川島明 そもそもの話

TOKYO FM/JFN 37 Stations
Every Saturday 17:00-17:55
エフエム青森 Every Saturday 19:00-19:55

そもそも、なんでこの世界に?
そもそも、有名になったきっかけは?そもそも、あの作品を手がけた理由は?
芸人、俳優、ミュージシャン、漫画家、映画監督、スポーツ選手、料理人……
誰でも知ってるあの人の、意外と知らない“そもそもの話”。
平日の喧騒を逃れた土曜日。
バリトンボイスの聞き巧者 麒麟・川島明がおくるインタビュー番組。
様々な質問や相談に川島明が答えていきます。

番組では、リスナーからのメッセージも募集中!

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On Air Report

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05 May 2026

【#122】ゲストは"笑いを音符に変えるじょっぱりプロデューサー" 古坂大魔王さん!【2026.3.21 OA】

『川島明 そもそもの話』3月21日放送のゲストは、古坂大魔王さん!
収録前の雑談トークは盛り上がっていたのに、収録が始まった途端に変なことを言い始める!?青森ならではの”じょっぱり精神”が全開の古坂さんと1対1でたっぷりお話を!

◆青森出身◆
古坂さんの地元の青森県は大阪のお笑い文化があまり入ってこない土地で、テレビで観られるお笑いはドリフターズくらいしかなかったそう。そのため当時は『8時だョ!全員集合』をみんなが見ていて、学校の朝礼で先生もその話をしているほどだったとか。その後、とんねるずが出てくると、『とんねるずのオールナイトニッポン』に熱中し、『スネークマンショー』といったオーディオコントも追いかけるようになります。なお、古坂さんは地元のラジオ番組にラジオコントのテープを送っていて、小6の時には地元のラジオ局・RAB青森放送のラジオ番組でレギュラーコーナーを担当していたこともあったのだそう。
今でこそ、シソンヌ・じろうさん、ラバーガール、りんごちゃん、王林…などなど、青森出身の芸能人はたくさんいらっしゃいますが、当時は青森から東京に行ってお笑いをやっている人の前例がいなかったそう。その状況が逆に古坂さんのモチベーションを高め、"東京で流行っているファッションの逆をやろう"というスタンスで上京することになります。ちなみに、こういった意地を張った、すねたようなスタンスのことは、青森県では「じょっぱり精神」と言われているのだそう。

◆上京◆
こうして日本映画学校に入学し、当時の相方の小島さん、村島さんと出会いますが、3週間目に学校を辞めてしまい、その後、太田プロ預かりになります。3人は「底抜けAIR-LINE」というトリオを結成。当然、メンバーは3人ですが、当初は"4人組"を名乗っており…”3人で4人組です、どっちだよ!”という”じょっぱり精神”全開のお笑いをやっていたのだそう。
その後、爆笑問題が初代王者になった『ボキャブラ天国』の前身番組『GAHAHAキング』に出演。海砂利水魚、ネプチューン、U-turnといった面々も出演した中、底抜けAIR-LINEは暴れすぎてしまい、勝ち抜き番組なのに1週目で落ちてしまったのだとか。

◆ボキャブラ天国◆
その後、底抜けAIR-LINEはフジテレビの大人気番組『ボキャブラ天国』に出演。当時の番組の盛り上がりについて古坂さんは「毎週M-1があったような感じ」と言います。パイレーツは1週出ただけで、次の日から大人気になり、次の週には会場から大歓声が沸いていたり、BOOMERにマルサが入ったこともあったとか!?当時は毎週、制作会社の「ハウフルス」の事務所に行ってネタをひねり出していて、そのネタがオンエアでハマれば、街を歩けなくなるほどの人気を得られたのだそう。
こうして、『ボキャブラ』ブームが続く中で、古坂さんは"どこかでボキャブラから抜けなきゃ…次のブームに乗らないと…"という想いも次第に抱き始めます。そのタイミングで始まったのが『爆笑オンエアバトル』。『オンバト』に出ると、『ボキャブラ』には出演しづらくなりますが…古坂さんはここでも意地を張って、オンバトの初期から出演することを選びました。

◆上田晋也さん◆
子どもの時に見ていたドリフの楽曲から、とんねるずの『情けねえ』『ガラガラヘビがやってくる』などなど、音楽にも興味があった古坂さん。一緒にやっていた芸人仲間がテレビで活躍しているのを横目に”一回ネタじゃなくて音楽をちゃんとやろう”と思った時期も。こうして、一旦お笑いの活動を控えた古坂さんに声をかけたのが、海砂利水魚(現・くりぃむしちゅー)の上田晋也さん。「絶対控えるな」「お前がブツブツ言ってるのが面白いんだ」と言ってくれたそうで、古坂さんのことを面白いと話している上田さんがセンス無いと思われるのは恥ずかしい、という想いからCSで『上田ちゃんネル』という上田さんと古坂さん2人によるトーク番組を立ち上げてくれたのだそう。10歳年上ということもあり、出会った頃の印象は最悪だったそうですが…今では「恩人は上田さん」だと力強くお話されていました!

◆ピコ太郎◆

古坂さんがプロデューサーを務める「ピコ太郎」のお話も。代表曲「PPAP」のもとになった音は97年にできていたそうで、『オンバト』のチャンピオン大会で披露した「テクノ体操」のネタで流しているのだそう。"笑いの音をカッコよく作ったら面白いだろうなあ…"というのが発想のきっかけだとか。その曲を10年ほど温め続けていて、2016年に楽曲としてリリースされたのが「PPAP」なのです。
世界的に大ヒットとなった「PPAP」ですが、このヒットは古坂さんいわく「ネットの底辺でため込んだ知識の集大成」なのだそう。"他業種の人が同時にリツイートすると拡散される"という知識をもとに元・AKB48の梅田彩佳さん、LiSAさん、AAAといった交流のあるアーティストに頼んでリツイートを依頼したのだそう。そういった小さい努力の積み重ねが少しずつバズを生み出し、そこにトドメとなったのが、ジャスティン・ビーバーのリツイートだったのです。この話を聞いた川島さんは「体育館でドミノを組んで倒したら、体育館が倒れた」「一番憧れていたドリフみたい」と状況を例えていました!
この大ヒットで、ピコ太郎や古坂さんは一躍時の人になりました。それまで、爆笑問題には「音楽なんかやめろ」、くりぃむしちゅーには「お前は音楽じゃない」とずっと言われていましたが、半年後に楽屋で会ったところ、太田さんや上田さんに「音楽辞めろって言ってごめん」「でも、ジャスティス・ビーバーの人差し指に負けるとは思わなかった」と謝られたとも。
そんな「PPAP」は今年でリリースから10周年!それを記念したピコ太郎「PPAP」10周年プロジェクトが現在進行中。第8弾となる『Tottemo Release 80.8(08)』が3月25日(水)から配信開始されています!ぜひチェックしてみてくださいね◎

♪オンエア・リスト♪
M1. 俺ら東京さ行ぐだ / 吉幾三
M2. ドリフの早口ことば / ザ・ドリフターズ
M3. Firestarter / ザ・プロディジー
M4. PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン) / ピコ太郎
M5. 人生、盛っちゃって! / ピコ太郎

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05 May 2026

【#121】ゲストは"決して割れないストーンズの唯一無二のMC" SixTONES 田中樹さん!【2026.3.14 OA】

『川島明 そもそもの話』3月14日放送のゲストは、SixTONES 田中樹さん!
現在ツアー真っ最中のド忙しい中、スタジオに来てくれた樹さんと1対1でじっくりトーク!樹さんやSixTONESのそもそもの話を紐解いていきました。

◆バカレア組◆
中学生になると同時に事務所に入った樹さん。ただ、そもそも芸能活動には興味がなかったと言います。お母さんが履歴書を出していて、気づいたらアイドルへの道を歩み始めていました。この時のオーディションでは、菊池風磨さんや中島健人さんも一緒に受けていて、樹さんにとって最初にできた仲間だと言います。風磨さんには自身と近いものを感じていた一方、健人さんは”もうケンティー”だったとか!
その後すぐに、Hey!Say!JUMPのコンサートリハーサルに呼ばれ、そのコンサートにジュニアとして出演。しっかりとレッスンをやってから現場へ…というようなイメージもありますが、樹さんいわく「実際は現場たたき上げ」なのだとか。それまで、ダンスを覚えるという習慣すらなかったこともあって、当時の心境について伺うと「もうわけわかんない」と振り返っていました。
2012年には、日本テレビで放送されたドラマ『私立バカレア高校』に出演。先輩グループ、A.B.C-Zの舞台の公演の空き時間にドラマに出ることを告げられ、そのまま衣装フィッティングが始まったと言います。このドラマには現在のSixTONESのメンバー6人が出演しており、この6人はいつしか”バカレア組”と呼ばれるようになりました。撮影は田舎の廃校で行われ、夜には肝試しをしたり…と、本当の学生のような過ごし方をしていて、仕事のためになかなか学校では経験できなかった思い出作りを、この撮影を通じてすることができたともおっしゃっていました。

◆グループ結成◆
こうして"この6人で行くんだ"という手応えも感じていた樹さんですが、すぐにグループ結成とはならず、苦しい時期が続くことになります。松村北斗さんとジェシーさんがジュニアの中で真ん中の立ち位置を得た一方、それ以外の4人は端っこの立ち位置に定まってしまい、明確に2人と大きな差が開いてしまいます。当時について樹さんは「終わったなって思った」と言います。4人で「あまりもの」というLINEグループ作ったりしたこともあったりと、自虐的なムードが漂っており、高校卒業間近というタイミングもあって、一時は就職も考えていたこともあったとか。
この状況を乗り越えるきっかけが、2014年頃にジェシーさんが6人に「もう1回6人でやりたいんだけどどう思う?」と声をかけたこと。ジェシーさんも“やっぱあの6人だな”ってずっと思っていたようで、樹さんも辞める前に最後にやってみるか…!と、全BET。これがきっかけとなり、2015年にSixTONESが結成されました。

◆CDデビューまでの5年間◆
2015年にSixTONESが結成されてから、CDデビューまでの間には5年と言う長い月日がありました。
樹さんによると、当時はそこまで円滑にグループは進んでおらず、「あいつらは直談判でやってるから選ばれたメンバーじゃない」「おててつないで仲良しこよしでも上手くいかないぞ」といったようなことを言われることもあったとか。
そんな樹さんがデビューまでの5年間で特に努力していたことが「トーク」。当時、"必要不可欠な人間にならないといけない"という想いを抱えていた樹さんなりに、重要なメンバーに見えるために必要なことを考えた結果、"仕切る人"を目指そうという結論に至り、MC力を鍛えることを決めたとか。グループ内では当初、高地さんがMCを務めることが多かったのですが、高地さんは意外とポンコツなので上手くいかないことも多く…そんな中でメンバーから「樹よくしゃべるし、樹やれば?」と言われたことで、自分の役割を見出すことができたと言います。トーク力を鍛えることはなかなか難しいことですが、小さい頃から見ていたダウンタウンの番組を何度も見て分析したり、逆に反面教師的に「なんでこの人の話は入ってこないんだろう…?」と考えたりもしたとか。その結果、「難しい言葉は使わない、喋り言葉を使うようにする」ということを意識するようになったとお話しされていました。
その後、2019年のジュニアのライブでSnow Manとの同時デビューが発表。ジュニアのライブで発表されたことについては、他のグループのファンもいた場だったこともあり、複雑な気持ちもあったと言いますが、Snow Manとの同時デビューは「正直心強かった」とも。樹さんにとって、Snow Manは大好きなグループで、仲のいい存在だともおっしゃっていました。

◆メンバーについて◆
樹さんにとっての恩人を伺うと、やはりジェシーさんのお名前が。先ほども話にあがっていましたが、樹さんが「このグループの心臓」と表現する存在がジェシーさんなのです。
SixTONESの6人で話し合うこともあるそうで、今後のことから近い仕事のことまで様々なことを話すのだとか。"仕事のことは全部6人全員でやる"と決めているため、時にぶつかることがあっても6人で決めることを鉄則にしているのだそう。
そんな樹さんのこれからのお話も最後に伺うと、「個人の目標は全くない」と話す一方で、「SixTONESの番組が上手くいけばいいなあ」とも。求められたら、そのお返しとして全力でやると決めている樹さん。この1~2年がグループとして勝負の期間だと考えており、今は脳みそのキャパシティをなるべくグループのことに使いたいともおっしゃっていました!

♪オンエア・リスト♪
M1. HANDS UP / SixTONES
M2. THE D-MOTION / SixTONES
M3. この星のHIKARI / SixTONES
M4. Imitation Rain / SixTONES
M5. 一秒 / SixTONES
M6. Rebellion / SixTONES

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04 May 2026

【#120】ゲストは"芝居の中で素顔を見せる情熱の俳優" 木村多江さん!【2026.3.7 OA】

『川島明 そもそもの話』3月7日放送のゲストは、俳優 木村多江さん!
現在も、同時並行でいくつもの作品に携わっていると言う、数々の作品に引っ張りだこの木村さんのそもそもの話をじっくりと伺っていきました。

◆俳優になるまで◆
小学5年生の時に演劇部のお芝居を見て面白いと思い、中学から演劇部に所属するようになったと言う木村さん。人間関係の中で自分を出すのが得意ではなかったそうで、「自分を出せるのがお芝居だけだった」と当時を振り返ります。
高校卒業後は、専門学校時代から劇場に立ち役者を志します。しかし、オーディションには「落ちた記憶しかない」と言うほど落ちまくっており、アルバイトを3つほど掛け持っていたとか。アルバイトで人間観察するのが好きで、ホテル業のアルバイトでは立食パーティーーに来ていた人のことを細かく観察し、それを周りの人に報告するのが喜びだったとか。ただ、アルバイト先での屈辱的な出来事もありました。ホテルで映画の受賞パーティーがあった際に、同世代の俳優仲間も参加していて、仲間はパーティーに参加できる立場だけど、自分はまだバイトしなければならない…という状況に落ち込んだこともあったとか。このことがきっかけでアルバイトを辞めることを決意。すると、オーディションも受かるようになり、俳優としての道を歩み始めることができました。

◆貞子◆
1999年にドラマ『リング~最終章~』と映画『らせん』で貞子役を演じたことが木村さんの転機となります。当時、幸薄い役や死ぬ役をやることが多かったそうで、その流れで貞子になったんじゃないかとおっしゃっていました。撮影は日曜日ののどかな公園で行われたそうで、公園に井戸だけ持って行き、子どもたちがキャッキャしてる中でちょっと血とか口につけて、隅っこで井戸からおえーっと出てきたのだそう。
悲しみや恨みが描かれた作品ということもあって、悲しみをしっかり表現するのが課せられた使命だと感じていたとも。そうした中で手に入れた“不幸が似合う”という唯一無二の肩書きは自信に繋がったと言います。ただ、その一方で、コメディや青春ものは一回も通ってないそうで、「一回井戸に入っちゃうと、暗闇からなかなか這い上がれない」とも。20代からコメディやりたいって言ってたけれど、そのキャリアが無いことが不安に変わることもあったとか。

◆ぐるりのこと。◆
2008年にはリリー・フランキーさんとダブル主演を務めた映画『ぐるりのこと。』で映画初主演を務めました。この作品で木村さんが演じた翔子役は、木村さんいわく「全部さらけ出さないとできない役」。それまでは、演じるときに自分自身を出すのが怖いと感じていた木村さんですが、ひたすらエチュードを繰り返すことで、さらけ出すことができるようになったと言います。
こうして木村さんが命を懸けて撮影されたこの作品は、日本アカデミー賞・最優秀主演女優賞など数々の賞を受賞。「賞を獲るのもすごく重荷だった」と話す一方で、生きづらい人たちがたくさんいる中で、その人たちを励ましたいと思っていた中で、生きづらさを感じる人たちからの声を聞いて、役に立てたことを感じて、喜ぶことができたともおっしゃっていました。

◆深浦加奈子さん◆
今回、事前アンケートで「仕事で影響を受けた人物」として、先輩女優で40代で亡くなってしまった深浦加奈子さんのお名前を挙げた木村さん。もともと木村さんがファンで、共演したときにそのことを告白したことで、可愛がってくれるようになったと言います。
木村さんが40代の時に8ヶ月入院した際には、「私が代われるなら代わってあげたい」と木村さんに声をかけてくれた深浦さん。ただ実は、深浦さんはその時すでに癌を患っており、その半年後に亡くなってしまいます。後になって考えると、そのときすごく苦しい状態のはずなのに…そんな深浦さんの気配りは、今も木村さんの心に残っています。「加奈子さんに恥ずかしくない芝居をしたい」「そういう人になりたい」と力強くおっしゃっていました。

♪オンエア・リスト♪
M1. 春よ、 来い / 松任谷由実
M2. How Do I Survive? / Superfly
BGM. MAIN TITLE OF THE RING (「リング~最終章~」オリジナルサウンドトラックより)
M3. STARS / Original Love
M4. Peruna / Akeboshi
BGM. トッカータとフーガニ短調BWV565 / 石丸由佳
M5. カントリー・ロード / 本名陽子

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04 May 2026

【#119】ゲストは"嫉妬の炎で現実を料理する等身大の漫画家" 谷口菜津子さん!【2026.2.28 OA】

『川島明 そもそもの話』2月28日放送のゲストは、漫画家 谷口菜津子さん!
谷口さんの漫画『じゃあ、あんたが作ってみろよ』はドラマ化で大きな話題に!川島さんが「彼女の描く世界観、空気、少しの毒が大好物」だと言う谷口さんのそもそもの話をじっくりと伺いました。

◆ドラマの反響◆
川島さんとは以前、読売テレビ『川島・山内のマンガ沼』で共演!その後、谷口さんの漫画『じゃあ、あんたが作ってみろよ』がドラマ化され、大反響を呼びました。ちなみに、川島さんはこの作品に早くから注目していた一人。この番組でも以前、INIの松田迅さんがゲストに来た回(2025年12月6日放送)でその魅力を熱弁されていました。
川島さんの周りでも若槻千夏さんが聖地巡礼している様子をインスタに載せていたり、川島さんの奥さまの友だちがタイトルを「じゃあ、あんたが一口食べてみろよ」と言い間違えていたり…と、広く世間で話題になっていたと言います。一方、谷口さんがそれを最も感じた瞬間が、普段からよく聴いているママタルトのラジオでこの作品のあらすじを説明をしていた回があったこと。ただ、そのあらすじは全然違ったのだそう…。

◆漫画家になるまで◆
「漫画家を目指し始めたのは小6」と話す谷口さん。セーラームーンが大好きな同級生が、真似して漫画を描いていたのがきっかけだったとか。中学生に入ってからも『りぼん』に投稿したり、普段から漫画を描いていたそうですが…その内容は谷口さんがおっしゃるには、ラジオでは話せないほどつまんないとか!?
高校生になると、美術高校に行って絵の勉強をするようになり、大学では美大に進学します。一方、高校生の頃からからブログで漫画を連載。その作品が谷口さんの好物だった「レバ刺し」との疑似恋愛を描いた『レバ刺しとわたし』。エッセイ漫画のスタイルが好評で、大学以外の人からも褒められるようになり、ついには書籍化までされました。
今回、事前アンケートで「人生における重要な出来事」を伺いました。1つ目は「滝行」。『レバ刺しとわたし』を読んだライター兼編集の方から、『hanako』で滝行の取材漫画を描かないか、というオファーがあり、実際に滝行に行ったところ、思った以上にツラかったとか。ただ、このおかげでいろんな雑誌での仕事が舞い込むようなったと言います。2つ目は「料理を描くのが下手だねと言われたこと」。先ほどの編集の方から言われた言葉なのですが、すごく気を遣いながら言われたことが当時の谷口さんにはすごくショックだったそうですが、その悔しさをバネに、料理を美味しそうに描くように努力を重ねることができたとか。3つ目は「ストーリー漫画を描くために向き合ってくれた編集さん」。これは先ほどとは別の編集の方で、谷口さんいわく”ストーリー漫画の師匠”ともいうべき存在。谷口さんのアイデアを大きく広げてくれる手助けをしてくれたとおっしゃっていました。

◆『じゃあ、あんたが作ってみろよ』誕生秘話◆
2023年に描いた漫画『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は昨年ドラマ化され、TVer再生数 歴代1位を記録!
この作品を描くきっかけはいくつかあったそうなのですが、そのうちの1つが「ラランド・ニシダさんのラジオ」。当時、ニシダさんがラジオ内で、同棲している彼女に「ご飯全部茶色いね」って言ったら彼女が泣いた、というエピソードを話しており、これを聴いた谷口さんばどうやったらニシダさんを更生できるかを考えているように。この作品タイトルはニシダさんのおかげで生まれたものだとも。
また、別のきっかけとして、元彼に「元カノはもっと家事してくれた」と言われたことも挙げていました。当時、悔しくて涙してしまったそうで、律儀に料理勉強しようと思ったと言いますが、「今思ったら何だアイツ」とこぼす一幕も…!さらに、数年前にインターネット上で話題になっていた「ポテサラ論争」もきっかけのうちの一つなったと言います。

◆漫画家夫婦◆
夫の真造圭伍さんも漫画家で、真造さんの手掛けた漫画『ひらやすみ』も『じゃあ、あんたが作ってみろよ』と同じ時期にドラマ化されました。週によっては放送時間が被ってしまったこともあったそうで、どっちを観るかで揉めかけたこともあったそうですが…TVerのリアルタイム配信のおかげで無事解決したのだそう…!
そんな漫画家夫婦の日常についてもお話を。基本的にアドバイスはせず、褒めること以外はしないのが夫婦間のルールなのだとか。ちなみに、谷口さんは真造さんの漫画『ひらやすみ』は2巻から読んでいないそうで、その理由はエゴサーチをしていたところ「谷口菜津子は真造圭伍の影響を受けている」と出てきてムカついてしまったからだとか。ただ、ドラマは見たそうで、”こんないい漫画を君は描いていたのか…!”と感動したと言います。

◆これから◆
最後に今後、描いてみたい漫画について伺うと、「今の自分だから描けるものを描きたい」というお話が。現在38歳の谷口さん、”どんなおばさんになるのか考えることがある一方、世の中の”おじさんならイジっていいだろう”という風潮が気になることがあり、”一般社会でおじさんがあまりにもむげにされている感じはどうなんだろう…”と思うことがあると言います。そのため、おばさんのことだけでなく、おじさんのことも描きたいというお話もありました。これを聞いて「このバランス感が素晴らしいですよね」と川島さんも話していました。

♪オンエア・リスト♪
M1. that's all i can do / Chilli Beans.
M2. 絢爛マイユース / でんぱ組.inc
M3. シェイプシフター / This is LAST
M4. 卵とじ / 倉橋ヨエコ

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