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今、知っておくべき注目のトレンドを、ネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します。

20.07.06

リニア中央新幹線
nullいま知っておくべき注目のトレンドをネットメディアを発信する内側の人物、現代の情報のプロフェッショナルたちが日替わりで解説します!!

今日は、報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんにお話を伺いました。米重さんが注目したネットの話題はこちらです。


リニア中央新幹線

このニュースのあらましは…


JR東海は、静岡県がリニア中央新幹線の工事再開を認めていないことについて「認められない以上、2027年の開業は難しい」とコメントしました。6月中に静岡工区の準備工事を再開することが必要だと承認を求めてきましたが、静岡県はこれを認めない方針を文書で改めて通知しました。


鈴村:米重さん、こちらネットの反応はいかがでしたか。


米重さん:「静岡にメリットがない以上、中止で良いのではないか」という意見がある一方、「早く開通してほしい」というコメントもあり、こちらはかなり反応が分かれている印象を受けましたね。


鈴村:改めてお伺いしますが、この「リニア中央新幹線」とはどういう計画なんでしょうか。


米重さん:こちらは既存の新幹線よりかなり速く、時速500キロで走るリニアモーターカーで東京-名古屋間をだいたい40分くらいで結ぶ、という計画なんですね。これをまず2027年に品川-名古屋間で開通させ、その後2045年には大阪まで開業する計画です。大阪まで開通すると、東京-大阪間が1時間で結ばれる計画となっています。


鈴村:静岡県が工事再開を認めないのは、どういった理由なんでしょうか。


米重さん:これは静岡にしてみると、リスクがあるのにメリットはないと感じているのではないかと思うんですね。というのも、今回のリニアのルートは南アルプスの下を通るルートなんですが、このルートの場合、静岡でトンネル工事をした際に、地下水が長野や山梨などの臨県に流出する恐れがある、という話もあるんですね。そしてその結果、静岡県内にある大井川という大きな河川に行くべき水が減ってしまって、大井川流域の住民の皆さんが困るのではないか、というのが理由なんです。そういった不利益が想定されるにもかかわらず、静岡に駅が出来るわけでもなくて、特にメリットがないのではないか、と地元では捉えられています。


鈴村:静岡が認めないことで、今後はどういうスケジュールになっていくのでしょうか。


米重さん:静岡と合意が出来ないと、静岡工区のトンネルを掘ることは難しいので、国が静岡県とJR東海の交渉の仲裁に入る可能性があると言われています。今からルートを変えるのは現実的ではないので、両者が合意できるまで工事の再開が延びる可能性が高いのではないかと思いますね。


鈴村:ちなみに、リニア中央新幹線が開通すると、どういうメリットがあるのでしょうか。


米重さん:やはり経済効果が大きいと言われていて、特に名古屋はそのインパクトが大きく、だいたい年7~8千億くらいなのではないかと各社の調査で言われています。これが大阪まで通ると1兆5千億近い、という数字もあるくらいなので、東京-名古屋-大阪がひとつの大きな都市圏になるというイメージで、大きな経済効果が期待出来るのではないかと思います。



そして、今日の #スズコメ はこちら。




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