木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2019年03月24日Flow 第三十四回目「拓哉キャプテン × ダウンタウン 浜田雅功」Part4

今月ゲストにお迎えしているのは、ダウンタウンの浜田雅功さん!

今回がラストのご出演! 浜田雅功さんの人生の1曲についても伺いましたよ!

まずは、リスナーのメールから!

東京都 サトママさん 47歳 女性
拓哉キャプテン、今日は悩みがあってメールしました。
私にはシングルマザーで、この春大学を卒業する22歳の息子がいます。
本来なら就職するはずなのですが、
「大学卒業後はラッパーとして活動していく」と言い出したのです。
息子は高校時代からラップをやっていたのは知っていたのですが、
まさかプロを目指しているとは知りませんでした。
かなり不安ですが息子の夢は応援してあげたいと思うので
30歳までは好きな事をさせようかと考えました。こんな親は甘いのでしょうか?


浜田:好きなことやらせたらいいんじゃないですか? 別に30歳って決めなくても、そういう世界っていくつになって売れるかわからへんでしょ?

木村:ラッパーですよ?

浜田:俺は、ラッパーをそんな半笑いで言いたくはない(笑)。

木村:なんすかそれ!(笑)ミュージシャンだったら、練習だったりとか…。

浜田:ミュージシャンでも、“そんな上手いこといくかいな!”って思うよ?

木村:いってるじゃないですか。

浜田:いや、俺はあいつら認めてないもん。

木村:めっちゃ認めてますよ!? だって、あのフェンダーが「うちのを使って、是非!」って言った、唯一の人ですよ!?

浜田:いろいろ現場で会ったら、みんなにそう言われるんですよ。
でも、別に売れてへんやん?

木村:いやいやいや、すげーテクニックですよ!?

浜田:テクニックあるかもしれんけど、別に売れてへんし。

木村:いや、売れてるでしょ(笑)。

浜田:中学ぐらいからずーっとやっとんねん。“これ一回言うたらなあかんな”と思って、家で飯食ってる時に「おまえさ、それで飯食おうおもてずっとやってんの?」って言うたら、飯食いながら、箸を“バーン!”と置いて、「そんなに甘くねーよ!」って言われたんですよ(笑)。

木村:逆に!?(笑)

浜田:そう!「あ〜、せやんな! 趣味やな! 趣味でやったらええよな」って言うて、“そういう考えなんや”と思ってたら、あんなことになってるから。
じゃあ、あの時の「そんなに甘くねーよ!」っていうの返してほしいなって思ってん(笑)。
すごい顔して言われてん「そんなに甘くねーよ!」って(笑)、「ああ、はい…」って。

木村:晩飯食ってる時に(笑)。

浜田:だから「やりたい」って言うんやったらと思うけど、拓哉が半笑いで「ラッパー」言うんやったら難しいんかな〜。

木村:でも、実際に難しいですよ、そう思いません?

浜田:それで上までいくのは、なかなかなんかな。

木村:相当難しいんじゃないですか?

浜田:でも、本人は「やりたい」って言うてるで?

木村:まぁ。

浜田:ほっといたらええんちゃうん?

木村:いやいやいや、でもお母さんとしてはやっぱり相当心配なんじゃないですか?

浜田:でも、こればっかりは俺らがどうこう言う問題かな〜。
とりあえず、やらせてあげたほうがいいと思いますよ。期限までになんとかなるものなのか、難しいんやったらその後ですよね。

木村:ダウンタウンさん的には、年齢を区切ってお仕事をしてきた感じはないんですか?

浜田:それはあんまりないよね。

木村:毎週「ダウンタウンDX」があったり、「ダウンタウンなう」がったり、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」も、そうですけど。ずっと継続してやってこられる中で、どう思います?

浜田:芸人で言えばね、今、時代的に新しいのが出てくるとテレビに出るのは簡単だと思う。
売れるのは簡単やけど、持続するのが難しい、それでみんなフェードアウトしていくんじゃないですか。
大変ですよ〜。

木村:大変ですよ〜って(笑)。

浜田:お互い大変ですよ。

木村:でも、ずっと継続し続けるしかないですよ。

浜田:シャレでよう言うてんねん、「巨泉みたいな生活したいわ〜」って。

木村:それ、大橋巨泉さんですよね(笑)。

浜田:あの人、半年休んで、半年仕事してってやってはったから“むっちゃええやん!”って思って。

木村:それも、大橋巨泉さんの時代だからできたんですよね。

浜田:でもさ、役者だけをやってる人間ってええことないよね。
1クールやったらさ、ガバー空いて、次のクールがあれば入るっていうわけやから、空くやん!

木村:そういう方もいますよね。

浜田:久しぶりに会うたら、めっちゃゴルフ上手くなってるとかさ。

木村:それ、誰のこと言ってるんですか(笑)。

浜田:いやいやいや(笑)、仕事は楽じゃないですけど、我々みたいな仕事じゃなくて。
ぎゅっとやったら空きがあって、ぎゅっと……みたいな。ええよね〜っていつも思う。連続何クールもドラマ出てますって人は無理やけど、終わりかけにも次の現場入ってる人おるやん。

木村:重なってるやつね。重なるとか、僕は逆に無理です。

浜田:ドラマはないけど、本編が重なるとかないの?

木村:相当僕のやつを見てくれているハマちゃんだから、今の質問になったと思うんですけど。

浜田:メイビー!?

木村:メイビー(笑)ドラマやってる中での、本編の重なりは多分ないですね。

浜田:そこは、一回終わればね。

木村:そろそろ、お別れの時間が近付いてきました。最後に、皆さんに伺ってるんですけどハマちゃんにとって人生の一曲を教えて下さい、ってなったら何になりますか?

浜田:いやー、人生の一曲って言われてもな〜……高校の時にね、厳しい高校行ってたので。
その時に、全校生徒で歌わされていた曲もあるんですけど。

木村:何を歌わされていたんですか?

浜田:ちなみに、千春さんの「大空と大地の中で」っていうのをずっと歌わされていたんですよ。
厳しすぎて、それ歌ってたら涙出てくんねん。

木村:厳しすぎて涙出るんですか(笑)。

浜田:“そういうことか〜”とか思いながら、それはそういう気持ちもあるんですけど。
何のあれもないですけど、生まれて初めて買ったレコード。

木村:それいくつの時?

浜田:俺、小学校くらいちゃうかな〜。
これは、皆さんわかってるんですよ。尾崎紀世彦の「また逢う日まで」を買ったんですよ。テレビ見てて“このおっさん、すっげー声出るな〜”みたいな(笑)。

木村:1971年、俺まだ生まれてないですよ。小学生のハマちゃんのハートを掴んだんですよね。

浜田:そうですね。いろんな意味で「また逢う日まで」わかりまっしゃろ?

木村:あ〜〜嬉しいですね。
小学生の頃、ハートを掴まれて初めて買ったレコードではあるけれども、今日はゲストとして来てくれましたけど「また逢う日まで」ということで!

浜田:それもありますし、いろんな人が、いろんな意味合いで聴いてくれたらいいんじゃないですか。

木村:ありがとうございます! 今月のゲストは、ダウンタウンの浜田雅功さんでした! ありがとうございました!

M1. Dreaming Man / OKAMOTO'S
M2. また逢う日まで / 尾崎紀世彦

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