22.03.18
“キング・カズ”こと、三浦知良選手の今

金曜日は『スポーツ』をキーワードにお届けします。
今日、お話を伺うプロフェッショナルは、サッカージャーナリストの河治良幸さんです。
河治さんに伺うお話はこちら!
【“キング・カズ”こと、三浦知良選手の今】
吉田:今シーズンは、「JFL」日本フットボールリーグのクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」で新たなサッカー人生を迎えた三浦知良選手。今月13日に行われた第1節では、スターティングメンバーとして65分間出場し、JFL最年長出場記録を大幅に更新しました。現在、55歳。追いかけるボールの先に見据えるのは、どんな未来なんでしょうか。
ユージ:河治さんに、まずは三浦選手の新しい舞台となるリーグ「JFL」、そしてクラブチームの「鈴鹿ポイントゲッターズ」について伺います!
河治さん:JFLは、いわゆるJリーグ、J1、J2、J3の1つ下にあるリーグですが、ただ完全なピラミッドではなくて、社会人のJリーグを目指さないチームも入っていたりします。ただ全国でやっていて、そこで一定の成績を上げて、さらにJリーグ入りの基準を満たしていれば、J3に参入できるという所の位置づけです。そして鈴鹿ポイントゲッターズは、三重県の鈴鹿市のチームですが、ヴィアティン三重という同じくJFLからJ3入りを目指しているクラブもあるので、どちらか三重県で最初のJリーグクラブになるかのライバル関係みたいなものも面白い状況になっています。そういう所でもカズさんが入った鈴鹿ポイントゲッターズがどういう風に成績を上げて、どこまで行きつけるかところも興味が持たれているところです。
吉田:昨シーズンまで所属していた横浜FCを離れ、三浦選手は新たな環境へ。今回、加入したクラブチーム「鈴鹿ポイントゲッターズ」の監督は、三浦知良選手のお兄さんでJリーグの黎明期は清水エスパルスの初代キャプテンを務めたり、監督や指導者としても数々の実績を誇る、三浦泰年さんです。移籍が決まった背景とは?
河治さん:横浜FCからは期限付き移籍という形で鈴鹿ポイントゲッターズに加入していますが、横浜FCよりもやはり純粋に試合に出場するチャンスか増えることが、すごく大きいと思います。やはりJFLの開幕戦でもカズさんがスタメンで出たように、より長い時間を出る中でゴールを狙っていける、自分が輝ける可能性があるというところが、1つの選択の理由になったのかなと思います。三浦泰年さんが監督をしているという縁もあるかもしれませんが、やはり試合に出るこだわりが非常に大きいのと、それからJFLでカズさんのような年齢の選手が出ることも、すごく歴史的な事でもあるので、JFLにカズさんが来ることのインパクトというのは、もしかしたらJ2、J3でやり続けているよりも大きなことかもしれないです。
吉田:そして今月13日。クラブの本拠地である、四日市市陸上競技場で迎えたホーム開幕戦。この日の観客動員数は、これまでの最多動員記録を3.6倍以上も上回る、4,820人を記録しました。注目が集まる中、三浦選手はスタメン出場。後半20分までの65分間、ピッチの上で躍動しました。
河治さん:非常に良く動けているなという印象でした。もっとゴール前に張って、ひたすらラストパスを待つようなプレイをするのかなと思っていたのですが、そんな事はなく、守備でも相手をすごく追って、守る、ボールを奪いに行くことをしていたし、必要であれば下がった位置からゲームメイクに加わって、そこから前に走り込んでいくみたいなプレイも見られました。一瞬のスピードみたいなものは、さすがにあまりありませんが、でも全体的には非常によく動けていたので、ゴールも出続けていれば時間の問題なのかなという風にも見られましたね。
ユージ:聞いているだけでも、55歳の選手とは思えない活躍をしている事がよく分かりますよね!そんな三浦選手の姿をみてると、「もっともっと自分も頑張らなきゃ!」って思えてきます!
河治さん:まあカズさんが「30歳はまだ小僧だね」と言っていたことがあって、現役を続けるすごく大きな理由として、少しでも上手くなりたいと、まだまだ上手くなれるんじゃないかと本気で考えているのがプレイや姿勢からも見られるし、カズさん本人も言っている。そういったカズさんが、ひたむきにボールを蹴り続けることによって、周りの選手もファン、サポーター、子供たちにもすごく影響をもたらすと思います。カズさん本人は自分が上手くなりたくてやり続けているだけなのかもしれませんが、そこに周りの熱が続いていて、サッカー界がより良くなっていけばいいのかなと思います。生涯現役に近い、どこどこ所属とか、公式戦に出られるとかは正直わからないですが、本当にボールを蹴り続けるというところは生涯現役でいて欲しいです。怪我だけは気をつける事はしないというか、カズさんは一生懸命やった結果、怪我したらしょうがないという中でやっているかもしれないですが、やはり怪我なく、本当に体が怪我では無い理由で動かなくなるまで、ボールを蹴り続けて欲しいなという風に思っています。
ユージ:サッカーで夢だったり希望を与えてきたカズさんが未だ現役でそれを続けていることが驚きですし、カズさんの姿を見ていると、もしかして年齢ってただの数字でしかないのかもしれない。それよりも自分の意思がどこにあって、続けたいと思うこと、そして続けていることの方が大事だったりするのかなと思います。カズさんの活躍、これからも期待していきたいと思います。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
リポビタンD TREND NET ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 18, 2022
3/18金 #ユジコメ はキング・カズこと【三浦知良 選手】の今にフォーカス。現在55歳 JFL 鈴鹿ポイントゲッターズで新たなサッカー人生を迎えています。年齢はただの数字だとオンエアでは言いましたが、現役でプレーしていることが、まずスゴイと思います #ワンモ #TOKYOFM
リポビタンD TREND NET ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 18, 2022
もう1つ気になっているのが、格闘家デビューした次男の孝太さん。父親が続けるサッカーとは違う格闘技だけど、スポーツを選んだことがスゴイ。そして技としてサッカーボールキックを練習していたことに父親へのリスペクトを感じるし、デビュー戦をその技で勝利しました!
リポビタンD TREND NET ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 18, 2022
両親が見守る中、インタビューで「カズダンスはしないんですか?」と聞かれ、「ボクにはまだ早いです」と答えた時に、いずれやるつもりがあることに感動しました。キング・カズは、家庭でもスターの背中を見せてきたし、今も多くの人に勇気を与えている存在だと思います。