Always So Hungry Girl 綿引さやか、夏の京都で取材中です。仕事、ですが……せっかくの京都ですから、お寺＆神社巡りも少しだけ。こちらは、八坂神社の少し上にある、高台寺、境内入り口からの眺めです。清水寺と京都タワーの両方が一望できます。
八坂神社でお詣りして、俗世へと舞い戻ります……夕方の祇園を散策。
笑顔ですが、実はもう、お腹がぺこぺこです。参りましょう、今日の「旅めし！」どころへ……。
やって来ました、今日の「旅めし！」はこちら。名店「ぎをん常盤」です。
うどんで有名ですが、蕎麦も手打ちでおいしくて、丼ものもあります。もちろん、ビールもお酒も肴もあります。食べてよし、呑んでよし、昼も夜も楽しめる、最高のお店です。祇園の芸妓さんたちもやって来る老舗の店。
名物「ハイカラうどん」、気になりますが、「カレーうどん」も、「きざみきつねうどん」、「にしんそば」も、美味しいのです！
壁に飾ってある団扇は、祇園の芸妓さんたちからの贈り物。芸妓さんたち、そして職人たちがほんとうに愛する店にだけ届ける、特別な団扇なのです。観光客も大勢訪れる店ですが、何よりもまず地元民のための食堂なのです。
こだわりのそばも、オススメです。
ここへ来たら、どんなに暑い日でも、温かいうどんかそばをまずは食べてほしいです。お出汁がとっても、とても美味しいのです。圧倒的に出汁がきいた透明なお汁が、おいしすぎてたまりません。まずは温かいうどん、あるいは温かいそばを、ぜひ！
どどーん！　きました、本日の「旅めし！」、ぎをん常盤の名物「ハイカラうどん」です。天かすと焼きかまぼこ（京都の名店、慶応年間創業の専門店「大栄」製！）、そして大きく刻んだ九条ネギの入ったうどん。平打ち麺がまたいいんです。もともと「まかない」で食べていたうどんだったそうですが、あるとき馴染みのお客さんから「こんなうまいもん、出さないのはもったいない！」と言われ、メニューに登場したそうです。粉山椒（七味家製！）がきいているのも、特徴です。
こだわりの出汁が作られています。
店主で料理人、そば打ち職人、うどん打ち職人、三代目の、山田淳さんです。
カレーうどんも食べたい！（取材スタッフのひとりはこちらの常連で、カレーうどんも食べたことが何度かあり、「最高にうまい！」という情報が。さらに、「カレーうどんを頼むときに、「きざみきつねトッピング」というのがオススメ、ということです）
甘きつね入りの冷やしハイカラも、気になりました……
京都と言えばニシン。にしんうどんもひかれます……
オススメと言われると、食べずにはいられません……
また食べに来ます、京都。ありがとう、ごちそうさまでした。