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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

22.04.25

ウィズコロナのゴールデンウィーク
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ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
今日は「BuzzFeed Japan」編集長の神庭亮介さんにお話を伺いました。
神庭さんが注目した話題はこちらです。


【ウィズコロナのゴールデンウィーク】

吉田:先週、山際新型コロナ対策大臣は、現在の感染状況が続けば、「通常のゴールデンウィークとして過ごしてよい」として、今年の大型連休は、行動制限をかけない考えを示しました。とはいえ、感染拡大が気になる方も少なくないと思います。そこで今朝は、今週末からスタートする大型連休で気をつけたいこと、知っておきたい情報をおさらいしてもらいます。


神庭さん:5月2日(月)と5月6日(金)は平日ですが、ここで有休など休みをとれると、土日もあわせて10連休となります。コロナ禍に入って3度目のゴールデンウイークですが、緊急事態宣言や蔓延防止といった行動制限がかからない初めての大型連休ということですね。


吉田:先週金曜日のAuDee JUDGEでは、「自宅で過ごす」「近所にお出かけ」という意見が多かったんですが、道路の渋滞予想はコロナ禍前の水準というニュースもありました。旅行の計画を立てている人は多いんでしょうか?


神庭さん:JALの発表によると、大型連休期間の国内線の総予約数は、前年比200%。特に東北・北陸、関西、中国・四国、九州方面が好調だということです。国際線はまだコロナ前までは回復していませんが、総予約数が前年比421%と大きく上昇しています。なかでもハワイ便は絶好調で予約数が約9倍に達しているとのことです。政府は4月1日、アメリカやヨーロッパなどを含む106か国について、感染症危険情報をレベル3の「渡航中止勧告」から、レベル2の「不要不急の渡航はやめてください」に引き下げました。現地での感染収束傾向やワクチンの普及、死亡・重症化リスクの低下を受けた措置です。こうしたなかでJTBやHISも2年ぶりにハワイ行きのパッケージツアーを復活させているんですよね。


ユージ:外出する人たちのプランが増えているんですね。


神庭さん:ただし注意点もあります。ワクチン3回接種を条件に隔離を免除する国も多いんですが、日本に帰る際にも出国前72時間以内の検査証明書の提出が求められます。首尾よく入国できても、現地で陽性になっちゃうと大変です。隔離されて帰国が延びる、入院費など予想外の出費が発生する恐れもあります。リーマントラベラーの東松寛文さんは東洋経済オンラインの記事の中で《「ご自身でリスクを取れる方」のみが今は海外旅行ができる状況です》と書いています。以前のように誰もが気軽に海外に行けるようになるまでには、まだ時間がかかりそうです。円安で出費がかさむのも逆風ですよね。


吉田:国内旅行は、どんな感じなんですか?


神庭さん:JTBの推計によると、国内旅行者数は1600万人で前年比168.4%。コロナ前の2019年と比較しても、3分の2程度まで回復してきています。より遠方に行く人が増え、旅行日数や予算も増加傾向だということです。1人1泊最大7000円を補助する「県民割」や、県民割のエリアを拡大した「ブロック割」という仕組みがありますが、気をつけてほしいのは、ゴールデンウイーク期間中はどっちも対象外になります。放っておいても書き入れ時のGWにわざわざ税金を使って補助する必要はないだろうと思います。ちなみに東京都民は、小池知事の「慎重に判断したい」という意向もあって、もともとブロック割の対象外になっています。


ユージ:神庭さんは、GWどう過ごすべきだと思いますか?


神庭さん:政府も全国的に人の行き来が増えることもあって、政府は改めて3回目のワクチン接種や、積極的な検査を訴えています。感染対策に留意しながら、帰省や旅行など思い思いに過ごせばいいのではないかと思いますね。ただ、あたり構わずノーマスクでどんちゃんするとか、残念ながら日本ではまだ、そこまでの段階にはきていないかなと思います。コロナ観というか、リスクに対する捉え方は世代や個人によってもかなり温度差があるので、そこへの想像力は忘れないようにしたいなと思います。高齢者や重症化リスクの高い方、またそういう方に会う予定のある方は、3回目のワクチン接種は済ませておく、直前に飲み会の予定を入れるのを控えておくと、リスクを下げることに繋がるかなと思いますね。


吉田:ちなみに神庭さんはこの大型連休、どのようなご予定がありますか?


神庭さん:実家に帰省して両親に孫の顔を見せてあげようかと思っています。「See Your Folks」(シー・ユア・フォークス=親に会いに行こう)というサイトがあって、自分の年齢や親の年齢、1年のうちに会う頻度などを入れると、親が元気なうちにあと何回会えるか教えてくれるんですよ。この間それで調べてみたら、1年2回換算で59回、1年に1回換算だと、たったの29回だったんです。「意外と少ないな」「今のうちに親孝行しておかないとな」という気持ちになるので、ぜひ皆さんもぜひやってみてほしいです。感染対策に気をつけて帰省するのも、ひとつ選択肢かなと思います。


そして、今日の #ユジコメ はこちら。





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