あなたのキレイと元気を磨く!「植物の力」で美しいライフスタイルを!

5000年以上の歴史を持ち、クレオパトラも愛した植物との暮らし。植物と向き合い、植物の声を聞くライフスタイルや、ボタニカル・フードのとっておきレシピ。植物の世界からあなたに届く「美しい贈り物」です。

―この番組は、2021年3月で終了しました。―

2020.11.27

Herbal Life53
二十四節気、暦と歩むボタニカルライフ

  • HerbalLife
夏至、冬至、春分、秋分など、季節の歩みを示す言葉は、太陽の動きをもとにした二十四節気に基づいています。改めて二十四節気を知ることで、季節の植物とともに、四季の流れに寄り添うボタニカルライフを心豊かに過ごしてください。

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今回は、季節の植物を日々の生活に取り入れるアイディアを、「二十四節気 暦のレシピ」の著者、フローリストの猪飼真紀子さんと写真家の清水美由紀さんに教えていただきます。



季節の変化を言葉で伝える「二十四節気」   
二十四節気は、1年の季節を表す言葉です。太陽の動きに合わせて1年を24等分し、それぞれの時節の表情を2つの漢字で伝えています。春夏秋冬、四つの季節を持つ1年は、太陽の位置が最も高くなり、昼の時間が最も長くなる「夏至」、太陽の位置が最も低くなり、昼の時間が最も短くなる「冬至」、昼と夜の長さがほとんど同じになる「春分」と「秋分」などの節目を持っています。さらに「立春」、「立夏」、「立秋」、「立冬」などで分けられ、季節の変化を表します。そのほか、「雨水」、「小暑」、「立秋」、「小雪」など、その時々の自然の情景を感じさせてくれる美しい言葉も二十四節気の特徴です。暦を知り、季節の歩みを意識することで、花や植物との触れ合いがより豊かになりますね。



二十四節気 暦のレシピ「小雪」
11月も終わりを迎える今頃は、二十四節気では「小雪」(11月22日から12月6日頃)にあたります。寒さが朝夕だけでなく、日中にも顔を覗かせるようになり、息を飲むほどの紅葉の景色が、日本各地で広がり、目を楽しませてくれるのもこの時期です。そんな気温の変化を自ら感じ、冬支度を始めるために木々が演出する紅葉や落ち葉は、まさに自然から届く季節の便りです。同じように見えても1枚1枚、個性豊かに色と形が異なる木の葉は、暮らしを彩り、自然からのメッセージを届けてくれます。


<暦のレシピ 押し葉フレーム>
枝から落ちてきた枯葉との出会いは、まさに一期一会。そんな出会いをフレームに入れて飾れば、まるでアートのように気分を豊かにしてくれます。押し葉を作るには、まず、葉をティッシュに挟んで、新聞紙の間に入れます。それを厚い本に挟んで重みをかけ、4〜5日経てば出来上がり。なるべく落ちて間もない葉を選んで、水分のあるうちに押し葉にすると綺麗に出来上がります。見つけた場所や日にち、木の名前も書いておけば、思い出豊かな、オリジナルの植物標本としても楽しめます。

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押し葉のフレーム



<暦のレシピ 落ち葉のアロマワックスサシェ>
身近な場所で拾った枯葉の表面に、パラフィンをつけるだけで、立派な落ち葉モチーフに生まれ変わります。パラフィンをつけることで表面の色彩が際立ち、葉の形もくずれにくくなります。お気に入りのトレイに並べたり、糸をつけてモビールにしたり。パラフィンにアロマオイルを入れれば、飾った時にほんのりと漂う香りも楽しめます。自然の営みをお部屋で感じることができますね。

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落ち葉のモビール


■落ち葉のアロマワックスサシェの作り方
1. 落ち葉の表面の汚れを取り、アロマオイルを加え湯煎したパラフィンをつける。
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落ち葉のアロマワックスサシェ作り


2. パラフィンが乾いたら出来上がり。
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落ち葉のアロマワックスサシェ




二十四節気 暦のレシピ「大雪」
一段と冷え込みが増してゆく12月。12月7日から21日頃は二十四節気では「大雪」にあたります。自然の景色からも緑が少なくなり、寂しくなる頃ですが、その厳しい自然の中でも、元気な緑の葉を茂らせているのが、針葉樹です。尖った葉は、表面から水分が失われるのを防ぎ、気温の低い中でも緑色を失いません。針葉樹が演出する冬の情景を、お部屋で楽しんではいかがでしょう。


<暦のレシピ 雪色のテーブルリース>
針葉樹の森に舞う雪をイメージさせてくれるのが、パンパスグラスと緑の花材を使った雪色のテーブルリースです。柔らかな白のパンパスグラスや花材、緑の組み合わせで、テーブルに飾ると、この時期ならではの聖なる華やぎも生まれます。

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パンパスグラスの雪色のテーブルリース



■雪色のテーブルリースの作り方
1.リースの形のオアシスを用意し、外側と内側の両方に、3cmおきにグリーンの葉ものを同一方向に向け、1周するように挿してゆく。
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2. 1を挿した間に、別の葉ものを同じく両側に同一方向に挿してゆく。
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3. 1と2を指した隙間にパンパスグラスを同じく両側から同一方向に挿す。
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4. 葉やパンパスグラスの向きや形を整え、上につる性の植物などを這わせるように飾って完成。
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<暦のレシピ パンパスグラスの冬スワッグ>
白と緑を組み合わせたインテリアとして、パンパスグラスの冬スワッグも素敵です。ブルーアイスやユーカリ、パンパスグラスをバランスよく組み合わせ、好みの白い花も重ねて麻ひもで結びます。リビングの壁に飾れば、ブルーアイスやユーカリの香りも楽しめ、慌ただしい12月の喧騒を忘れて、森に抱かれるように心を癒してくれます。

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パンパスグラスの冬スワッグ


いくつ年が巡り来ても、自然の歩みを変わることなく教えてくれる、二十四節気。花や植物たちの存在と同じように、暮らしや心を整え、生きる喜びに気づかせてくれます。


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『二十四節気 暦のレシピ』猪飼牧子、清水美由紀(日本文芸社刊)

季節を表す言葉「二十四節気 七十二候」をテーマに、季節の移り変わりを花や植物で感じながら、ものづくりの楽しみ方を提案。その節気に旬をむかえる植物にまつわる話、暮らしに花や植物を手軽に取り入れるコツを、写真とともに解説しています。猪飼牧子さんはフラワーアレンジメントを手がけるほか、植物の魅力やしつらえを伝える教室を主催し、植物が生活に寄り添う暮らしを発信。清水美由紀さんは、「より心にフィットした生き方をさがす」ことをテーマに活躍するフォトグラファーであり文筆家。生まれ育った長野県、松本を拠点に活躍されています。


猪飼牧子さん
HP : http://nerolidol-flower.com
Instagram : @makiko_nerolidol

清水美由紀さん
HP : https://miyukishimizu.format.com
Instagram : @uriphoto


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 11月28日は、作家の谷村志穂さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


※を除く全写真:『二十四節気 暦のレシピ』(日本文芸社刊)より

2020.10.02

Herbal Life52
セダムで楽しむカラフル寄せ植え

  • HerbalLife
ぷっくりとしたカラフルな葉が特徴の多肉植物「セダム」。乾燥に強く、生命力に溢れた植物ですから、ベランダなどで手軽に育てることができます。異なる品種の色や形を組み合わせて、お気に入りの鉢や容器に寄せ植えを作って楽しんでみませんか。

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今回は、多肉植物の寄せ植えワークショップやSNSが大人気のMAiさんに、セダムの魅力や寄せ植えの楽しみ方を教えていただきます。



セダムの魅力と楽しみ方
セダムはベンケイソウ科マンネングサ属の多肉植物です。北半球に広く生息し、日本でも40種ほどの品種が自生しています。野山でもよく見かける植物ですが、最近では海外からも多くの品種が輸入されて人気を集めています。

なんといっても魅力は、丸くてぷっくりした葉の形と、お菓子のようなカラフルな色合い。MAiさんは、ガーデニングの参考にと始めたインスタグラムで出会った多肉植物、セダムの可愛さに感動。「お花じゃないのにどうしてこんなに彩りが鮮やかなの!?」と驚き、その魅力の虜になっていったそうです。同時にMaiさんがSNSで発信するセダムの寄せ植えの写真や情報にも、大きな反響が集まるようになり、今では多肉植物の魅力を様々なメディアやワークショップを通して伝えています。

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スプーンを使った寄せ植え @katosuubutsu



自然界のものとは思えない鮮やかな色が美しいセダムですが、中には紅葉する品種もあって、季節ごとの表情も見せてくれます。そんな移ろう色が美しい、MAiさんおすすめの品種ベスト3がこちらです。

ぽっと色づく頬のような「乙女心」。葉の先だけピンクに染まることからその名前がつけられたそうです。

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乙女心



さわやかな色合いと肉厚な姿で大人気なのが「ダシフィルム パープルヘイズ」。紅葉時には名前の通りピンクがかった紫色に染まります。

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ダシフィルム パープルヘイズ



まるでゼリーのようにつやつやした葉が特徴の「レッドベリー」。紅葉すると印象的な濃い赤に輝きます。

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レッドべリー


セダムは、丈夫で育てやすいのも特徴。葉や茎からどんどん新しい芽が出るため、他の多肉植物に比べても簡単に増やすことができるそうです。また、気がつかないうちに、鉢からこぼれた小さい葉が、庭の片隅で小さな命を育んでいる姿を見ると、その健気さに勇気や元気をもらえることも多いそうです。



MAiさんのセダムの寄せ植えレッスン
乾燥に強く手軽に育てることのできるセダムですが、暑さには弱いので夏の間は注意が必要。これからの季節は初心者でも手軽にベランダや庭で育てることができます。色も豊富に揃っていますから、寄せ植えにチャレンジしてみましょう。

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ショップに並ぶ多種多様なセダム



MAiさん流の寄せ植えは、鉢や容器を選ぶことからスタートします。お気に入りの缶や容器でも大丈夫ですが、大事なポイントは底に穴が開いていること。最初は3種ぐらいのセダムで始めるとよいそうです。

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素焼き鉢



土は「ネルソル」など、セダムの寄せ植え用のものも販売されていますが、多肉専用の園芸土なら水はけもよく安心です。ちょっと湿らせてから始めると、株が安定して根付きます。そのほか、寄せ植え作業の必需品がハサミとピンセット。バランスのよい寄せ植えにするためには、横から見て高さが揃うように意識し、隙間がないように並べるのがコツだそうです。

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セダムの寄せ植えはピンセットを使って



セダムの彩りのよい、ぷっくりとした葉は水分で膨らんでいるもの。水が不足すると寄せ植え全体のボリューム感がなくなってしまいます。水やりのポイントは土が乾いたらたっぷりと、と覚えておきましょう。セダムは、太陽と風通しのよい場所が大好きです。普段は庭やベランダで育ててあげましょう。特にこれからの秋から冬の季節は、よく日光を当てると綺麗な紅葉を楽しめるそうです。

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多肉植物は日差しが大好き


MAiさんがセダムと向き合う時に何よりも力になったのが、SNSで知り合った植物愛に溢れた人たちの存在でした。一緒に悩んだり、励ましあったり、植物を通じての出会いや通い合う心が、今でも大きな活動のエネルギーとなっています。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 10月3日は、歌手の大橋純子さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


MAi
多肉植物との出会いをきっかけに、仕事を辞め寄せ植えに専念。SNSを中心に作品を発表し、セダムを使った「#ちまちま寄せ」で人気を集めている。また、講師を務める寄せ植えワークショップも大人気。最新刊は『美しいセダムの寄せ植え』(エクスナレッジ刊)。
https://www.chimalabo.com

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全写真:『美しいセダムの寄せ植え』(エクスナレッジ刊)より

2020.08.07

Herbal Life51
真夏のおすすめグリーンライフ

  • HerbalLife
夏本番を迎え、猛暑に疲れた身体や気分を癒してくれるのが、花や植物の存在です。野の草花を楽しむブーケアレンジや、風情のある日本特有の園芸品など、ボタニカルな涼を生活に取り入れてはいかがでしょう。

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今回は、夏に涼しげな癒しを届ける、洋と和の草花アレンジをご紹介します。



緑に癒される「KUSAKANMURI」のサマーブーケアレンジ
野原に広がる緑の植物を主役に、白い花を組み合わせたアレンジを特徴とするのが、フラワーショップ「KUSAKANMURI」のブーケアレンジです。店先を飾るのも白と緑の草花だけ。緑の野で白い花を摘むようにという思いを届けています。例えば「潮風のサマーリース」は、グリーンのあじさいをベースに青々とした実や多肉をあしらったフレッシュリースです。ポイントに入れた小さな貝がらが、潮風やさざ波をイメージさせてくれます。

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潮風のサマーリース



「真夏のハーブブーケ」は太陽の光をふんだんに浴びたグリーンに、夏を代表するハーブ、バジルやミントをたっぷりあしらい、初夏から開花するケイトウやクレマチスシードなどを添えた、香り豊かなブーケです。爽やかな香りが心と身体を元気にしてくれます。

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真夏のハーブブーケ



そして、かすみ草と夏の初めにかわいい花を咲かせるマトリカリアをあしらい、ミントのさわやかな香りも楽しめる「ミントが香るサマーブーケ」は、夏の食卓にぴったりですね。

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ミントが香るサマーブーケ



「KUSAKANMURI」の店先に並ぶ緑と白の草花たち。花の色がたとえ白だけでも、周りを包むグリーンの存在で表情が無限に変わる、そんな自然が見せてくれるボタニカルなマジックを体験できます。

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KUSAKANMURIの店内




夏の涼のインテリア、「釣りしのぶ」で楽しむ和の風情
竹などの芯に山苔を巻き、シダ科の植物「しのぶ草」を植えたものが「釣りしのぶ」です。江戸中期頃、庭師がお中元として得意先のお屋敷に配ったのが始まりと言われる園芸文化です。瑞々しく涼し気な姿は、特に夏に人気を呼び、明治以降は広く庶民にも愛されるようになりました。

現在、「釣りしのぶ」は東京都江戸川区無形文化財に指定されていますが、制作を手掛ける「釣りしのぶ萬園」の深野晃正さんは、伝統を大切にしながら、独自の「釣りしのぶ」作りも行っています。従来の丸型のものや、木材を組み合わせた枡型のもの、漢字の「井」をイメージした井型のものなど。深野さんは形や素材を選べるようにすることで、より多くの人にその魅力を伝え、楽しんでもらいたいと考えています。

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釣りしのぶ


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枡型釣りしのぶ



和の風情で夏を涼しくする「釣りしのぶ」は、それだけを飾っても緑が目を楽しませてくれますが、風鈴を下げたりすると、目と耳の両方で夏らしさを感じさせてくれます。

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井型釣りしのぶと風鈴



「釣りしのぶ」に使われるしのぶ草は、枯れにくく育てやすいため、水やりや置き場所に注意すれば、四季を通して長く楽しむことができます。夏は直射日光が当たる場所は避け、日陰に置くようにしましょう。強い夏の太陽による葉焼けに注意が必要です。シダ科の植物は高温多湿を好む性質があります。特に春先から夏場は成長期ですので、水をたっぷりとあげるようにしましょう。春から初夏に初々しい緑の芽吹きが始まり、夏に葉が茂って涼感に溢れてきます。中には紅葉する種類もあるので、自然界の四季の移ろいをそのまま感じることができます。

夏の草原に広がる草花や、森の中で静かに揺れる緑の植物たち。そんな自然の風景を思わせる瑞々しい緑を飾って、夏ならではのグリーンライフを楽しんではいかがでしょう。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 8月8日は、歌人の俵万智さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


KUSAKANMURI
東京都渋谷区恵比寿西1-16-4
www.kusakanmuri.com

釣りしのぶ 萬園
東京都江戸川区松島1丁目32番11号

2020.06.26

Herbal Life50
暑さを和らげるナチュラルインテリア、サマースワッグ

  • HerbalLife
花や葉ものを束ねて壁にかけて楽しむ「スワッグ」。爽やかな緑の夏仕様のスワッグなら、ナチュラルな雰囲気でお部屋を涼しげにしてくれます。お部屋の壁にかけるだけでなく、リボンを添えてプレゼントにしても喜ばれますね。

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今回は、夏に涼しさを演出する、緑の葉ものを使ったナチュラル志向のスワッグをご紹介します。



夏におすすめのスワッグアレンジ
夏でも、木々の緑の下には柔らかな木漏れ陽が差し、涼しげな風が吹き抜けてゆきます。そんな自然の癒しを届けてくれるインテリアが、緑の葉もので作ったスワッグです。スワッグは眺めて楽しむだけでなく、瑞々しい植物の葉に触れることで、作る過程でも癒しの時間を届けてくれます。目と指と香りで植物との対話を楽しめる、夏のスワッグを3つご紹介します。


<緑爽やかスワッグ>
スワッグ作りの定番植物はユーカリとオリーブです。ユーカリは様々な形の葉のものが出回っていますので、合わせる植物の葉の色や大きさとの相性で選びましょう。大きめの枝を選んで緑いっぱいにお部屋を飾りましょう。

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ロシアンオリーブとユーカリの緑爽やかスワッグ



<香りも楽しむスワッグ>
スワッグの楽しさの一つがその香りに触れることです。ハーブ系の爽やかな香りは、気分をリフレッシュし、暑さも和らげてくれます。ローズマリーやホワイトセージなどを使った香りを楽しむサマースワッグは、作っている時にも飾った時にもハーブの香りが漂い、癒しのひと時を届けてくれます。

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ローズマリーとホワイトセージの香りも楽しむスワッグ



<南国風スワッグ>
南の島への旅の思い出が蘇るような南国風スワッグ。トロピカルで濃い緑と個性的な葉の形が、南国のムードを感じさせてくれます。

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エメラルドウエーヴとタバリアファンの南国風スワッグ




さらに楽しむスワッグアレンジ
大きなスワッグをひとつ作っても楽しめますが、ミニスワッグを連ねたり、リボンをかけたりして工夫すると、より自由に楽しみ方の可能性が広がります。

<吊って並べて楽しむミニスワッグ>
スワッグを作った後の残りの枝もぜひ活用しましょう。小さめのスワッグをいくつか作って、紐で繋げれば飾り方にも変化が生まれます。ユーカリ、ホワートセージ、ローズマリー、メラルウカなど、それぞれ大きさを揃えてミニスワッグを作り、細めの紐で繋いで飾ります。

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左からユーカリ、ホワートセージ、ローズマリー、メラルウカのミニスワッグ


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吊って並べて楽しむミニスワッグ



<リボンをかけてスワッグの贈りもの>
スワッグは、花瓶を用意しなくても、ドアや壁に吊るだけで飾れるので、贈りものにしても喜ばれます。

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2種のユーカリのプレゼントスワッグ


スワッグを作るときのコツは、まず枝を輪ゴムでしっかり束ねてから紐をかけること。植物は吊っておくと枝が乾燥して紐が緩んで形が崩れることがありますが、輪ゴムが根本が崩れるのを防いでくれます。

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壁掛け用の紐も長めにしておけば、贈られた方が自由に長さを調整できるので安心です。リボンは、一度壁に吊ってリボンの長さのバランスを見てから切りそろえましょう。

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お花は時間が経つと瑞々しさが失われますが、緑の葉ものは乾燥しても長くグリーンを楽しむことができます。緑のサマースワッグで夏ならではのインテリアを楽しみませんか。


TOKYO FM「ONE MORNING」では、毎週金曜日、8時38分から、毎週週替わりのテーマでボタニカルな暮らしをご紹介するノエビア「BOTANICAL LIFE」をオンエアしています。

また、TOKYO FMで毎週土曜日、9時から放送しているノエビア「Color of Life」。 6月27日は、シンガーソングライターの平松愛理さんを迎えてお届けします。どうぞ、お聞き逃しなく。


スワッグアレンジ 市村美佳子(緑の居場所デザイン)
http://www.midorinoibasho.jp
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