8月29日(金) 銀座美人
【銀座美人 銀座くらしの相談室】
毎週金曜日のこの時間にお届けしている銀座美人。
毎月、最終週は、銀座のお店やプロフェッショナルに、
暮らしの中で生まれた悩みや疑問にお答えいただきます！
この夏、花火大会や浴衣を着て楽しんだ方も多いと思いますが、
浴衣を着た後のお手入れ方法、知っていますか？
このお悩みに、銀座８丁目「銀座いせよし」の店主、
千谷みゑさんにアドバイスいただきました！
銀座伊勢吉は1868年明治元年に創業。2009年に銀座「いせよし」として、独立。
着物初心者から上級者まで楽しめる着物店です。
お店では着物や浴衣以外にも、バッグや下着の販売や
着物レンタルや、着付けのアドバイスなども行っています。
そんな「いせよし」の浴衣は、反物から選び、体のサイズにピッタリ合うよう
手縫いで仕上げる、ワンランクアップの浴衣！
早速、みゑさんに、浴衣のお手入れ方法について伺いました。
洋服でも色物は分けて洗うように、浴衣は普通の洗濯物とは別にして、
洗濯機の「柔らか洗いモード」で洗ってノンアイロンで着ている、とのこと。
保管場所は、洋服と同じタンスに小さく畳んで入れていて、
旅行の際にも荷物が少なくて済むので、夏は浴衣を着ているそうです。
旅行先では、お風呂のバスタブに少しだけお湯を張って軽く畳んだ浴衣を置き、
自分もシャワーを浴びながら足をバタバタして浴衣を湯洗いして、
バスタオルに包んで水気を取ったらハンガーにかけておきます。
部屋の湿気が保たれるメリットもあり、
ホテルは乾燥していることが多いので、翌朝には乾きます。
一般的な浴衣は、洋服と同じ生地が多いので、
洗濯方法や扱いは、その洗濯表示通りで良いとのことです。
いせよしさんが開発した、誰でも着られる着物について伺いました。
近年、日本人が着物を着られなくなったことや
海外からの観光客用には、
サイズの合わない吊るしの着物しか用意がないという声があるそうです。
古着の流通等で現代の職人さんの仕事がなくなってしまったことなどから、
色々なことを考えて、誰でも3分で着られるという着物をプロデュース・制作しました。
それは「銀座きもの 装」。
職人技の布地を使って、オーダーメードでなくても着崩れせず、
素材の良い生き物をいますぐ身近に体感できます。
観劇の際に劇場の席で着替えたり、会社帰りの和のお稽古ごとの前に
控え室でさっと着替えられるので、着物上級者にも人気です。
腰に結ぶだけで、誰でも３分で着られる新しい着物！
着付けは簡単でも、生地や縫製、染めや刺繍などは一流の職人さんが
手がけたもので、帯を締めて本格的なきものとして着られます。
浴衣の一歩先、着物の世界に足を踏み入れてみたい！という方はぜひ、
「銀座いせよし」さんを訪ねてみてくださいね。
銀座のプロフェッショナルにアドバイスしてもらいたい、日々のお悩みを募集しています。
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