WELLNET presents 旅めし

日曜 12:00-12:25 TOKYO FM/JFN38局ネット

日曜日のランチタイム。北海道から沖縄まで、日本海から瀬戸内海まで、岩木山から阿蘇山まで……。日本各地の「食、地産地消、名産・特産品、民芸や工芸、伝統、人々の営み」を伝えていく、日本全国をたっぷり味わう旅番組です。 さぁ、今日も、その土地ならではの味わい、ローカルフードを求めて、一緒に、旅に出かけましょう!

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綿引さやか

オンエアレポート

京都府corner

京都の名洋食店、3代に渡る老舗の味。「グリル生研会館」。

#京都
Always So Hungry Girl 綿引さやか、夏の京都にやって来ました~!! 京都、大好きです。
大好きな京都……でも、まだまだ、暑い……というより、熱い京都。鴨川の水辺は少しだけ涼しげ、かな……
……かな、と思って歩き出しましたが、水辺もやっぱり暑い! でも、水の流れに心が癒やされます。が、見ているだけでは喉の渇きは癒やされないので、早くビールお願いします~。
ビールと「旅めし!」……の、その前に、まずはお詣りを。世界遺産の「糺の森、下鴨神社」へ。緑がきれいです。でも、お腹ぺこぺこ、喉もからからです~。
というわけで、やって来ました、本日の「旅めし!」 下鴨神社の境内を出てすぐのところにある、「グリル生研会館」! 創業から60周年という、京都の老舗洋食店。ローカルに愛される、名店中の名店なんです。
お店の中に入る前、外に出ている黒板を見て、早くも悩んでしまいます。ハンバーグは必ず食べたい……、エビフライも食べたい……、本日の魚も気になるし……、ポーク料理もマッシュルームのスープも気になる……、中に入ると、さらに他にもメニューがあるらしい……。創業当時から変わらぬ味と人気メニューが並ぶという、「グリル生研会館」なんです。
60年の歴史、時間を感じる店内ですが、ガラスブロックから外光がたっぷり入って、とても素敵な雰囲気です。そして、なごめます。ちなみに、名前にある「生研会館」というのは、レストランが入っている建物の名前から。生産開発科学研究所ビルの1階にレストランがあります(そして、研究所の方々も、お店の常連だったりします)。
待ってました~、の生ビールで、乾杯! ドイツっぽいジョッキは冷え冷えで、最高の喉ごしが味わえました~。
というわけで、本日の「旅めし!」その1は、マッシュルームのスープです。そして……
どどーん! 本日の「旅めし!」メインは、「ハンバーグ、エビフライ、カニクリーム・コロッケのミックスセット」! やった、ミックスがあってよかった(涙)。お腹ぺこぺこなので、ごはん大盛りでお願いしました~(笑)。
いっただきま~す!!
オーナーシェフの西崎裕紀さん。3代目。そう、西崎裕紀さんのおじいさまが開いたのが「グリル生研会館」。子供の頃から料理に強い興味を抱き、作ることも大好きだったという西崎裕紀さんが、お父さんのあとを継いだのは必然だったのかもしれません。「3代に渡っていらしてくださっている地元のお客さまもいらっしゃいます。けっして変わらないことを大切にしていますが、京野菜を使ったり、季節のスープをお出ししたり、ちょっとだけ自分流にアレンジしているところもあります。でも、心を込めて丁寧に作り、ほんとうに美味しいものを、きちんとお出しすることを考えています」。西崎シェフ、真摯に料理に向き合っていることが伝わってきました。美味しい理由がわかります。ほんとうに、おいしかったです、ごちそうさまでした!!
店内に飾られた白黒の写真には、初代オーナーシェフ、西崎裕紀さんのおじいさまと、おとうさまの姿があります。歴史を感じます。
創業60周年を迎えたメニュー。
手書きの味わい深いメニューなんです。
グリル生研会館 京都府京都市左京区下鴨森本町15 生産開発科学研究所ビル1F
TEL:075-721-2933