26.08.07
Jリーグ新シーズン、きょう開幕

金曜日の「トレンドネット」は、「スポーツ」をキーワードにお届けします。
きょうは、国内サッカーにフォーカス。秋春制となったJリーグ。
Jリーグ新シーズン、きょう開幕
吉田:1993年の創設以来、34シーズン目。これまで、春に開幕して冬に閉幕するというスケジュールだったJリーグ。これからは、夏から秋口にシーズンが開幕して年をまたいだ翌年の春に閉幕するという「秋春制」に大転換。きょう、最初のシーズンがスタートします!
ユージ:きょうから新たな一歩を踏み出すJリーグについてサッカージャーナリストの河治良幸さんに伺いました!まずは、なぜ「秋春制」にするのか?について。一番大きな目的としては、Jリーグの開催スケジュールを、欧州をはじめとする世界基準に合わせるということ。合わせることによって、Jリーグの強豪クラブチームが参戦する「ACL」や日本代表の試合などの国際大会に向けても、戦いやすいスケジュールになります。さらに、オフシーズンに行われることが多い国内外の選手の移籍マーケットにも影響がありそうです!
河治さん:移籍っていうとやっぱりヨーロッパに出ていくようなイメージが持たれやすいんですけど、やはりJリーグ側がヨーロッパからいい選手を迎えるという事にもなるので、In-outってところでは選手たちも見通しが立ちやすいですし、クラブも出ていかれてもまた獲得するというところの目途も立ちやすいと思います。そして当然、冬にはそこはそこで移籍のマーケットがあるんですけど、夏より小さくなるのでそのシーズンの中での流れというのは凄く計算が立ちやすくなるんじゃないかなと思います。
ユージ:そして「秋春制」によってもう1つ期待されるのは、「パフォーマンスの向上」!
河治さん:「夏に始まり春に終わる」というような流れなんですけど、これまでだと寒い時期に始まって段々暑くなってまた涼しくなってくという流れだったんで、どうしても途中でパフォーマンスが落ちてしまうと、暑さで。そうしたところ怪我のリスクなんかも出てくるので、今回のカレンダー、「夏に始まり春に終わる」というような流れにした方が全体的なパフォーマンスが上がりやすい、試合の強度が出やすい、というような期待があると思います。もちろん日本は季節もそうですけど、縦に長いので雪国・冬に寒い地域にとってはすごく難しい状況になりやすいです。ただ、冬に中断期間があり、試合がない時期が真冬にあたります。これまでも北海道の「コンサドーレ札幌」なんかは熊本でスタートしたりだとか、アウェイが何試合か続いてホームに帰るような流れというのもすでにやっているので、いろんな反発はもちろん一部であるんですけど、段々慣れていく中で補助金なども含めて、対応されていくんじゃないかなと思っています。
ユージ: 今回、世界基準の「秋春制」へ移行することによって、Jリーグはさらに活性化するのかどうか?河治さんは、「ポイントは移籍マーケットにある」として、このように考えていらっしゃいます。
河治さん:秋春制そのもののメリットは色々あると思うんですけども、やはりワールドサッカーの中でさらされていくというか、良くも悪くもin-outのところがすごく大きくはなるので、その中でJリーグとしても段々強くなっていかないと取られる側になってしまうということもあり、それをプラスにとらえていけば、さらにJリーグは一段と飛躍していくチャンスじゃないかなと思いますね。
ユージ: Jリーグがさらに飛躍すれば、いつかは日本全体のサッカーのレベルを本当の世界トップクラスへと押し上げる事ができるかもしれません。
吉田:創設から34年目に迎える、「第2のJリーグ元年」。そのシーズンの中でも、今日から あさってにかけて行われる「第1節」は豪華なカードが揃っています!
河治さん:1番の注目はやはり「横浜F・マリノス」と2025年の王者「鹿島アントラーズ」の対戦ですね。オリジナル10と呼ばれるJリーグの草創期からリーグを盛り上げてきたチーム同士で、降格が一度もないんですよね。ずっとトップカテゴリーでやり続けているので、そういったところでこのカードが選ばれたんだろうなと思います。その他にも同じ金曜日に「ガンバ大阪」と「浦和レッズ」の対戦があったりとか、それから「名古屋グランパス」と「清水エスパルス」もオリジナル10同士ですし、「サンフレッチェ広島」と「ジェフ千葉」の対戦は93年のJリーグ草創期の最初のカードだったということで、そういった組み合わせというのも上手く考えているんだと思いますね。それぞれの試合サポーターはもちろんですけど、その他のファンにとっても注目カードが揃っていると思います。
ユージ: 1993年のJリーグ開幕当時をリアルタイムで観ていた方にとっては、かなり胸が熱くなる組み合わせかもしれません!オリジナル10のクラブチームによる戦い。「さらなるステップアップに向けてもう一度、ゼロからスタートするんだ」という意気込みも感じられます。今夜おこなわれる「横浜F・マリノス」と「鹿島アントラーズ」の戦いはフジテレビ系列で生中継される予定なのですが、地上波ゴールデンタイムでのリーグ戦 生中継は、なんと24年ぶり!そのあたりもワクワクするポイントかなと思います。きょうから新時代を迎えるJリーグに注目です!