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『手紙から始まる物語。』
ここには、様々な思いが詰まった手紙が毎週届きます。
読むと、送り主のことがもっと知りたくなってきます。
日曜の午後3時、1通の手紙から始まる物語。
手紙の送り主にじっくりお話をうかがいながら、
手紙を受け取る喜び、手紙を送るワクワク感、
手紙に詰まった想いをラジオを通して全国に届けます。
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神社ソムリエの佐々木優太さんが登場!

  • ON AIR
  • 2025/09/21

神社ソムリエ 佐々木優太さんをお迎えして

写真 今回はスタジオに、拝受した御朱印は4,000を超える、神社ソムリエの佐々木優太さんをお迎えしました。
写真 小山「神社ソムリエ……これは、バチは当たらないんですか?(笑)」

佐々木「僕も心配しながら名乗っています(笑)」

小山「なぜ、神社ソムリエということをやろうと思われたんですか?」
写真 佐々木「最初は趣味で回っていたんです。『行ってきたよ』『見てきたよ』という話を待ってくださる方とか、楽しみにしてくださる方がいらっしゃって。そういう方にせっかくなので『こんな神社あったよ』『神様がいたよ』という話を紹介して。それが『ワインのソムリエのようだね』と誰からか言っていただいて、神社ソムリエと言うようになりました」

小山「わかりやすいですよね、自分に合う神社さんを紹介してくれるんだろうな、と」
写真 宇賀「御朱印だけでも4,000以上ということは、全部でいくつくらい回られたんですか?」

佐々木「御朱印が4,500なのですが、巡った神社だけで言うとほとんど数えていないんですけど、15,000社以上は巡っています。15年前、26歳からですね」

小山「それまでは神社さんにはあまり行っていなかったんですか?」

佐々木「まったくと言っていいほど」

小山「何が運命を変えたんですか?」
写真 佐々木「もともとミュージシャンで一旗上げようと思って兵庫県から上京してきたんですけど、鳴かず飛ばずもいいところで。明日に迷っているような時に、ふと寝ていたら夜中に『あ、今すぐ伊勢神宮に行かなあかん』と思い当たって、そのまま東京からバイクで出発して伊勢神宮まで行った。これがスタートで。最初は御朱印というのが好きになって、『明治神宮ってよく聞くけど、あそこ神社なんだっけ? お寺なんだっけ?』『日光東照宮って神社だっけ? お寺だっけ?』ってそのレベルなんですよ。そんなことを繰り返しているうちに、15,000になっちゃった感じです」

宇賀「全国にどのぐらいの神社があるんですか?」

佐々木「今、数えられるだけで80,000社くらいあると言われています」
写真 宇賀「そもそも神社って、山でも川でもそこに神様がいると思って鳥居を建てたら神社、というのは合っています?」

佐々木「おっしゃる通りですね。建物がない神社もあります。すごく広い意味で行くと、たとえば大木にしめ縄を巻いただけのものも、あれは神社なんです。たとえば横綱っていうお相撲さんの位がありますよね。横綱は神社です」

小山「そうなんですか?」
写真 佐々木「お相撲さんが一生懸命お相撲を取って、強くなると勝つ数が多い人が出てきますよね。そうすると、その人にはお相撲の神様が宿っているんだ、ということになるんです。これは神社だ、ということでしめ縄を巻くわけですよね。なので、横綱が神ではなくて、横綱に宿るのが神です」

小山「今まで横綱と神様の関係、考えたこともなかったですね」

宇賀「考えたことなかったです。でも細かいルールはなくて、人がそこに神様がいると思えば神社っていうのがすごく自由で、いいなあと思いますね」

佐々木「お守りの話とかもそうですよね。1つコツがあって、神様はいちばん尊敬している先輩だと思って所作を取ると、絶対に間違わないです」

小山「どういうことですか?」
写真 佐々木「たとえば、鳥居で一礼しなければご利益をもらえないとか、参拝方法でお辞儀の回数を間違えるとダメだと考えがちなのですが、ルールはありませんから。いちばん尊敬している先輩のお家に来たと思って所作を取るといいんです。小山さんがいちばん尊敬している先輩を思い浮かべていただいて。宇賀さんも思い浮かべていただいて……必ずと言っていいほど、別々の人を思い浮かべたと思うんです。それぞれの先輩に会いに行く時の格好とか、会いに行く時間って別々ですよね。だから神社もそのようで、神様って決まってないですから、同じ神社にふたりで参拝に上がっても、取る所作、丁寧さは別々なわけです。それを指摘し合うルールもなければ、誰を縛る何かがあるわけではないので、迷ったらいちばん尊敬している先輩に取る態度を取れば、間違いないです」

宇賀「やっぱり二礼拍手一礼とか言うじゃないですか。そうしなきゃいけないと思っているのですが……」

佐々木「実は神社、神主側が『こうしなさい』と言ったことは1回もないです」

小山「そうなんですか! あれは誰が言い始めたんですか?」

佐々木「先人たちがずーっとやってきた最高の平均値が二礼拍手一礼なだけなんですね。必ずああしなければいけないというルールはまったくないです」

宇賀「地域や神社によって違うところもありますもんね。うちは昔からこれだったので、よければどうぞ、みたいな」
写真 佐々木「おっしゃる通りです。ただ、ルールはないのですが、モラルがある。その神社を大事にしている人たちのモラルを崩さないようにとか、自分が好き勝手にしていいというわけじゃないですが」

宇賀「知らないことだらけですね」

さらに、佐々木さんにおすすめの神社を教えていただきました。こちらはぜひradikoでお楽しみください!
(*9月28日まで聴取可能)

宇賀「この番組はお手紙をテーマにお送りしているのですが、今日は佐々木さんに、『今、想いを伝えたい方』に宛てたお手紙を書いてきていただきました。どなたに宛てたお手紙ですか?」

佐々木「ちょっと恥ずかしいんですけど、神社巡りをするようになって人生が変わりましたので、神社巡りをする前の自分に宛てて手紙を書いてまいりました」

佐々木さんから神社巡りをする前の自分へ宛てたお手紙の朗読は、ぜひradikoでお聞きください。
写真 宇賀「今日の放送を聞いて、佐々木さんにお手紙を書きたい、と思ってくださった方は、ぜひ番組にお寄せください。責任をもってご本人にお渡しします。
【〒102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST 佐々木優太さん宛】にお願いします。応募期間は1ヶ月とさせていただきます」

佐々木優太さん、ありがとうございました!
写真 写真 佐々木さんがゲッターズ飯田さんとコラボした本『幸せ舞い込む!あなたの開運神社』(朝日新聞出版)も、ぜひお手に取ってみてください。

幸せ舞い込む! あなたの開運神社

今回の放送は、radiko タイムフリーでもお楽しみいただけます。

「SUNDAY’S POST」Xのアカウントはこちらから。
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長野県飯山市で手紙にまつわる鉄道旅が開催されます!

写真 11月8日(土)に長野県飯山市で「Re:恋」バウ・リニューアル〜手紙と鉄道でつなぐ想い〜おいこっとで行く!飯山・ハートの湖「北竜湖」の旅が開催されます。長野県自然百選にも選ばれるハートの形をした北竜湖や周辺の豊かな自然に囲まれて、大切な方へお手紙をしたためてみてはいかがでしょうか?

予約サイト:日本の旅鉄道の旅

皆さんからのお手紙、お待ちしています

写真 毎週、お手紙をご紹介した方の中から抽選で1名様に、大分県豊後高田市の「ワンチャー」が制作してくださったSUNDAY’S POSTオリジナル万年筆「文風」をプレゼントします。
引き続き、皆さんからのお手紙、お待ちしています。日常のささやかな出来事、薫堂さんと宇賀さんに伝えたいこと、大切にしたい人や場所のことなど、何でもOKです。宛先は、【郵便番号102-8080 TOKYO FM SUNDAY’S POST】までお願いします。

今週の後クレ

写真

高松中央郵便局のみなさん


今回のメッセージは、香川県〈高松中央郵便局〉山本 隆広さんでした!

「小学生の子供がいるのですが、最近は手紙に触れる機会があまりないので、『どうやって書くの?』と子供に聞かれながら、一緒に手紙を書くことがあります。うちの子は一度転校をしていて、以前通っていた小学校のお友達に、ハガキのサイズいっぱいに絵や模様を描いて送っています。その姿を見ると、本当に微笑ましいなと感じます。『郵便番号はこう書くんだよ』『住所はこう書いて、ここに名前を書くんだよ』とやり取りしながら、文面は子供が好きなように書いています。そして手紙が返ってきた時、喜んでいる子供の姿を見ると『やっぱり手紙っていいな』と思います。」

※出演した郵便局、及び郵便局員宛ての手紙はいただいてもお返事できない場合がございます。あらかじめご了承ください。
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