20.07.27
「コロナ情報把握システム“HER-SYS”」について
いま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。
コロナ情報把握システム“HER-SYS”
このニュースのあらましは…
政府が5月に運用を始めた新型コロナウイルス感染症の情報把握システム「HER-SYS」の普及が遅れています。保健所が設置されている155自治体のうち、7月14日時点で4分の1の自治体が利用を始めていないそうで、そのうち東京都は、感染者の情報をFAXで共有しています。
鈴村:米重さん、こちらネットの反応はいかがでしたか。
米重さん:やはりFAXで集計しているのは非常にびっくりした、という声が目立ちました。行政のシステム化の遅れというか、アナログぶりを心配する声はものすごく多いですね。
鈴村:ですよね。僕もいまこの話を聞いて、ものすごく動揺しています。中小企業ではFAXを使われているところもあると思いますが、行政がこういう対応だというのは、なかなか衝撃的な事実だと思いました。
米重さん:そうですね。特にコロナに関係することなので、データをリアルタイムでつかめないことが驚きですよね。
鈴村:改めて「HER-SYS」がどういうものか教えてください。
米重さん:この「HER-SYS」というのは、病院や保健所、自治体といった関係者間で、コロナのPCR検査や抗原検査の受検者の氏名や性別、連絡先、検査結果、入院状況などを一元的に管理することを目指すシステムで、自治体や医療機関は専用のIDとパスワードでアクセスすることを想定しています。
鈴村:システムにアクセスすれば、常に最新の情報が共有できるということですよね。これをFAXでやっていたら「これをこっちに書き写して…」とかいうことになって来ますよね。
米重さん:そうなんです。しかも東京都の場合は、FAXのワークフローがズタズタになっていまして、一応システムと併用はしているということなんですが、例えば個人情報を塗りつぶしてそれを転送する、みたいなプロセスが発生しているそうです。FAXでバトンをつないでいるような状態ですね。
鈴村:「HER-SYS」はなぜ作られたのでしょうか。
米重さん:FAXなどのやり取りですと、いろいろ手間だったり間違いが生じる可能性があるということで、こういった部分を効率化することがまず第一の目的です。あと、日本は自治体ごとに検査を行ってその結果を発表していますので、情報管理の仕組みがバラバラだったんですね。これをまとめないと厚労省に情報が集約できないので、「HER-SYS」を作って情報を一元管理しましょう、ということになったんです。
鈴村:これ、導入が遅れると良くないですよね。
米重さん:そうですね。ワークフローのせいで感染者の状況の把握が遅れてしまうので、やはり1日も早く全国で統一してリアルタイムで情報を管理できるようにして欲しいな、と思いますね。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
"リポビタンD TREND NET” #スズコメ ① #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) July 27, 2020
今朝は【コロナ情報把握システム“HER-SYS”】について。
この情報把握システムがあるのに、なかなか浸透していない。早く浸透して欲しいなぁと思いましたし、ITに関しては日本は後進国だなぁと改めて感じました。このHER-SYSというものが優れたもの…
#スズコメ ③ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) July 27, 2020
そういう人をサポートする企業だったりバックアップがされていって、日本全体がITを底上げしていくようなことで、経済効果を上げていくべきなのではないかと思いました。