21.06.08
体育でマスク、今年も問題に

ネットニュースの内側にいるプロフェッショナルが、注目のニュースを読み解きます。
今日は「BuzzFeed Japan News」副編集長の神庭亮介さんにお話を伺いました。神庭さんが注目した話題はこちらです。
【体育でマスク、今年も問題に】
吉田:大阪府高槻市立の小学校で今年2月、当時小学5年の男子児童が、体育の授業で持久走中に倒れ、亡くなっていたことがわかりました。男子児童は体育の授業開始時に、マスクを着用していたとみられますが、死亡との因果関係は不明です。高槻市の教育委員会によりますと、体育で「5分間走」が始まり、その終了直前に、倒れている男子児童を別の児童が発見。病院に搬送されましたが、亡くなってしまった、ということです。
ユージ:とても痛ましい事故ですが、もろもろの報道をみてみますと、保健室に運ばれた時点でマスクはあごにかかっていた。5分間走中にマスクをつけていたかどうかは不明。マスクと死亡の因果関係もわかっていない、ということのようですね。
神庭さん:これを受けて、大阪府の教育庁は今月1日、市町村などに対し「運動時はマスクの着用は必要ない」との通知を出しました。
萩生田文部科学大臣は改めて「体育の授業中にマスクの着用は必要ない」と述べたんですけれど、実は去年、スポーツ庁も通知を出していまして、これは中国で体育の授業中にマスクをしていた中学生が倒れて死亡する事故が相次いだことを受けたもので去年5月に通知をしています。
かい摘んで説明しますが、「学校の体育の授業におけるマスクの着用は必要ありません。軽度な運動を行う場合や児童生徒がマスクの着用を希望する場合は、マスクの着用を否定するものではない。マスクの着用時には、例えば、呼気が激しくなるような運動を行うことを控えたり、児童生徒の呼吸が苦しい様子が見られる場合は、必要に応じてマスクを外す。運動時には医療用や産業用マスクではなく、家庭用マスクを着用するよう指導すること」といった内容が書かれています。
子どもにとっては、コロナよりも熱中症になってしまうリスクの方がずっと高いので「必要ありません」ではなく、体育の授業中は「マスクをしないで下さい」と強く注意喚起した方が良いのではないかと僕は思うんですが、「マスクを子どもが希望する場合は着用を否定するものではない」と子どもに判断を委ねるようなスポーツ庁の通知も問題があるんじゃないかな、と思います。国は学校任せ、学校は子ども任せ、あるいは家庭任せ、という構図になっているんですよね。
ユージ:僕、マスクを洗って半乾きの状態で付けたことがあったんです。その時にものすごく呼吸がしづらくて、要は水分を含んでいると空気の出入りが悪くて、ほんとに息が吸えなかったので、これはダメだと思って別のマスクを付けて出かけたんです。ちょっと想像したのが、子どもたちも汗をかいてマスクが水を含んでしまうと、息がしにくくなる可能性もあるな、と思いました。
吉田:今朝の【オーディー・ジャッジ】でも皆さんに聞いています。
「体育や部活、クラブ活動で、自分が親だったら、子どもにマスクさせたい?させたくない?」
マスクをさせたいと答えた方が23%、させたくないという方が77%という途中経過です。
ユージ:マスクをするのはコロナの感染を防ぐためなんですが、元をたどれば命を守るためにしているわけですから、それで命を失ってしまうのでは元も子もないですよね。
神庭さん:そうですね、命を守るため、健康を守るためのマスクなので、何を守ろうとしているのかという話です。スポーツ庁の通知などが歯切れが悪いかな、と思うのはクレームを入れる大人たちの存在を意識しているからではないのか?というところなんですよね。近隣住民が「何で子どもたちがマスクしていないんだ、おかしいじゃないか」といったクレームが来るかもしれない、といったことです。そうすると、健康とか命を守るためのマスクが、「世間体」を守るためのマスクになってしまうので、そういうために明確な指示が出せないとするなら問題なので、国としてしっかり優先順位を明確にして学校側に改めて示してほしいなと思います。
ただ、強調しておかないといけないのは今回の件を受けて 「マスク怖い」「マスクは逆効果」と過剰反応するのも間違いで、マスクには感染予防の効果がしっかりありますから、あくまでもリスクのある使い方、シチュエーションには気をつけましょう、という話なので、そこは誤解のないようにしていただきたいです。
ユージ:マスクがいけないものということではなくて、向き合い方、使い方、子どもたちの距離の取り方というところも教育をしていくことが大事かもしれませんね。
そして、今日の #ユジコメ はこちら。
#リポビタンD TREND NET ユジコメ ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 8, 2021
「体育でマスク、今年も問題に」という話題について
当時小学5年の男子児童が、体育の授業で持久走中に倒れ、
亡くなってしまったと、保健室に運ばれた時点で、マスクが顎に掛かっていたそう。
死亡との関係は分かりませんが、#ワンモ
#ユジコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 8, 2021
改めてマスクの在り方を考えるきっかけになったと思います。
多少距離を保っている競技、運動であったら
マスクしなくても良いのではないかなと思います。
スポーツ庁は、「マスクは着用しなくて良いが、
マスクの着用を希望する場合は、否定するものではない」と言っている。#ワンモ
#ユジコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) June 8, 2021
改めてマスクの在り方を考えるきっかけになったと思います。
多少距離を保っている競技、運動であったら
マスクしなくても良いのではないかなと思います。
スポーツ庁は、「マスクは着用しなくて良いが、
マスクの着用を希望する場合は、否定するものではない」と言っている。#ワンモ