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メロディアス ライブラリー史上最強のダメ男の物語か?!と思いきや、自分の罪深さを悔い、償いのために並の精神力ではできない偉業を成し遂げる男の話で、読み終わった後には清々しい気持ちになれる1冊でした。「それにしても・・・」と小川さん。主人公・市九郎を悪の道へ引きずり込んだ女・お弓が気になったご様子。「ダメ男というのは度々文学に登場しますが、ここまでの悪女というのは珍しいですね」。確かに、手にかけた女の死体から、金目になりそうなものを持ってき忘れた市九郎を罵倒するシーンなどから見ても、お弓は他に類を見ない冷酷無情な人物。男をじわじわ転落人生に落としていく番組史上最強の悪女と言っていいでしょう。お弓の凄みのきいたワルぶり、こちらも必見です。
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2011年2月27日
茨木のり子
『おんなのことば』

2011年2月20日
H.A.レイ
『ひとまねこざる』

2011年2月13日
司馬遼太郎
『菜の花の沖』二週目

2011年2月6日
司馬遼太郎
『菜の花の沖』一週目

アーカイブ
1pずつ/シアター・ブルック
♪1pずつでものりこえられるなら今日という日には意味があるのだろう。たたきこめ鉄のくさびをたたきこめ光りがみえるまで♪という歌詞なんです。まるで「恩讐の彼方に」の世界ですね。
グレイト・プリテンダー/プラターズ
そうさおれは大いなる詐欺師、という出だしです。藤十郎は芸のために”お梶”をだますのです。

タイム・オブ・ユア・ライフ/グリーン・デイ
♪予測不能でも最後には正しいとわかる、思うように生きて。という内容です。「恩讐の彼方に」の市九郎をかさねて。

 
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