21.03.25
DMCAを悪用した虚偽申請、多発
今日は、いま気になる・人に話したい旬のネタをお届けするネットニュースサイト『ねとらぼ』の編集長・加藤亘さんにお話を伺いました。そして、加藤さんが取り上げたニュースはこちらです。
DMCAを悪用した虚偽申請、多発
デジタルコンテンツ上の著作権に関するアメリカの法律「デジタルミレニアム著作権法=DMCA」を逆手に取った悪質な虚偽申請が、Twitterを中心に繰り返されていることが分かりました。
鈴村:加藤さん、まず「DMCA」について教えて頂けますか?
加藤さん:「DMCA」は簡単にいうと、著作権を持たない人物にイラストなどのコンテンツを盗用された際、「削除」を申請することができるというアメリカの法律で、アメリカに法人があるGoogleやTwitterなどが適用範囲となります。
このDMCA申請には「虚偽申請があった場合、申立人に損害賠償責任が課せられることがある」といった注意書きも表示されているのですが、日々膨大な申請が行われていることから、問題のないコンテンツであったとしても、DMCA申請がなされた場合はひとまずページの削除を行い、それに対して「異議申し立て」があった場合に改めて対応する、という方法が取られているとも言われていて、「悪意のある申請」の脆弱性については、ここ数年で度々論じられてきました。
鈴村:その「悪意ある申請」ですが、どんなものがあるんですか?
加藤さん:例えば、「ねとらぼ」の記事で取り上げたのは、イラストレーター(絵師)の皆さんです。「自分で描いたイラストをTwitterに投稿したらアカウントが凍結された」というもので、類似の被害を防ぐために手口の詳細は控えますが、虚偽申請者はTwitter社に対して「○○を名乗るツイッターアカウントに無断で掲載されています」「著作権侵害であり大変迷惑極まりない行為です」などと、虚のDMCA申請を次々に行っています。
鈴村:本来なら著作権を守るべきDMCAが、逆に悪用されるケースが後を絶たないということですが、犯人の特定は難しいのでしょうか?
加藤さん:ねとらぼ編集部で法律事務所の平野敬弁護士に取材したところ、虚偽の申請をした人物に関して「プロバイダ責任制限法」に基づく、発信者情報開示を行うことが可能です。
また、Twitter社などに「異議申し立て」を行う際、被害者は個人情報を世間に公表するリスクを背負わなければならず、これが大きなネックとなって泣き寝入りする方が多いのですが、“代理人弁護士”を通じて異議申し立てを行うことができます。この場合は、虚偽申請者に開示されるのは代理人の情報となる、とのことです。
今回の件でいうと、嘘のDMCA申請をした人物のサイトはハッキリしています。ライブドアブログやFC2ブログにてブログを運営している人物で、架空の法人の執行役員を名乗るなどして虚偽申請を繰り返しており、短時間のみ使用できるフリーメールアドレスや虚の住所を使用していました。
鈴村:皆さんのアカウントも、いつ巻き込まれるか分かりませんよね。虚偽申請から身を守る対策などはあるのでしょうか?
加藤さん:直接的な予防策はないのが現状です。ただ、虚偽申請をされにくくするためのアドバイスとしては、イラスト自体にサインや日時を入れれば「異議申し立て」の際に主張する材料になります。
あとは、ちょっと面倒くさいと思いますが、DMCAが適用されない日本企業のサーバに画像をアップロードして、Twitterにはそのリンクを投稿する、といった手段なども考えられます。
鈴村:今回被害にあった方々は、どうされているのでしょう?
加藤さん:現在は、被害者同士が被害状況を報告しあえる環境を整えています。また一部の被害者と連携し、虚偽申請者への損害賠償請求を含む法的措置についてフォローを行っています。近くTwitter社に対する声明の送付も検討している、とのことでした。
鈴村:Twitter社はどう考えているんでしょう?
加藤さん:Twitter社は難しい立場だと思うんですが、問い合わせてみたところ「やることはやってる」…みたいな返事でしたね。
ちなみに、去年1月から6月の半年間でTwitter社に届いたDMCAの削除通知は、前回の調査から15%増加してるそうです。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET" #ワンモ#スズコメ ①
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 25, 2021
【DMCAを悪用した虚偽申請、多発について】
DMCAは著作権を持たない人物にイラストなどのコンテンツを盗用された際、削除を申請できるアメリカの法律なんです。誰かが勝手に転用したら通報できる仕組みになっていますが、悪用しているケースがあると。
"リポビタンD TREND NET" #ワンモ#スズコメ ②
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 25, 2021
DMCA自体に抜け道があったのも問題点だとは思いますが、なんて暇なんだろう、なんて無駄な時間を人生に使うんだろうと思ってます。対策としてDMCAが適用されない日本企業のサーバーにアップして、
"リポビタンD TREND NET" #ワンモ#スズコメ ③
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 25, 2021
Twitterにそのリンクを貼って誘致するという手段もあると紹介されましたが、自分で自分達の文化を潰そうとしていることに気づいた方がいいですよ。個人の絵が評価されることは日本の文化が評価されるということで、
"リポビタンD TREND NET" #ワンモ#スズコメ ④
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) March 25, 2021
それが世界の経済を大きくする要因だとイメージできれば、阻害することがいかに自分にとって損失になるか分かると思います。どういう対策をとっていくか注目です。ブロックチェーンなども生まれてきてますから、もう少ししたら変わってくると思います。