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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
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日本で唯一のビーチサンダルメーカー! 中島広行さんが登場

  • ON AIR
  • 2025/08/03

株式会社九十九 代表の中島広行さんをお迎えして

写真 今回はスタジオに、日本で唯一のビーチサンダルメーカー「株式会社九十九」の中島広行さんをお迎えしました。
写真 中島さんは1972年生まれ。前職では雑貨店でビーチサンダルを扱い、ビーチサンダル一筋27年。海外製が主流だった中、日本でのビーチサンダル製造復活を目指し、2013年に株式会社九十九を設立。ビームス、コムデギャルソン、ミズノなど多数の企業とコラボレーションも手がけています。

小山「驚いたのが、ビーサンは日本が発祥なんですか?」

中島「日本発祥です。ややこしいことにですね、海外ではビーチサンダルというのが通用しなくて、海外ではフリップフロップスと言われています」

宇賀「それはどういう意味なんですか?」

中島「パタパタするみたいな意味らしいです」

小山「そのフリップフロップスの原型が日本で生まれたということなんですね」
写真 宇賀「日本では当時からビーチサンダルと言われていたんですか?」

中島「そうですね。ゴム草履と言われる時期があったりとか」

小山「今、世界中にありますよね。リゾートホテルに行っても大体置いてありますし。どうやって世界に広まっていったのですか?」

中島「もともとビーチサンダル自体が輸出産業で、1960年前後に年間1億足、主にアメリカに輸出していた時代がありまして」

小山「やっぱり西海岸ですか?」

中島「アメリカ全土みたいです。そこから人件費の高騰であったりとか、競争にさらされて日本でのビーチサンダル作りが衰退してしまうんです。なのでビーチサンダルは海外で火がついて、日本に逆輸入されてきたんです。当時のアメリカで行われたオリンピックの時に水泳で派遣された選手団が、アメリカの選手がビーチサンダルを履いているのを見て『これは何だ?』と言っていた、笑い話みたいなものもあります」
写真 写真 小山「我々が普段履いているのもほぼ海外のものですか?」

中島「ほぼ海外ですね」

小山「国産のものだと品質が変わるんですか?」

中島「台と鼻緒の2パーツしかないので、見た目から言うと日本製も海外製も、100円のものも1,000円のものも、2,000円のものも変わらないので、売るものとしては難しいんですけど、履いた時の足入れであったりとか、ちょっとしたところですね。日本人的な言い方では気遣いであったりとか。あとは愛情多めです、って言うしかないですけど(笑)」
写真 九十九のビーチサンダルをスタジオにもお持ちいただきました。履いてみた薫堂さんと宇賀さんは……。

宇賀「ピッタリしますね!」

小山「もっとビーサンってゆるい感じがあったりとか、大きかったり小さかったりしますけど、これはジャストサイズですね」

宇賀「立ち上がって歩いてもズレる感じがないというか。しっかりしていますね、土台も」

小山「気持ちいいです。しかもスタジオでビーサン履いたのが初めてなので新鮮です」

宇賀「薫堂さんは夏でも靴をちゃんと履いてらっしゃいますもんね」

小山「やっぱり耐久性もあるわけですね」
写真 中島「本来であれば1年に1回、買い替えてもらいたいんですけども、『5年履きました』とか『鼻緒だけダメになったので鼻緒だけ替えてください』というお客さんも年に何人もいらっしゃいます」

宇賀「今、従業員の方はどのくらいいらっしゃるんですか?」

中島「一人です」

宇賀「一人でやっていらっしゃるんですか?」

小山「一人で! 製造も一人?」
写真 中島「ビーチサンダルは分業制で、台になるゴムのシートを作る工場と、鼻緒を作る工場と、あとはプリントとか二次加工をする工場と、裁断して組み立てをして納品する工場に分かれていまして。それぞれに仕事を依頼しています」

小山「ベースと鼻緒をくっ付けるのはまた別のところでやるんですか?」

中島「私の事務所でやることも多いです」

宇賀「難しくないんですか?」

中島「慣れると大体1足30秒を目安で出来ます」
写真 宇賀「そして、なんと今回! 日本郵便SUNDAY’S POSTのためのオリジナルのビーチサンダルを作っていただきました! では薫堂さん、ご覧ください」

小山「おお! かわいいじゃないですか!」

宇賀「こちらを今回、30足ずつご用意いただけるということです!」
写真 写真 小山「LとM、男性用と女性用で27センチと24センチですね。ご希望の方は、郵便番号、住所、氏名、希望サイズ・MかLを書いて、番組までお手紙でご応募ください。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】です。お手紙には、ぜひこの夏の思い出を書いて送っていただければと思います。いただいたお手紙は、当選に関わらず番組内でご紹介することがありますのでご理解ください」

小山「中島さん的に出来はいかがですか?」

中島「枠のフレームを入れてはがきっぽいのでいいなと」
写真 小山「枠があるんですよね。ペタッとやると全体的にはがき風になっている」

宇賀「本当だ! 1枚のお手紙みたい。どんなサンダルか見たいという方は、番組の公式Xからご覧ください」
写真 写真 宇賀「この番組はお手紙をテーマにお送りしているのですが、中島さんが手紙を書きたくなる場所とや、瞬間はありますか?」

中島「記念日に妻とメッセージのやり取りをしたりとか、お互いが海外に行った時に、はがきを書いたりということはよくありますね」

宇賀「今日はそんな中島さんに、『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」

中島「ビーチサンダルと、支えてくれる家族への手紙です」
写真 中島さんから、ビーチサンダルとご家族へ宛てたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。
*8月10日まで聴取可能

宇賀「今日の放送を聞いて、中島さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 中島広行さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」

中島広行さん、ありがとうございました!
写真 株式会社九十九

今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。

「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。

皆さんからのお手紙、お待ちしています

写真 毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。
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今週の後クレ

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千歳駅前郵便局のみなさん


今回のメッセージは、北海道〈千歳駅前郵便局〉登藤 紗花さんでした!

「郵便局でかわいいレターセットをよく販売しているのですが、小型のうちわ型のレターセットが発売されたときに、そのかわいさに惹かれて購入し、祖父に手紙を送ったところ、とても喜んでもらえました。祖父の家を訪ねた際、そのうちわを飾ってくれていたのが嬉しかったです。私は字を書くことが好きなので、どれだけきれいな字で手紙が書けるか挑戦するのも楽しいですし、送る相手に合わせて便箋や切手を選ぶ時間も楽しみの一つです。自分でデザインして、少し時間をかけて作るからこそ、手紙やはがきには達成感や楽しさがあるのだと思っています。」

※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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