2026.05.26
プロジェクト進行のお供を
ONE MORNING「The Starters」
火曜日のこの時間は社会に風穴を開けようと取り組む若き起業家をお迎えして
そのアイデアの根っこにあるものや未来へ向けたビジョンを伺います。
今週と来週のゲストは、rayout株式会社 代表取締役の吉田 壮汰さんです。吉田 壮汰さんは1991年生まれ、石川県のご出身。大学卒業後、メディア会社に入社し、広告営業に従事。その後、ベンチャー企業の事業立ち上げに参画。そして、2019年にrayout(レイアウト)を設立されています。
今週はまず、事業内容をうかがいます。主な事業内容は「スポットPM」ということなんですがこれは一体何ですか?
「企業内のいろいろな施策やプロジェクトがあると思うんですが、そこに入っていって、一緒に伴走して、プロジェクトを遂行・解決していくというサービスが「スポットPM」で、人事の方や経営企画の方が新規事業を立ち上げたい、人が辞めていってしまうのでなんとかしたい、といった課題を一緒になって解決するというサービスになっています。」
こういった課題って多くの企業が抱えていますよね。
このスポットPMの「PM」は何の略なんですか?
「プロジェクトマネージャーの略です。」
つまりスポットで入るプロジェクトマネージャーということなんですね。
コンサルとはどう違うんでしょうか?
「どう進めればいいかわからないところから相談したい時は、少し高いお金を払ってコンサルタント会社さんにお願いするというのをよく聞きますが、最近だとプロジェクトを進めるところだけ入ってほしいというケースが多いので、そこでプロジェクトマネージャーを借りたい方が結構増えていますね。」
そこまで大きくないプロジェクトでも利用される方はいるんですか?
「最近だとAIやDXを進める企業さん増えていて、何やればいいかなんとなくわかっている会社さんはすごく増えているんですが、実際に進める人が社内にいないというケースが結構増えてきたので、こういうところに入っています。」
課題はわかっているが、助けてくれる仲間が少ないという感じなんですね。
従来のコンサルティングとスポットPMの大きな違いっていうのは何ですか?
「今までプロジェクト推進の外部支援はコンサルさんやPMOにお願いするケースが多く、大きく社内のシステムを変えたいといったものや、比較的大きな予算を取ったものしか入れなかったんですが、社内に人事制度を導入させたい、いろいろな施策をやりたいといった細かいものにもちゃんと入っていけるというのがスポットPMのいいところかなと思っています。」
一つの目標に向かって、スポットPMが専属でその任務遂行まで頑張ってくれるということなんですね。
それぞれの企業によって相談の内容も全然違うと思うので、それを全部網羅できるようなスタッフさんがいらっしゃるということですか?
「基本的には国語力が高いスタッフを採っていて、それ加えて、明るく元気にお尻を叩ける性格が重要かなと思います。」
企業さんによっては、すごく専門的な分野をやってらっしゃる企業もあると思うんですが、 そういった企業でスポットPMが欲しいとなった時に、専門知識は足りないとダメ、というようなことはないんですか?
「そうですね。コンサルさんだとどうしても知見やノウハウを売るわけなので大変なんですが、プロジェクトって何かを立ち上げる、巻き取るといった、いくつかのパターンに分けられるので、これをWBS=作業分解図に落とし込んで、これ通り進めていきましょうねと進行するのが我々の仕事です。」
専門的な知識をこっちが渡すわけではなくて、専門的な知識はもうすでに会社にいる方々が持っているので、それをまとめる人としてチームに入るわけですね。
働いている方々は皆さんどんな経歴の方なんですか?
「我々は元々制作系のPMが多かった会社なので、その辺りの出身の方が多いんですが、あまり業界で分けて採っていないです。銀行出身の人もいれば、サウナの熱波師やってましたみたいな人もいます。プロジェクトってみんなが気持ちよく進めることが大事なので、話がわかる、明るく教えてあげられる性格が重要なんです。」
具体的な期間などはあるんでしょうか?
「我々では期間の区切りは設けていなくて、最短 1ヶ月からでもやってはいるんですが、結構長く続くケースは多いですね。平均だと1年以上続くケースが多いです。」
プロジェクト自体が一過性のものじゃない限り、企業側としてはプロジェクトが上手く進むならしばらくいてほしいですもんね。
逆に、rayoutさんのスポットPMの方々はどれくらいの期間まで対応できるんですか?
「過去のケースとしては2年ぐらい続いたケースがあります。こちらで何年までという制約は特に設けていないですね。」
スポットPM一人で何社くらいの案件を抱えていらっしゃるんですか?
「大体一人で二、三件抱えるケースが多いですね。」
いろいろな会社の業務を任されて、そのプロジェクトが育っていくところをプロジェクトマネージャーとして一緒に現場で見ていけるのはやりがいありますよね。
「そうですね。お客様と肩並せ合わせて一緒にやっていくのはすごく面白いなと思います。」
具体的にはどんな企業がこのスポットPMを利用されていますか?
「幅広くて、一万人を超える大企業さんも、二、三人のベンチャー企業さんも使っていただいているんですけども、大きい企業さんでいうと、銀行さんやIT企業さんが多いですね。銀行さんって縦割りになっているケースが多いので、何か新規事業を立ち上げようと思った時に、チームを超えてコミュニケーションが発生すると途端に進まなくなるといったケースで我々が入っていっています。」
例えば、この番組の会議に参加して意見をまとめてもらうといったこともお願いできたりするんですか?
「もちろんです。メディア系だと、最近は地方の新聞社さんに二社ほど入らせていただいています。」
多種多様な企業さんのプロジェクトマネージャーとして力を発揮しなきゃいけないとなると、スタッフさんたちの育成はどうやってするんですか?
「基本的には毎週育成をやっているんですけど、我々は何か知見で勝負するわけじゃないので、MCの育成っぽい形になります。就職活動の時、グループディスカッションをやっているところが多いと思うんですが、そういった形で、例えば「たけのこの里、きのこの山、どっちがいいか、この場で三十秒以内に決める」といった会議のMCをするみたいなことをしています。」
最後にこれまで乗り越えてきたハードルを教えてください。
「かっこつけて立ち上がった会社なんですけど、創業二期目でコロナが来て、案件がほとんど飛んでしまい、みんなで電話を持って「何か手伝えることありませんか」と電話するところから、今のスポットPMの形ができているので、そういったことが乗り越えてきたハードルだったかなと思います。」






20代~30代の若手起業家をゲストに迎え、





