20.07.07
「投票率」について
今日お話を伺ったのは、ジャーナリストでメディアコラボ代表の古田大輔さんです。今日の話題はこちら!
「投票率」について
東京都知事選は小池都知事が再選しましたが、投票率は55%で前回(2016年)の59.73%を4.73ポイント下回りました。
鈴村:古田さんは55%という投票率をどう見ていますか?
古田さん:過去の選挙で一番投票率が高かったのが1971年の72.36%で最低は1987年の43.19%でしたが、鈴村さんは今回の55%は高いと思いますか?低いと思いますか?
鈴村:僕は過去のデータなどを知る前だったら、「思ったよりもあったな。」と思っていたと思います。
古田さん:選挙に携わっている人たちの感覚はだいたいそんな感じです。「低くないけれど高くもない」みたいな感じなんですが、ちなみに小池百合子さんは、この全有権者のうち何割くらいの票を獲得したと思いますか。
鈴村:すごい数だったんですよね。圧倒的な…相当な数ですよね。6~7割くらいとか??
古田さん:「得票率」には「絶対得票率」と「相対得票率」というのがあって、相対得票率というのは“投票した人のうち何割の票を得たのか”ということで、それで言うと6割取っているんですね。で、「絶対得票率」こちらは“有権者全体の何割の票を得たのか”と言うと、実は31%なんですよ。なので、投票率が下がっていくと、トップになった人の“納得感”も下がっていく、というのがあるんですよね。
鈴村:なるほどねぇ。今回は前回よりも投票率が下がっていますが、これは雨とかコロナの影響もあると思われますか。
古田さん:コロナの影響は確実にありますね。今回は、選挙カーとか街頭演説を目にしなかったという方も多いと思います。それと今回は「強い対抗馬」という存在がいなかった、というのも大きな理由のひとつだと指摘されています。
選挙ではよく“風”という言葉を使うんですけれど、この“風”が何かというと、普段は誰に投票するか決めていない人たちが「この人に投票しよう!」という大きな流れになることを言います。それで言うと、今回は「風が吹いていない」ので「投票率が高くならない」んですね。そうなると、組織票を持っている人が強くなるんです。今回で言うと、小池さんのところに組織票が集まり、そうなることで「小池さんが勝つよなぁ」という流れになり、余計に投票に行かなくなってしまう…ということです。
そして、今日の #スズコメ はこちら。
#スズコメ ② #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) July 7, 2020
選挙に行かなければ自分が支持した人を本当の意味で選べていないという裏付けのデータだと思います。
一票が何を変えるかというと諦めている人だったり、仕事が忙しくて行けなかったという人もいるかもしれませんが
この一票はすごく重いんだなと改めて思いました。
#スズコメ ④ #ワンモ
— TOKYOFM/JFN『ONE MORNING』 (@ONEMORNING_1) July 7, 2020
選ばれた人以上に自分が参加している感覚は計り知れないほど大きいもの。ぜひ選挙に参加してもらいたいです。
特に若い方の投票率が低いままでは若い政治家も増えづらくなると思いますので頑張って選挙行きましょうね。