2011年11月09日

iPhone/iPad向け『東京タワー写真集~風流韻事~』アプリ販売中!!

東京のシンボル、東京を愛する人たちの心のシンボルである「東京タワー」の、
iPhone/iPad向け写真集アプリ『東京タワー~風流韻事(ふうりゅういんじ)』を販売中です。

東京タワーアイコンmini.png

本アプリの写真を撮影したのは、「東京タワー」を軸に、東京の都市風景を撮り続けている
フォトグラファー・野中裕仁氏。野中氏は、2005年からライフワークとして「東京タワー」を
撮影し、その数は180万枚にも上ります。本アプリは、その膨大な量の写真の中から、
「東京タワー」の美しい佇まいと、「東京タワー」を包み込みながら息づく街の瞬間を切り
取った写真50枚を選りすぐり、構成いたしました。


iTunesサイトへはコチラをクリック!!


写真集のコンセプトは、タイトルにもある『風流韻事』。
『風流韻事』とは、「自然に親しみながら詩歌や書画を描くなど、風雅な遊びの意。
東京のシンボル、そして東京を愛する人たちにとっての心のシンボル「東京タワー」を写真
に収め、それを愛でる『風流韻事』を楽しんでいただきたい……。
そんな思いが込められた写真集アプリです。
また、写真をご覧いただくだけではなく、スライドショー機能でAutoを設定すれば、デジタル
フォトフレームのように自動的に写真が切り替わり、インテリアとしても御利用いただけます。
日付、時計の表示のON/OFFも可能です。また、写真50枚は全て、壁紙に設定することが
出来ます。

「東京タワー」の郷愁を誘う、優美で、凛としたその姿から、東京の美しさ、日本の美しさを
是非再発見してください。


3枚並び.JPG


《写真集の構成内容》
以下の5つのテーマで構成。
①佳景・・・美しい風景としての趣
②風姿・・・凛とした佇まい
③水鏡・・・水を姿見として映すその風情
④蒼翠・・・緑と自然との共生
⑤息吹・・・街と人の息づかいを聞きながら

《『東京タワー写真集~風流韻事~』アプリ概要》
●写   真:野中裕仁
●販売開始:2011年11月7日
●販売料金:期間限定特別価格 170円(通常価格 350円 ※当面の間は特別価格で販売))
●コンテンツ編集:TOKYO FM
●デジタル制作:ジグノシステムジャパン株式会社
●協   力:日本電波塔株式会社

《野中裕仁 プロフィール》
東京タワーブログ「東京ティッシュ」(http://blog.livedoor.jp/tokyo4/)を運営中。
メディア来歴「Yahoo!JAPAN」「エスクァイア」「NHK」「アメーバブックス」「TOKYO FM」など。
2008年、初の展示を六本木ヒルズにあるテレビ朝日「umu」にて開催。
2011年、iPhone iPad ユニバーサルアプリ 東京タワー写真集「風流韻事」リリース。
東京タワーを中心にさまざまな東京の風景を切り取っている。


iTunesサイトへはコチラをクリック!!


投稿者 ハヤシ : 12:11

2010年05月27日

YMOとJET STREAM

すごく久々のブログ更新。
Twitter(@tokyofmbooks)やっているからいいかしらんと、
ついつい手をつけずにいましたよ。
TwitterのTOKYO FMアカウント(@tokyofm)の中の人にも「ブログもやらなきゃいかんです」
と怒られましたよ。

さてさて、最近のハヤシのつぶやきに対して、とにかく反響が大きい本が2冊。
まずは世界的カメラマン・鋤田正義さんが30年間に渡って撮り続けたYMOの写真集
『Yellow Magic Orchestra × SUKITA』。
本当にもう、けっして大袈裟ではなく、世界のポップカルチャー、ミュージックシーン、
アートシーンがギュギュギュっと詰め込まれた宝箱のような本に仕上がりつつあります。
写真の素晴しさは言わずもがななのですが、この写真集のためにコメントを寄せて
くださっている顔ぶれがすご過ぎて、身震いするほど。これ以上豪華な名前が一気に
揃う本なんて、他にあるかしら?って感じ。
そしてそして、写真集自体もひとつの立派なアートになっていて、本当に驚くような仕様に
なっています。
そのデザインを担当してくださったのも、これまた世界的にご活躍されている中島英樹さん。
書籍タイトルは『Yellow Magic Orchestra × SUKITA』ですが、『Yellow Magic Orchestra
× SUKITA × NAKAJIMA』にしたいくらい。
とにかく、才能と才能のぶつかり合いや、コラボレーションによって、爆発的な化学反応を
起こした写真集になっているのです。

……などといろいろ書いてはいるものの、大変申し訳ないことにこれを書いている5月27日
時点でまだ発売日が確定できておらず。
本当に申し訳なし。
発売日や、収録内容、デザインの全貌などについては、おってこのブログで詳しくご紹介
していく予定です。


そして反響の多かった書籍の2冊目は、
『JET STREAM 旅への誘い詩集 ~遠い地平線が消えて~』。
これは、TOKYO FMの番組「JET STREAM」の人気を不動のものにした城達也さん時代に
オンエアした抒情詩から、100篇を厳選して収録した書籍です。
抒情詩の作者は堀内茂男氏。
あの、
「遠い地平線が消えて 深々とした夜の闇に……」
で始まるオープニング詩はあまりにも有名。
「夜の静寂(しじま)のなんと饒舌なことでしょう」
って、歴史に残る名フレーズですよね。
ハヤシ自身も、学生時代にほぼ毎晩、城さんのナレーションによる美しい抒情詩を
聴きながら、まだ行ったことが無い国々への憧れを募らせていました。
だから実は、TOKYO FM出版の担当を拝命した時に、真っ先に「堀内さんの本をつくりたい!」
って思ったのです。
こうして夢がかなって、ハヤシも本当に嬉しいわけなのです。

偉大なる無名詩人・堀内茂男氏の『JET STREAM 旅への誘い詩集 ~遠い地平線が
消えて~』は8月末発売で、世界の写真を散りばめた、美しい永久保存版的書籍になる
予定です。
こちらについても、Twitterやこのブログで順次ご紹介していきますので、引き続きどうぞ
ご注目下さいませ!

投稿者 ハヤシ : 13:06

2009年10月27日

可笑し過ぎて聴いてランナイ番組

おっ、ギリギリ今月は2度目のブログ更新だ。
よしよし、良い子だ。(自分で自分を褒める)

さて、TOKYO FMの看板番組「SCHOOL OF LOCK!」の書籍第三弾
「SCHOOL OF LOCK!DAYS3」(11/16発売)の編集作業で徹夜状態のバンブー氏と、
内田恭子さんの番組「ウチ・ココ」書籍(12月上旬発売予定)の編集作業でドタバタ
しているコーコ嬢を横目に、ハヤシは来年以降に発売が決定している書籍の作業と、
新規企画の実現化に向けて、諸々リサーチする作業に没頭中。
某大物ミュージシャン本、某お笑いタレントさん本、某番組本等々と、あいかわらず
ジャンルが幅広いので、毎度新鮮な気分で取り組むことができます。
ありがたや、ありがたや。



そんな中、書籍編集の仕事とは別に、当社の本業であるラジオ番組の制作にも
チョビっとだけ関わらせてもらっています。
その番組とは、小説家の平山夢明氏がメインパーソナリティで、「ゲスト」なのに
なぜか毎回登場する京極夏彦氏出演の番組「バッカみたい、聴いてランナイ!」。

平山夢明氏と言えば、「このミステリーがすごい!」2007年版の第1位に選出された
「独白するユニバーサル横メルカトル」や、「「超」怖い話」シリーズなど、めちゃめちゃ
オッソロシイ話を書くことで知られたお方。
なぜそんな平山氏の番組が実現することになったかと言うと、いつもお世話になっている
フリーライターのM賀氏から、「面白い人が居るから」と紹介され、一緒にご飯を食べたこと
がきっかけだったのです。
このご飯を食べていた2時間弱の間、とにかくもう平山さんの話が可笑し過ぎて笑いっぱなし!
常人では考え付かないようなユニークな発想で、次から次へと番組のアイデアが
飛び出す、飛び出す!
ハヤシが生まれてから既に?十年が過ぎていますが、これだけいろいろな意味で
スゴイ人に会うのは初めて。(きっぱり)
「怪人」というコトバがピッタリ来るほど、本当に面白くて不思議なお方なのです。

そしてその制御不能な怪人を唯一コントロールできる(?)のが、相方の京極夏彦氏。
京極さんの多彩ぶりは、わざわざ私が紹介するまでもないと思いますが、平山さんとの
コンビにおけるボケとツッコミぶりは、そんじょそこらの漫才コンビよりもよっぽど面白い!!
M1グランプリが充分狙えます。(笑)
更に先日は、番組収録現場に宮部みゆきさんも遊びに来てくださったので、ゲストとして
マイクの前に引っ張り出してしまいました。
実は昔から大の宮部ファンのハヤシ、久々に名刺を渡す時に手が震えたということは、
ここだけのナイショ話ですがね。(汗)

文芸ファンはもちろん、話の顛末が予測不可能な抱腹絶倒トークは、平山さんや
京極さんのことをよく知らない方でも、ゼッタイに楽しめると思います。
是非、ご一聴を!!


「バッカみたい、聴いてランナイ!」
放送日時→ 毎週月曜 21:30~21:55(東京ローカル)
出演→ 平山夢明、京極夏彦(レギュラーゲスト)、その他ゲスト
番組HP→ http://www.tfm.co.jp/bk
メールの宛先→ bk@tfm.co.jp


投稿者 ハヤシ : 18:09

2009年08月05日

メルマガでの連載は最終回

突然ですが、今回でTOKYO FMのメルマガ“FROM TFM”でのこのコラム連載は
最終回となります。
え~~~~!!
うそ~~~~!!
どうして~~~~!!
って、5~6人でもよいから思っていただけたなら、嬉しゅうございます。
このメルマガも内容を一新するそうなので、残念ですがいたしかたありません。
(ハヤシのわがままで終了するわけじゃありませんよ・笑)
1月に連載を始めてから半年ちょっと、短い間でしたがありがとうございました。

第1回目のコラムで、この連載を続けることの目的は、「より多くの方々に本に
興味を持ってもらって、好きになってもらうこと」、「TOKYO FM社員の出版部門
への異動希望者を続出させること(笑)」と書きました。
たった半年の連載でしたので、どこまでその目的に近づけたかはわかりませんが、
ほんの1ミクロンでも何らか効果があったのならば嬉しいです。

ちなみに、このコラムの内容を再掲していたブログ(今ご覧のブログ)は、
しばらくは残しておこうかなぁと思っております。
今までのように毎週更新はできなくなってしまうかも知れませんが、
思い出したら覗いてやってくださいまし。

投稿者 ハヤシ : 17:38 | コメント (0) | トラックバック

2009年07月17日

ニューヨークに行ってきました!

行ってまいりましたニューヨーク。
楽しかったニューヨーク。
ずっとそのまま居たかったニューヨーク。
そしてそして、前回ご紹介した書籍「魂サプリ」の著者である原田真裕美さんにも
無事お会いすることができました!!

約束した土曜の午後、セントラルパークや自然史博物館(映画「ナイト・ミュージアム」の
舞台になったところ)
のすぐ近くにある原田さんのオフィスを訪問。
メールで何度もやり取りしていたせいか、不思議と初めて会った気がしなかった上、
とっても優しいオーラが漂っている方なので、
緊張もせずリラックスしてお話することができました。
しかも、原田さんのブログにも度々登場する2人の息子さんとも会うことが出来、
ハヤシはもうメロメロ。「天使のように可愛い」ってのは
こーゆーことを言うのねってほど、それはそれはキュートな息子クンたちだったのです。
思い出すだけで、また顔がとろけちゃいそう。

そして原田さんとはお仕事の話をしただけではなく、
ちゃっかりリーディングもしていただいちゃいました。
申し訳ないですが、いやらしい言い方ですが、ズバリ、役得ってやつ。
で、ハヤシの未来がどんなだったかと言うと……それはもちろんナイショ。
でも、とってもポジティブになれるような内容だったので、オフィスを出た後、
セントラルパークで思わずスキップしそうになったほど。(笑)

皆さんも是非ニューヨークに行かれる際は、原田さんのリーディングも体験してみて……
と言いたくても、そう簡単にはいかないと思いますので、かわりに「魂サプリ」を読んで、
ハヤシと同じようにポジティブ気分になってくださいませ。
(↑ちゃっかり宣伝)

さて、人生初のニューヨークへの旅だったため、その他の時間は、
自由の女神、ロックフェラーセンター、五番街、タイムズ・スクエア、
MoMA(近代美術館)等々、定番な場所を観光。
土日に歩いたせいか、5番街やタイムズ・スクエアなどは、
渋谷のスクランブル交差点並みに、本当にすごい人出でした。
そしてブロードウェイで観たミュージカルには、涙が出るほど感激。
やっぱり本場は違いますなぁ。
……と、典型的なオノボリさん気分のまま、4泊6日の短い旅はあっという間に終了。
帰国した途端、あまりの暑さと仕事の山に、ふぇ~~~~。
ニューヨークに戻りたい!と、現実逃避気味なハヤシなのでした。


投稿者 ハヤシ : 19:17 | コメント (0) | トラックバック

2009年07月10日

ニューヨークに居ます!

前回のコラムで予告したように、このメルマガが配信されている頃、
私は日本には居ない予定。で、どこに居るかと言うと……
憧れの都、ニューヨーク!!!
人生初ニューヨークでございます。
もう何年も前から行きたいと思っていたのですがなかなか休みの調整が出来ず、
今回やっと実現!!

基本はプライベート旅行なのですが、楽しみにしていることのひとつが、
5月に出版した「魂サプリ」の著者である原田真裕美さんとお会いすること。
なにせ本が出来るまでの間、殆どメールでのやり取りだったので、
いつかゼッタイお会いして、直接きちんと御礼をお伝えしたいと思っていたのです。
ただ、「魂サプリ」を編集していた頃は、
他の編集作業とも重なっていたので渡米する時間が無く諦めていました。
でも、でも、7月なら行けるかも!と思い立ったのが春。
早速あれこれ調べたり、飛行機チケットを予約したり、着々と準備をしていたのですが…

突如沸き起こったのが、例の豚インフルエンザ騒動。
我社にも渡米禁止令が出て、いったんは泣く泣く諦めていたのでした。
嗚呼、なんて運が悪いんだろう……
でも、ご存知のように騒動もいったん落ち着いて、WHOからも移動制限をしないよう
勧告が出たりしたので、我社の渡米禁止令も7月初めに解除。
もちろん、充分に注意はしなければならないのですが、ギリギリ間に合った!!

てなわけで、4泊6日というかなり強行スケジュールではありますが、
何事も無ければ今頃ニューヨークに居るというわけ。
日頃会社で、「より良いエンタメ・コンテンツを発信できるよう、
最先端の文化にいっぱい触れなさい」っていうことを言われているので、
今回の旅は仕事にも役立つ経験になるのではと思っています。
(↑単に早々に夏休みを取る理由を正当化しているだけ?)

しかし、ひとつちょっと心配が。
実は肝心の原田真裕美さんとのアポがまだ取れていないのです。
「ニューヨークで是非お会いしましょう」ということにはなっていて、
訪問場所も教えていただいているものの、日時がまだ決まっていないのです。
果たして本当にお会いできるのか??
その顛末は、次週!!

投稿者 ハヤシ : 19:14

2009年07月03日

新たにスタート

7月は、我社の人事異動の季節。
実はハヤシも異動。
と言っても、これまでTOKYO FM出版は編成部所属だったのが、
組織変更の関係で、ライツ開発部という新部署にそのままスライドとなっただけ。
つまり、引き続きハヤシは出版を担当することになったのであります。
メンバーも殆どかわらないのですが、頼りにしていた編集担当のショーちゃんが
他の部署に取られてしまいました。
ただでさえ少数部隊なのに……
とある大きな企画を担当してもらっていたのに……(号泣)
などとメゲているわけにもいかないので、原田真裕美さんの「魂サプリ」を読んで
元気を注入し、これからもがんばりまする。
(↑しっかり宣伝だけはする)


そして7月と言えばもうひとつ、広報ハヤシからゼンゼン畑の違う出版ハヤシに転身して
ちょうど1年が経ったことになります。その間、あんなことやこんなことがあって、
なんとも波乱万丈な1年でございました。(遠い目)
振り返ってみると、慣れないことばかりで苦しいことの方が多かったようにも思いますが、
「本」という形が出来上がって、その苦労が報われる時の喜びは、
何にも代えがたいものがありました。(再び遠い目)

これからもTOKYO FM出版は、経理&編集担当・バンブー氏、
編集担当・コーコ嬢、営業担当・ニタンディー、営業デスク&直販の女王・ミンミン、
そしてへなちょこな私・ハヤシの5人でがんばりますので、
引き続きの応援、よろしくでございます。

さて、来週のこのコラムが配信されている頃、ハヤシは日本ではない何処かに居る予定。
はたしてそれは何処??? 何をしている??

投稿者 ハヤシ : 13:24

2009年06月19日

「ブーアの森」の出張色校正・その2

今週は、前回に引き続き、絵・忌野清志郎さん/文・せがわきりさんの
絵本「ブーアの森」の出張色校正のお話デス。

印刷の機械から出力された色を、ハヤシは細かくチェックしたわけなのですが、
ベテラン印刷工の方々の刺すような視線を浴びていると、
ついつい「これくらいならOKかな~」と、
多少甘い判断をしそうになったというのが正直なところ。
でもでも、側で一緒に清志郎さんが見守ってくださっているような気が
ずっとしていたので、「もうちょっと微妙に濃く出来ますか?」とか、
一切の妥協を許さず、隅々まで確認をしました。
何とも言えない重圧感、責任感がずっと肩に圧し掛かっていたので、
たぶんホントに清志郎さんが側に居てくれたのじゃないかしらん。

突然ですが、ここで本についての豆知識。
通常の本の場合、1枚の大きな用紙の裏表に8ページずつ印刷します。
つまり、16ページが1単位で、これを「1折」と呼びます。
なので、7折で112ページ、8折で128ページと、
殆どの本が16で割り切れるページ数になっているのです。
験しにお手元の本をチェックしてみてくださいな。

で、今回の色校正では、まず1折の表ページ、つまり8ページ分をチェック。
私がOKを出した後、その8ページ分だけとりあえず印刷。
その印刷にかかる時間が約1時間(=ハヤシの待ち時間)。
待ち時間の間、図書印刷の方と話しをしたり、
他の仕事を片付けたりしながら応接室で待機。
そして「次の8ページ分の用意が出来た」とのお呼びがかかると、
また工場の中をズンズン印刷機の所まで歩いて行ってチェック。
……というのを何度も繰り返したのでした。
以上、今回のような本番印刷での色校正は、
とっても時間がかかる作業だということがおわかりいただけたでしょうか?

「ブーアの森」はページ数がさほど多くないため日帰り出張で済みましたが、
たくさんのページをチェックしなければならない場合は、
1泊2日とか、2泊3日がかりになることもあるとか。
書籍編集って、華やかな仕事に聞こえる場合もありますが、
実はホントに地道なお仕事なのねぇ。(←と、ヒトゴトのように言ってみたり)

そんな途中の待ち時間を利用して、T印刷部長が工場の中を見学させてくださいました。
先ほどの話のように、1折が16ページといった知識はあっても、
実際にその紙が折られて、糊付けされて、余分な端が切り揃えられて、
帯が巻かれて……なんて行程を実際に目にするのは初めて。
他にも、コミック1冊分のページを一気に印刷できる機械とか、
出荷用に何十冊かをまとめてラップでグルグル巻きにする巨大な装置とか、
「ほほ~」とビックリするような設備もあって、とっても面白かったのでした。
もちろん面白かっただけじゃなく、本を作ることを生業としている者として
知っておくべきことでもあったので、と~っても勉強になった次第。
やっぱりナニゴトも「百聞は一見にしかず」、でございますなぁ。


投稿者 ハヤシ : 15:09

2009年06月12日

「ブーアの森」の出張色校正・その1

前回のコラムの最後にチラっと書いたように、ハヤシは先週の金曜日、
沼津への日帰り出張を敢行いたしました。
で、何が目的の出張だったかと言いますと、増刷作業を急ビッチで進めている
忌野清志郎氏の絵本「ブーアの森」の色校正。
んん??色校正とは、何ぞや?
と、疑問に思った方に、ここでちょっと解説いたしましょう。

カラーの印刷物を作成する際、色がきちんとイメージどおり、
現物どおりに印刷されるかどうかを必ず事前チェックします。
これがすなわち、色校正の作業。
特に、写真やイラストなどを印刷する場合、原本どおりに色が再現できているか、
入念なチェックが必要になるのです。
通常は、印刷会社さんが原稿を手元まで届けてくれるので、それを見ながら、
「ちょっと青が濃い」とか、「肌色が暗い」とか、細かい指定を入れていきます。
ただ、この色校正用の原稿は、あくまでも仮印刷のため、
本番印刷の色合いと微妙に違ってしまうという難点があるのです。

で、今回印刷する「ブーアの森」は絵本。
つまり、絵が命。色が命。
ちょっとでも色のニュアンスが違ってしまったら、
それは作者である清志郎さんの意図とは違ってしまうということなのです。
そこで、「ブーアの森」の印刷会社である図書印刷さんの沼津工場まで行って、
本番印刷用の機械で刷った原稿のチェックをして来たというわけ。

当日の午後イチ、図書印刷・営業部長のT中さんに連れられて、
風光明媚で知られる千本松原のすぐ隣の工場に到着。
晴れた日なら富士山も見えるらしいのですが、その日はあいにくの雨。
う~ん、残念。
って、別に観光に来たのではないのですがね。
仕事じゃ、仕事。
そしてお茶を一杯いただいた後、広大な工場の中をずんずん歩いて、
「ブーアの森」を印刷している機械の所へ。
そこには、出力したばかりの原稿と、印刷部長のT橋さんほか、
数人の印刷工さんが私を待ってくださっていました。

その印刷工さんの中に、いかにも「職人」という風貌の方がいらっしゃったのですが、
この方はI川さんとおっしゃって、既に定年退職された超ベテランで、
業界では名の知れた元印刷部長とのこと。
ナント、今回の印刷を完璧な色で仕上げるために、
T中さんが特別に呼んでおいてくださったのです。
その職人的お仕事ぶりには、ハヤシ、惚れ惚れ。
「ちょっとここの青を濃くして欲しいのですが、肌色はこのままキープを」
とかお願いすると、
「じゃぁ、青のナンチャラを&%$#……」
と、専門用語で他の印刷工さんたちに指示をして、機械の数値をピピピと操作。
そして刷り直された原稿を見ると、
私のイメージ通りの色に仕上がっているじゃないですかっ!!
「印刷」って、機械的な技術だけではなくて、
熟練した人の技やセンスが出来上がりを左右するお仕事なのだと、改めて実感。
スゴイな~。

(話が長くなりそうなので次回に続く)


投稿者 ハヤシ : 16:43 | コメント (0) | トラックバック

2009年06月05日

編集者には念力も必要?!

現在ハヤシ、某分野で大人気の女性タレントさんの
フォト&エッセイ(9月刊行予定)も担当中。
この本、フォト&エッセイと謳っているからには、写真がとっても重要なわけです。
で、来週火曜(9日)、都内のハウススタジオでその写真撮影をするため、
現在諸々調整中。

ブックデザインを担当してくれているT社のTさんに、
イメージに合ったスタジオや、カメラマンさんも選んでもらったのですが、
そのスタジオ、カメラマン、そして本人が揃えば撮影ができるってわけではありません。
ステキな本人を更にステキに見せるための、
スタイリストさん、ヘア・メイクさんも必要となるわけです。

そして、雑誌とか、登場ページが少ない書籍ならば、
これらスタッフが全員が揃って、ハイ!撮影本番!っていうことになるのですが、
なにせ100ページを超える本の中、何十という本人登場写真が掲載されることになるため、
衣装合わせをするなど、事前準備も入念にしなければなりません。
写真集的な本って、本当にたくさんの人たちが関わって、
たくさんの時間をかけて出来上がるものなのでありますよね。

そんな来週の撮影は、スタジオだけではなく近くの公園でのロケも予定しています。
しかし、ご存知のように、6月と言えば雨。
残念ながら、スタッフの中に晴れ男・晴れ女は皆無。
ハヤシも正直、ここのところ仕事でもプライベートでもお天気に恵まれた記憶が無い。
雨が降ったらまた他の日、その日もダメならまた別の日……と
調整したいところなのですが、どんな本にも制作予算ってものがあって、
その予算にも限りがあるのでそう簡単にはいきません。

だから、天気ばかりは神頼み!!
念力が強いのも編集者の見せどころ?!
真剣にテルテル坊主でも作ろうかと思ってしまいますよ、はぁ~……
はたして6月9日のお天気はどうなるでしょうか。
皆さまも雨が降らないよう、どーかひとつ、お祈りくださいまし。

さて、このコラムが掲載されたTOKYO FMのメルマガが配信されている頃、
ハヤシはこのフォト&エッセイ本とはまた別の案件のため、
新幹線で静岡に向かっている予定。
これがまた、非常に重要で、非常に地道な仕事のためなのですが……
その話は、次回コラムにつづく!

投稿者 ハヤシ : 11:54

2009年05月29日

編集者にとって湿布薬は必需品?!

この1週間は、原田真裕美さんの「魂サプリ」の発売、
CDブック「清春40X 4SEASONS~Summer~」トークパートの公開収録イベント、
忌野清志郎さんの絵本「ブーアの森」、
「地球音楽ライブラリー・忌野清志郎」の重版調整などなど、
いろいろな書籍の作業が重なって、ハヤシのスカスカ脳みそはチョイと混乱気味。

忌野さんの2冊については、やはり音楽史に残る偉大なアーティストの貴重な足跡
ということで注文が殺到し、現在品切れ状態でご迷惑をおかけしておりますが、
6月中旬には再び書店に並ぶと思いますので、もうしばしお待ちくださいませ。

さて、3月は森博嗣さんの「DOG&DOLL」、4月は「井上陽水FILE FROM 1969」、
5月は原田真裕美さんの「魂サプリ」と、担当書籍が3冊続けざまに発売となったのですが、
6~8月はちょっと一息。その間は、他の編集者・コーコ嬢とショーちゃんに頑張って
もらいつつ、ハヤシは夏の終わりに発売予定の、某分野のアイドルさんの本と、
某シリーズ本の佳境に入ってきた作業を粛々と進行中。

その他、今年の下期の新しい書籍企画を固めたり、
TOKYO FM編成部員としての出版以外の仕事もなんやかんやあったりと、
ビンボー暇無し状態でございます。

そんな中、憧れの某作家さんたちとの仕事もいくつか決まり、
プライベートの時間では、その方々の作品を読む日々。
元々趣味でも大好きで読んでいたジャンルだし、
資料として会社のお金で買ったり他の出版社からいただいたものもあって、
基本的にはラッキー&ハッピーな気持ちなのですが、
あと何日でコレとコレを読破せねばならないなんて時だけは、ちょっと大変。
歳のせいで、ちっちゃな文字を追っかけていると肩がこってつらいので、
毎晩湿布薬のお世話になりながら、大好きな活字ワールドにどっぷり浸っている
ハヤシなのでした~。

投稿者 ハヤシ : 11:51

2009年05月01日

帯コピー・虎の穴塾

出版ハヤシ、「井上陽水FILE FROM 1969」を
無事に世に送り出すことが出来、ホッとしたのもつかの間、
すぐ次に原田真裕美さん著「魂サプリ」の
発刊予定日が迫っていて、ドタバタドタバタ。

原田真裕美さんと言えば、ニューヨーク在住のサイキック・カウンセラーの
第一人者で、予約待ちがナント、5,000人だとか。
ひょえ~~。
オノ・ヨーコ氏をはじめとする有名人顧客も多いという、
普通だったらなかなかアポイントすら取ることが難しいようなお方なのに、
なぜ本を出版できることになったかと言いますと……

……というお話については、発売日が迫ってきたらお伝えするとして、
今回は新刊書籍にはかならず付いている「帯」のお話し。

デザイン的には表紙カバーが主役とすると、この「帯」は脇役的存在なので、
購入後は外してしまう方も多いのではないでしょうか。
でも、本屋さんで目的無しに何か読みたい本を探す場合、
この「帯」に書かれているキャッチコピーが決め手になる場合も
多いのではないかと思います。

かく言う私も、「号泣必須の癒しの物語」とか「予測不可能、驚愕のどんでん返し」
なんて言葉につられて、本を買ってしまうこと多し。
そんな訳で編集者は、「どんなデザインにすれば目につくだろうか。
どんな文言を入れれば手にとってもらえるだろうか」ということに
相当頭を悩ませるのであります。

我がTOKYO FM出版でも、
うーーーん
うーーーん
と、産みの苦しみを味わいながら、なんとかいくつかのコピーを捻り出したら、
ひとまずナイトー部長に提出をします。

このナイトー部長とは、我がTOKYO FM出版が所属する編成部の部長。
ラジオ局の編成部長としては変り種で、もともと書籍編集やライター業が本業だった人。
だから、この帯コピーにはめちゃめちゃうるさいのです。
ハヤシは密かに、ナイトー部長のことを
「帯コピー・虎の穴塾」の塾長として恐れているほど。

だいたいいつも、捻り出したコピーを塾長に見せると、
「う~んイマヒトツだね~、もう少し考えてごらん」
などという優しい言葉ながらも厳しい回答が……(泣)
「大きな書店に行って、どんなコトバが書かれていたら
自分の目に留まるか見てきてごらん」
なんてアドバイスももらったり。
う、う、う……

その時はメゲるのですが、ナイトー塾長から
一発OKが出るようなキャッチコピーを考えられるようになるぞ!
と、日々闘志を燃やしているハヤシなのでした。


投稿者 ハヤシ : 12:26 | コメント (0) | トラックバック

2009年04月24日

TOKYO FM出版のスポットCM

本を作るというお仕事は、これまでご紹介してきたように、
企画を考え、それを形にすればよいというだけではなく、
もちろん「売る」というお仕事が重要になってきます。

我がTOKYO FM出版は少数精鋭部隊なので(?)、
外回りの営業を担当してくれているのは、ニタンディーただ1人。
彼女が毎日パワフルに営業まわりをして、TOKYO FM出版の本が
少しでもたくさん書店に並ぶようがんばってくれているのです。

そしてその営業の大きなサポートとなるのが、いわゆる宣伝のお仕事。
普通の出版社だと、新聞・雑誌広告、電車の中吊り広告、ネット広告などで
新刊本の宣伝をすることが多いのですが、ちっぽけな予算で切り盛りしている
我がTOKYO FM出版は、それもなかなか叶わず。(泣)
おっカネっがな~~~い!(ハヤシ個人も)
おっカネっがほし~~~い!(ハヤシ個人も)
などとボヤいていても、その辺りに予算が転がっているわけもなく。

ただ、我が弱小出版社には、他の出版社に無い大きな大きな強みがあるのです!
それはもちろん、TOKYO FMの放送を活用した宣伝。
番組内で本のご紹介をすれば、お金もかけずに大々的な告知ができるというわけなのです。
だから、著者の方を番組ゲストとして出演いただいたり、
出版イベントを収録して放送で流したりといったことも、
日々企画・調整しているのであります。

そして、告知スポットCMをつくって放送をするというのも、ひとつの大きな宣伝ツール。
例えば、現在放送中のスチャダラパー「ヤングトラウマ」のスポットでは、
メンバー本人たちがナレーションをしてくれて、とっても楽しいCMになっていたり。
それらCMのナレーション原稿を書いて、バックに流れる曲を決め、曲の使用許諾を取り、
収録に立ち合ってタイトルの読み方や声のトーン等々を説明する……
なんてことも全て我々出版チームでやっているのです。

アーティスト関連の本のCMでは、そのアーティストの新曲をバックに流すことが多いのですが、
今週収録した「井上陽水FILE FROM 1969」のスポットで流れる音楽はちょっと贅沢。
デビューから40年の足跡をまとめた本なんだから、
新旧の楽曲をメドレーにしたら面白いんじゃない?という陽水さんの事務所の方の
アイデアで、「夢の中へ」~「新しいラプソディー」~「Make-up Shadow」の3曲が
ミクスチャーされた曲を使っているのです。(※メドレーなのは40秒バージョンのみ)
しかもその音源は、事務所の方がわざわざミクスチャーしてくださったという貴重なもの。

たぶんTOKYO FMを聴いていただいている時に告知スポットが流れても、
聞き流してしまうことが多いと思うのですが、もしTOKYO FM出版のスポットCMを
耳にされる機会がありましたら、「あ~これのことかぁ」なんて
気に留めていただけると、ありがたき幸せなのであります。



投稿者 ハヤシ : 17:02 | コメント (0)

2009年04月10日

地道な仕事も

これまでこのコラムでは、「出版ってな~んて楽しいお仕事なんでしょう!」
って思っていただけるような(ホントか?)、編集の裏側など、
表舞台のお仕事をご紹介しましたが、もちろん世の中そんなに甘くはなく。
他にもいっぱい、地道なお仕事というのがあるわけです。

先日も、「棚卸し」ってやつに行ってきました。
この「棚卸し」、モノを作って売っている商売の方だったら
よくご存知かと思うのですが、簡単に言ってしまうと、
帳簿上の在庫と、実際の在庫を付き合わせる作業。(簡単に言い過ぎか?)

TOKYO FM出版の様々な書籍の在庫が保管してある倉庫は、
埼玉の某所にあります。で、その倉庫に半期末(9月末)と期末(3月)に
行って、膨大な量の本の数をせっせと数えるのであります。
ちなみに、在庫が膨大にあると言っても、けっして商品が売れていない
というわけじゃありませんのであしからず。(汗)

もちろん本当に1冊ずつ数えるわけじゃなくて、
あらかじめ倉庫のスタッフの方々が数え易いようにまとめてくださっています。
とは言え、2時間近くず~~~っと本の山と格闘するわけですから、
かな~り地道な作業。

この倉庫が普段どんな役割を果たしているかと言うと、
例えば皆さんが書店で何かの本を注文すると、
書店スタッフからTOKYO FM出版に連絡が入り、
それをデスク担当のミンミンがまとめて倉庫スタッフに発送指示をかけます。
そして注文された本が各書店に出荷されるというわけ。
他にもいろいろな役割を果たしているので、いわばTOKYO FM出版の金庫であり、
台所であり、心臓部であり、とにかくとっても大切な場所なのであります。

さて、その棚卸しも終わり、ついさっきまで昨年度の売上・利益の〆作業を
していたのですが、その作業初体験のハヤシは、
何が何やら頭がこんがらがって、「わかんない~!」「もうダメだ~!」
「肩こった~!」っと叫びっぱなし。
なにせ出版の経理というのはヒジョーに複雑で、理解するのが本当に大変なのです。
ハヤシのちっぽけな脳みそにはなおさら……(泣)
しかし、ハヤシと同じく〆作業初体験の
経理担当・バンブー氏の方がもっともっと大変。
ハヤシみたいに大騒ぎしながら仕事をするタイプではないので、
ひたすらもくもくと寡黙に作業を進めています。
少しは見習わなくっちゃぁ。(反省)

投稿者 ハヤシ : 17:58 | コメント (0) | トラックバック

2009年01月09日

TOKYO FM出版ハヤシが行く! はじめました

お初にお目にかかります。
今月からこのコラムを担当することになった出版ハヤシです。

ん??ハヤシ??
どこかで聞いたことがあるぞなんて思われた方は、相当モノズキな、
もとい、相当ディープなTOKYO FMマニア。
不肖ハヤシ、昨年の6月までTOKYO FMで広報を担当しており、
「広報ハヤシが行く」なんてブログを恥ずかしげもなく担当しておりました。
広報からTOKYO FM出版への異動指令が下ってすぐ、
そのブログは終了してしまったのですが、なぜかまた、
出版ハヤシとして皆様の前に登場するハメ、もとい、登場する光栄に預かったわけです。

そもそもTOKYO FMってラジオ局なわけで、ど~して書籍出版部門なんてあるのかとか、
ラジオ局のメルマガなのにど~して出版のコラムなんて連載するのかなんて疑問、
ご不満はさておき、これからどれくらい連載が続くかはわかりませぬが、
お付き合い賜れば幸せに存じます。

さて、何はともあれまずはTOKYO FM出版について簡単なご紹介をば。
以下のホームページをご覧下さい。
http://www.tfm.co.jp/books/
以上。
って、それだけかいっ!!(1人ボケツッコミ)
だって、このコラム、文字数が限られているんですも~ん。(1人甘えん坊)
などと戯言はこれくらいにして、マジメにご説明いたしますと、
TOKYO FM出版とは、番組関連はもちろん、携帯サイトとの連動や、
音楽関連など、様々な書籍を企画、制作、販売している小さな出版社
とお考えいただければわかり易いかも。
書籍を出版することで、いわゆる「クロスメディア展開」的に
TOKYO FMの番組をより楽しんでいただき、
逆に書籍から番組のことをより知っていただく・・・な~んていう目的の下、
今から17年も前に設立された由緒正しき(?)部門なのであります。

しかしハヤシ、突然の異動指令が出た時に、
「わ~い!大好きな本の仕事に関われるっ!」なんて一瞬大喜びをしたものの、
○○年もの長い社会人生活の中で、モノを作る仕事もモノを売る仕事も全く初めて。
そんなヤツにコノ仕事が務まるのかっ?!
と思い始めたら、急に胃にキュ~ンとした痛みが走り・・・・・・
そうこうしているうちに、あっという間に半年が経過。
そして苦アリ楽アリの波乱万丈な日々の中、確実にわかったこと。それは、
出版の仕事って面白い。
本ってやっぱり面白い。
ってこと。

そんな訳で、このコラムの連載を続けることで、
最終的には以下の2つの目標を達成できればと思っています。
目標その1。
本が出来るまでの過程やその裏話を楽しくお伝えすることによって、
より多くの方々に本に興味を持ってもらって、好きになってもらってもらうこと。
目標その2。
TOKYO FM社員の出版部門への異動希望者を続出させること。(笑)

以上の目標達成に向かってがんばりますので、ご支援のほど、
よろしくお願いいたします!

投稿者 tfm : 00:00 | コメント (0)