたんですよね。閉店しちゃったんで、今日はお久しぶりです」

尾上「そうですね、でも久しぶりな感じがしませんね」
写真 松也さんは1月から放送がスタートしたテレビドラマ「まったり!赤胴鈴之助(BSテレ東・テレビ大阪)」で主演を務めています。

宇賀「どんなドラマなんですか?」

尾上「『赤胴鈴之助』という漫画の原作があるんですけど、赤胴鈴之助という少年剣士が父を探して旅に出る冒険活劇みたいな感じなんですよ。もともとは設定が少年剣士ですから、私もいま37歳で少年剣士は難しいだろう、コメディにしたら何とかなるんじゃないか、ということで……赤胴鈴之助が本来は江戸時代にいるのですが、ひょんなことから現代にタイムスリップしてしまって起きる、ドタバタコメディです」

小山「企画が松也さんご本人なんですね」

尾上「そうなんです、企画からさせていただいて」

小山「赤胴鈴之助って、僕が子どもの頃のさらにちょっと前の漫画ですよ。それをなぜ?」

尾上「実は65年くらい前なんですけれども、赤胴鈴之助がドラマ化されたことがありまして。まだ収録ができない生放送ドラマの時代で、その時に赤胴鈴之助を演じたのが僕の父親の尾上松助だったんですよ。それで話をずっと聞いていて。いつか大人になったら、父と僕のつながりということで、復活できないかなと考えていたもので。構想としては、結構長いあいだ考えていたことではあるんです」
写真 小山「僕、うっすらと(ドラマの)記憶がありますね。赤胴鈴之助の胴着のバッグが昔、ハムか何かのキャンペーンで当たる企画があったんですよ。僕がまだ小学生の頃。それでたくさん買って、応募して当たって、大切に持っていた記憶があります」

尾上「そうですか! 赤胴鈴之助はすごく人気があったみたいで」

宇賀「去年は舞台もやっていましたよね」

尾上「去年は新作歌舞伎として自主公演で上演することができて。ドラマ自体も昨年のうちに撮り終えていまして、だから僕とっては去年はかなり赤胴鈴之助イヤーでした」

小山「『まったり!』っていうのがいいですよね」

宇賀「一気にグッと見やすくなるというか、親しみがわきますよね」

尾上「何の理解もしなくていい、わっと観られるドラマになっています。他の登場人物も何人も現代にタイムスリップしてしまうので」

宇賀「主題歌も歌っているんですね?」

尾上「お恥ずかしながら、自分が企画したドラマで主題歌を歌うとは思ってもいなかったですが、今回、歌わせていただいているんです」
写真 宇賀「すごく歌が上手で。それこそ舞台とかだとよく歌っていらっしゃたりするじゃないですか。でもアーティストデビューというのはこれが初めてなんですね」

尾上「だからめちゃくちゃ恥ずかしかったです、最初。今まで舞台で歌ったりというのは、要は役を通して表現するということだったけど、僕そのもので表現することに慣れていなくて。めちゃくちゃ恥ずかしかったです。できるだけ友達にバレないように……(笑)」

宇賀「バレるわ!(笑)」

尾上「バレてますけどね(笑)」

小山「タイトルが『RED』。赤胴鈴之助なので『RED』なんですね」
写真 さらに、松也さんには番組のテーマであるお手紙についてもお話をうかがいました。

宇賀「松也さんがこれまでもらったりした中で印象に残っているお手紙はありますか?」

尾上「ずいぶん昔ですけど、楽屋にファンレターみたいなものが届きまして。すごく分厚い本のようになっていて、いろんなデザインが描いてあったんですね。バッグとかドレスとか。それに手紙が添えてありまして、読んでみたら、僕の“将来の奥様への結婚式用のデザインです”……と。全部説明が書いてありまして、最後のところに『諸々のデザイン料と考案料を含めまして100万円をお振込いただきます。』という手紙がきたのが衝撃的でしたね。どうしよう、1回振り込まないといけないかな、と考えましたけど(笑)」

宇賀「それはインパクトありますけどね(笑)。ラブレターとかはないですか?」

尾上「交際していた方が、交際記念日に毎月手紙とプレゼントをくださっていたことがありましたね。だから僕も毎月やっていました」

宇賀「手紙も書いていたんですか?」

尾上「書いていたし、プレゼントもあげていました」

宇賀「それは、強制的に……」

尾上「やらなきゃいけない空気だったので(笑)」
写真 小山「その方と別れる時は手紙で別れたんですか?」

尾上「手紙、渡したかもしれないです」

宇賀「えー! 薫堂さん、何でわかったんですか?」

小山「いや、そうなのかなって」

宇賀「ちなみにその手紙ってとってありますか?」

尾上「さすがにお別れしたので、それはとってないですね」

宇賀「薫堂さんは全部あるんですよね」

小山「そうなんです、僕は下書きまでとっておくタイプなんです」

尾上「すごい!」
写真 宇賀「そして今日は、『いま手紙を書きたい人』に宛てたお手紙を書いていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」

尾上「先ほど赤胴鈴之助の話も出ましたので。僕が20歳の時に父は亡くなっているのですが、その父に書いてみました」

松也さんが、尾上松助さんに宛てたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聴きください(2月13日まで聴取可能)。

小山「お父様は喜ばれているでしょうね、きっと」
写真 尾上「これは喜んでいると思うんですけどね。あんまりそういうことで喜んだりするタイプではなかったので、感じたりすることはなかったんですけど。この赤胴鈴之助のドラマと、去年、歌舞伎化した時は何となく清々しい気持ちになれたので、そう思っているんじゃないかなと勝手に思っています」

宇賀「どんなお父様でしたか?」

尾上「歌舞伎オタクでした。歌舞伎のことか(野球の)巨人のことしか考えていないという。この二択しかなかったです、本当に」

宇賀「いま、もしお話ができたら何を話したいですか?」

尾上「やっぱり芝居のことを聞きたいですね。父親が元気な時、僕は女方が中心だったのですが、父親は男役、立役が中心だったものですから。あまり聞く機会がなかったんですけど、僕はいまは立役が中心なので。まずは芝居のことを聞きたいですね」

宇賀「今回の放送を聞いて、松也さんへお手紙を書きたい、と思った方もいらっしゃると思います。ぜひ番組にお寄せください。責任を持って、ご本人にお渡しいたします。【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 尾上松也さん宛】にお願いします。
写真 尾上松也さんの主演ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」は、BSテレ東で土曜日の深夜0時から、テレビ大阪では土曜日の深夜0時56分から放送されています。

BSテレ東 真夜中ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」

テレビ大阪 真夜中ドラマ「まったり!赤胴鈴之助」

さらに、3月からは舞台「怖い絵」もスタート。ぜひチェックしてみてください。

舞台「怖い絵」
写真 尾上松也さん、ありがとうございました!

竹久夢二グリーティング切手

2月1日から、全国の郵便局と通販サイト「郵便局のネットショップ」で「グリーティング切手(ライフ・花)〜竹久夢二の花図案〜」が販売されています。
63円切手シートは、イチョウの葉や椿など、柄のような華やかなデザイン。84円切手シートは、スズランや菜の花など、縦長比率の切手を交えたスタイリッシュなデザイン。竹久夢二の「花図案」がモチーフになっていて、千代紙、絵封筒、書籍装幀などで使われた花のデザインによる、レトロな雰囲気とグラフィカルなタッチや色使いが特徴です。
また、ポストカードを無料でダウンロードできる「#手紙にしよう」のサイトには、様々なクリエイターが手掛けたお花を題材にしたポストカードがたくさん掲載されています。ぜひ、花図案の切手と一緒に、春の訪れを告げるお手紙を書いてみてください。

竹久夢二 グリーティング(ライフ・花)切手

「&POST #手紙にしよう」


今週の後クレ

写真 今回のメッセージは、静岡県〈熱海郵便局〉青山和由さんでした!

「配達中に、マンションのエントランスで泣いている小学生がいたので、『どうしたの?』と声をかけたところ、お家に入れず困っていたということがありました。管理人さんに連絡を取り、その後、ご両親にも連絡が取れ、その子は無事お家に入ることが出来ました。 それ以降、そのお子さまは、登下校の際に配達中の私に手を振ってくれたり、『こんにちは』と声をかけてくれたりするようになり、私も『気をつけて帰ってね』と声を掛けるようになりました。 私たちの仕事は、郵便物を配達するのみではなく、地域のみなさまのために、何か他に出来ることがあればやっていかなければならないと感じました。」
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