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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

21.06.10

自動運転の可能性と未来
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ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
今日は「BuzzFeed Japan News」副編集長の神庭亮介さんにお話を伺いました。神庭さんが注目した話題はこちらです。


【自動運転の可能性と未来】


吉田:政府は2025年をめどに、場所などを限定して、システムがすべての操作を行う「自動運転レベル4」の実用化を目指しています。自動運転は、機能によってレベル1からレベル5までの5段階に分かれ、現在は、一定の条件のもとでシステムが操縦を行う「レベル3」までが実用化されています。


ユージ:ホンダが今年3月、世界で初めてとなる自動運転レベル3の技術を搭載した新型レジェンドを発売するなど、どんどん技術が進んでいますね。レベル3の自動運転技術、例えば、高速道路が渋滞している時など、適切な車間距離を保ってくれたり、車線内を走行できるようにステアリング操作を支援したり、ハンズオフ=ハンドルを握らない状態でも安定して走行したりすることができます。


吉田:自動運転レベル2までは、あくまで運転支援であり、「レベル3からが自動運転」と言われています。まだ条件付きではありますが、大きな一歩を踏み出した自動運転。今後、どのような可能性が広がっているのでしょうか?モータージャーナリストの石井昌道さんに伺いました。


石井さん:今のものでも、高速道路の渋滞時に手を離すだけじゃなくて「アイズオフ」、目も離して良いんですよね。前方から。携帯電話で通話したり、今のところ「カーナビの画面を注視する」ところまで、ホンダとしてはそこまでに留めています。もう少し高度にすると、メールのチェックとか、それぐらいはできる、いわゆるサブタスクと呼ばれてるもの。運転以外のものができるので、毎日車で通勤してる人にとっては、少し時間の余裕ができたりするかなと。アウディなんかは、1日が25時間になるみたいな言い方をしていますね。現状はそれで、非常に遠いと言うか、完全な自動運転の車が出来上がってくると、例えば車に自分が乗ってない時は人に貸すカーシェアリングであったり、無人タクシーにして、自分が乗ってない時は、勝手にタクシーとして稼ぎに行ってくれるとか、そういうやり方も考えられます。車を買って所有するというスタイルが変わってくるんじゃないか、という見方もありますね。いわゆる、もうシェアリングだから車庫もいらないわけですよ。勝手に自分の家まで来てもらえばいいわけだから。で、乗って用を足して返す、という形もあり得ます。


ユージ:これは自動運転の可能性広がっていますね。僕の以前所有していた車が自動運転の能力を持った車で、ただ、まだ解除されていなかったので、一般で使用することが制限されていたんですが能力自体は持っている車で、その車を買うときもこの自動運転の未来にワクワクして買ったことを今でも覚えています。自動運転、これからどんどん技術が進んでいくと、それこそアクセルの踏み間違いの事故の軽減や人間のハンドル操作によるミスとかも減ってくるし、タクシーとかも便利かもしれないですね。


吉田:神庭さんは、自動運転の未来、どうお考えですか?


神庭さん:技術の発展に伴って、法制度や倫理のアップデートも必要になると思っています。今でこそ「自動運転の走行実験で死者!」と報じられてしまいますが、技術が確立されれば、人間が運転するよりずっと安全になると思うんですね。そういう未来がやってきた時に、ヘタをすると、「ドライブ」という趣味自体が許されないものになっていく可能性すらあるかな、と。ずっと先だと思うんですが、走行レーンを自動運転と人力運転で分けるのか、もしかすると乗馬とかF1みたいなスポーツのように残っていくのかな、とか色々想像力は膨らみますよね。趣味としての運転はなくならないと思うんですが、自動運転が大勢になってきた時に、なぜ運転するのかというのは問われそうですよね。


ユージ:遠い先の話かもしれないけど、「昔、人間って車を自分で運転してたんでしょ?すごい時代があったね~」みたいな。


神庭さん:おじいちゃんの時代ってそうだったって本当?みたいなことになるかもしれませんね。あと、自動運転車が事故を起こしたときに誰の責任になるのか、という問題は絶対あるんですね。アルゴリズムを裁くのかどうか、という問題もあります。例えば、究極の選択で目の前に高齢者と赤ん坊がいて、どちらかしか避けられない時にどちらを避けるべきか。とか、そういうことも含めて事前にインプットしておくのかどうか、インプットすべきではないのか、というリアルな「トロッコ問題」が起こりうるので。そういうことも含めてルール整備というか倫理の問題も考えて頭の体操はしておかないといけないのかなと思いますね。


ユージ:便利でなおかつ安全な方向に向かっていくための自動運転であるべきなので、きっと色んな面でどんどん技術が進歩していくのではないかなと僕は信じています。



そして、今日の #ユジコメ はこちら。






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