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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.07.28

急増している10代女性の妊娠相談
null今知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日、お話を伺うのは、ジャーナリストでメディアコラボ代表の古田大輔さんです。
古田さんが取り上げた話題はこちら!


『急増している10代女性の妊娠相談』

新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響で、望まない妊娠に関する相談が増えているとして、市民団体が今月21日、医師の処方箋なしで緊急避妊薬、アフターピルを薬局で入手できるようにすることなどを求める要望書と署名およそ6万7千筆を加藤厚生労働大臣に提出しました。



鈴村:市民団体『緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト』によりますと、緊急避妊薬(アフターピル)を性交後、72時間以内に服用することで妊娠を高確率で避けられますが、入手には処方箋が必要で自由診療のため2万円程度かかることもあります。一方、海外では薬局に行けば800円ほどで買える国もあるとのことです。
日本の場合、アフターピルを手に入れるハードルが高いということなんですけど、望まない妊娠の相談が今、増えているみたいですね?


古田さん:そもそも、そのアフターピルの話をする前に、まず、望まない妊娠の相談が増えているということで、各地の市民団体などに寄せられる相談件数が増えているようなんですよね。その増えていった時期というのが、ちょうど休校とか自宅待機とかそういった時間が増える中で望まない妊娠についての相談が増えているということで話題になっています。


鈴村:なるほど、そういう状況なんですね。今回、このプロジェクトが題した要望というのはどういうものなんですか?


古田さん:アフターピルに関する要望というのは以前からあったんですけれども、それが今回、そういう相談件数が増えているということを受けて、改めて申し込んでいるということですね。中心にあるのは、アフターピルを医療用の医薬品から一般用の医薬品に切り替えてほしいと。それはつまりどういうことかというと、医師の処方箋なしで薬局ですぐ買えるようにしてほしいということです。72時間以内に飲まないといけないということなので、緊急なわけですよね?そうなると、処方箋を取りに行くとなると、やっぱりハードルが高くなってしまう。それを出来るだけすぐに手に入れられるようにしてほしいというような要望ですね。


鈴村:日本では市販が難しいわけじゃないですか?その背景としてはどういうものがあるんですか?


古田さん:まず、諸外国と見比べてみた時に、僕もあまり知らなかったんですけど、アメリカでは自販機で買えるらしいんですよね。


鈴村:海外ドラマとか見てると、そういうシーンがよく出てきますよね。


古田さん:そういうふうに簡単に買える国と買えない国があると。日本の場合は買えない国なわけですよね。じゃあ、なんで?と考えた時に、そういう医薬品に関する法律の話もあるけれども、もっと前提として、“リプロダクティブライツ”に関する考え方とか教育が日本が遅れていると思うんですよね。リプロダクティブライツというのがなにかというと、妊娠をするとか子供を産むということを女性が主体的に、自分の権利として健康で自分が望んだように、妊娠・出産ができることをリプロダクティブライツといい、世界的にいうと、1994年に国連が『カイロ行動計画』で初めてこの言葉を打ち出しました。日本だと2000年の『男女共同参画計画』の中にも入っている言葉なんですよ。そういう女性の権利獲得運動と、ジェンダーギャップを埋めていく運動の中で、そういった権利も進んできたんですよね。そういう中で、ピルに関することに関しても、自分たちが望むように手に入れられるように…という話になってきたんですよね。この話、さらにいいますと、望まない妊娠にもかかわってくると思うんですよね、「きちんと避妊しましょう」とか、「性教育とかもきちんと受けましょう」というのも、結局、女性が望むように、自分が主体で妊娠・出産ができるという権利とかかわってくると思うので、そういうところが、全体的に日本は遅れているんじゃないかなと思います。


鈴村:世界的に見ても日本は、性教育といわれいるものって遅れているわけですよね。


古田さん:そうですよね。例えば、コンドームの使い方を教えないとか、そういうところですよね。アフターピルとかの問題に関しても、必ず出てくるのが、「アフターピルを使えるようにしたらみだらな性行為が増えるんじゃないか!」とかですね、性教育にしても、コンドームの使い方にしても、「そういうことを教えるからするんだ!」みたいな…。「いや、教えなくてもする人いますし…」という話じゃないすか?性教育をしないまま性行為をすることによって望まない妊娠が増えたりするわけで、だから、そこはリプロダクティブライツを考えても、きちんと性教育しないといけないし、そういったことの教育現場は学校だけではなくて、家庭とか、こうやってね、今ラジオで話しているとか、メディアを通じてやっていかないといけないんじゃないかなと思いますね。


鈴村:そうですね。性教育に関しては、なんか触れちゃいけないみたいな、どことなく、タブーみたいなところがあって。やっぱり、大人が伝えなきゃいけないことなんですけど、なんか抵抗感があるというのは、確実にあると思うんですよね。でも、性教育とかってちゃんとオープンにしなきゃいけないし、人としての当たり前の営みなわけじゃないですか?だから、そこにはちゃんとしたルールがあるし、子どもが生まれるということは、やっぱり望ましいものでなければいけないということは当たり前のことだと思いますから、そういうことをちゃんと学ぶということの延長線上に、このアフターピルの話もあると思いますから、みんなでちゃんと共有して理解していくということ、それがすごく大事なことだと思いますね。


そして、今日の #スズコメ はこちら。







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