台風への備え

9月も半ばを過ぎて、朝晩は少しずつ秋の気配を感じるようになってきましたね。今日からのシルバーウィーク、お出かけの計画を立てている方も多いのではないでしょうか。


ただ、ここで少し気がかりなのが台風25号です。日本の南で新たな台風が発生し、発達しながら北上する見込みです。連休後半、21日頃からは関東や東海など広い範囲で、警報級の大雨や暴風になるおそれがあります。


地震とは違い、台風は「事前に備えることができる災害」です。今日は、本格的な雨や風が強まる前にやっておきたい「台風への備え」について、おさらいしていきましょう。


まずは、家の周りの点検です。 台風が接近して風が強くなると、ベランダや庭に出しておくのは非常に危険です。物干し竿や植木鉢、自転車など、風で飛ばされそうなものは、あらかじめ家の中に入れておくか、ロープなどでしっかりと固定しておきましょう。側溝や雨水ますの掃除をして、水はけを良くしておくことも、浸水対策としてとても有効です。


そして、家の中の備え。一番心配なのは「停電」と「断水」ですよね。 スマートフォンのモバイルバッテリーはフル充電になっていますか? 懐中電灯の電池は切れていませんか? 停電するとマンションではポンプが止まって水が出なくなることもあります。お風呂の浴槽に水を張っておく、生活用水の確保も忘れないでください。


また、ご自身の住んでいる場所のリスクを「ハザードマップ」で改めて確認してください。 「自分の家は川から離れているから大丈夫」と思っていても、実は内水氾濫(下水道から水があふれること)のリスクがあるかもしれません。土砂災害警戒区域に入っていないかも要チェックです。



そして、いざという時の避難先。避難所だけでなく、安全な場所にある親戚や友人のお家、頑丈なホテルなどへ早めに移動する「分散避難」も選択肢の一つです。 気象庁から発表されるレベル4危険警報、そして自治体が出す「警戒レベル4」の避難指示が出たら、危険な場所からは全員避難です。でも、外がすでに猛烈な雨や風で、移動すること自体が危険な場合は、家の中の2階以上、崖や山から離れた部屋に移動する「垂直避難」など、命を守る最善の行動をとりましょう。避難所に向かう事だけが避難ではありません。自分の家や近くの建物、近所のお家に避難する事も選択肢です。


「これまで大丈夫だったから、今回も大丈夫」という思い込み(正常性バイアス)が、逃げ遅れにつながってしまいます。 今回のシルバーウィークは、おうちで過ごす時間が長くなるという方もいらっしゃるかもしれません。ぜひこの週末を利用して、ご家族で「もしも」の時の行動(マイ・タイムライン)を話し合ったり、非常持ち出し袋の中身を点検したりしてみてください。

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