木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2021年09月05日Flow 第百六十一回目「拓哉キャプテン × 中村アン」Part1

今月9月のゲストは、9月17日から公開となる映画『マスカレード・ナイト』でも共演している、中村アンさん。どんなトークになるのか、お楽しみに!

木村:アンちゃんとは、2019年に放送されましたドラマ『グランメゾン東京』(TBS系)でご一緒させていただいて。あの時は久住栞奈(くずみ・かんな)役をやっていただきましたけれども。

中村:はい。ソムリエールの役で。

木村:どうでした? グランメゾン東京を振り返って。

中村:すごい木村さんが引っ張ってくださって。みなさんすごい仲良しっていうか、チームワークがすごく素敵でしたよね。

木村:いや、僕は別に引っ張ってないですよ。

中村:引っ張ってますよ! 引っ張っているというか、いるだけで(笑)。

木村:いるだけでってなんですか(笑)。

中村:あの時の席順と言いますか、前室で、あんな1列になってずっと座ってることってある?ってぐらい…(笑)。木村さんがいて、ミッチー(及川光博)さんがいて、沢村(一樹)さんがいて、(鈴木)京香さんがいて…私とか、後ろにも。なんですかね、ポジションが決まってたじゃないですか。

木村:席順ね。

中村:今はコロナになっちゃって間隔も開けなきゃいけないっていうのもありますけど、なんかあの感じがすごい良かったなって思いながら…。

木村:僕らがお会いしたのは…あ、この時なんだ。

中村:2015年の。

木村:ビストロ(BISTRO SMAP)だ。

中村:そうなんです。けっこう団体でお邪魔して。男性チーム4人女性4人みたいな感じで。で、その後にPちゃんですね(笑)。

木村:(笑)。コントの方にも来ていただいて。俺、アンちゃんにも言ったっけ? Pちゃんのゲストに来てくれた時かな?

中村:そうですね。Pちゃんの時だと思います。

木村:Pちゃんの時に、わりとお話ができたんですよ。

中村:ちょっと待ってる時間がありましたよね。木村さんは、なんかサーフィンの動画を見てました。人工の波の。「こんなのがある」みたいな。

木村:そんなの見てました?

中村:多分、(私が)ポツンてならないように、「こういうのがあるんだよ」みたいな感じで(動画を見せてくれて)、“あ、木村さん、やっぱりサーフィンするんだ”みたいな(笑)。

木村:ピンクのプードルの格好をしたまんま波の動画見てました?(笑)

中村:(笑)。

木村:その時に、アンちゃんから、「いつかドラマとかでご一緒できるように頑張ります」っていう風に言ってもらったのを覚えてて。“ぜひぜひ”っていう風に思ってたら、本当に共演できるようになって。

中村:そうですね。ありがとうございます。

木村:あれ、すごく印象深いんですよね。

中村:本当ですか? (収録が)終わったタイミングでしたかね。

木村:終わったタイミングだと思う。「ありがとうございました」っていうタイミングでボソッと伝えてくれて。

中村:出世しましたね、私(笑)。木村さんの作品は、もうほんと、ずっとそれを見て育ってきましたから。ドラマとか。

木村:でも実際、アンちゃんが表現者として作品に求められるから現場にいるわけで。

中村:なんか、本当にすごい不思議な気分です。

木村:そして、9月17日から公開となります映画『マスカレード・ナイト』の方でも(共演している)。今回は、いや〜…。ああいう経験は初めて?

中村:初めてです。

木村:でも、体を動かすこと自体は全く問題ないでしょ?

中村:問題なかったですし、やりたかったんですけど、あんまりそういう縁がなくて。「体を動かせます」ってキャラな感じもめちゃくちゃアピールしてるんですけど、意外となかったですね。体を動かして何かを演じるみたいなことがなくて、ああいう、先生がついて何日間かそのために準備をするっていうのは初めてでした。

木村:いや、僕もね…もう久々でしたね。凹みました。すんなりできました?

中村:できないですよ! 私は10月ぐらいから…。

木村:そんなに早くスタートしたの!?

中村:10月の終わりとかですね。木村さんは『教場』(フジテレビ系)を撮っていて、なかなかお時間がないっていうのは聞いてて、「(ドラマの撮影が)終わってから入るから」みたいな。それまでにある程度私が固まっていれば、木村さんが少しでも楽ができるって聞いてたんですよ。だから、「(踊りの)振りは一応全部覚えて」って言われたので、家でもやったんですけど、できなかったです。

木村:もうね、“踊り”というカテゴリーなので、自分は(ダンスを)ちょっとかじってきたので、“まぁ、いけるだろ”と思って、わりとカジュアルなテンションでレッスン場に行ったんですよ。そしたら、“あれ?”っていう。「今までずっとかじってきたダンスみたいなものは今回は必要ないので、今まで経験されてきた経験値っていうものは横に置いててください」っていう感じのスタートだったんで。「え? 全く必要ないんですか?」っていう感じで。

中村:実際、必要なかったですか?

木村:必要ないかも。

中村:そうですよね。なんか、私も初めてでした。

木村:あと、独特な…日本人にしてみると、もう本当に特別すぎる距離感。ないよね。

中村:ないですね。ないですし、また始めるってなるとすごい緊張しますよね、多分。あの距離感は(笑)。

木村:もし、もう1回再び(やるとなったら)?

中村:もし「もう1回やってください」ってなったら、緊張…緊張っていうか、何ですかね。あんなに近い距離感ないですもんね。

木村:ない。だから僕は、その戸惑いというか恥じらいを払拭させるために…アンちゃんと一緒にレッスンをさせてもらえるタイミングとかあったじゃん? あの時に特にそう思いましたけど、自分にね、降ろすんですよ。アントニオ・バンデラスを(笑)。“降りて来い! アントニオ・バンデラス降りて来い!”って感じでちょっと降ろさせていただいて、フッと向き合うと、あの恥じらいとかがなくなって、“いくぞ!”っていう感じになれたような気はしましたけどね。

中村:(笑)。

木村:東野圭吾さんの作品を、また鈴木(雅之)監督がメガホンを取ってくれまして。2019年に『マスカレード・ホテル』っていうのがあったんですけども、その続編として、今回もコルテシア東京というホテルを舞台に撮影したんですけど。

中村:そうですよね。あれ、(踊るシーンは)1日で撮りましたもんね。

木村:あれ、1日だったっけ?

中村:1日です。すごく練習したけど、ほんと1日だけで「あれ? これだけですか?」みたいな(笑)。

木村:練習は、回数的には何回やった?

中村:20回ぐらいはやってるんじゃないですかね。

木村:自分がその半分ぐらいだ。まあ役どころとしては、アンちゃんはとあるダンス教室の先生っていう。

中村:そうなんです。アルゼンチンタンゴのね。

木村:いや〜、あんな先生がいたらね、絶対通いますよ。

中村:そんな…嬉しいですね(笑)。

木村:表現として、男性と女性っていうものが、こう…。先生、なんて言ってたっけ? 女性が離れていくんだけど、それを男性が追い求める表現って言ってましたよね。

中村:そうですね。基本は男性が追いかけるって言ってましたよね。

木村:(踊りの先生から)「もっと私を感じてください」って言われた時に、“俺、そっち系苦手なんだよな〜”って思っちゃったんだけど、レッスンを重ねていってタンゴっていうものがどういうものかわかってきた後は、“なるほど、「感じて」ってその「感じて」ですね”っていうのがわかって、なんとなく“あ〜、おっしゃってることわかります”ってわかるようにはなったんだけど、それまではもう“え〜、俺、そっち系苦手なんだよなぁ”とか思って(笑)。けっこう四苦八苦しましたね。

中村:そうですよね。初めはけっこう凹みますよね。

木村:最初はもう、だからほんとに久々に凹みましたよ。“これ、できないかもしれない”と思った。

中村:だって1回で4時間ぐらい練習されてましたよね。

木村:1回、ワンレッスン4時間ぐらい。

中村:いや、それがすごいです。私はもう1時間半で限界でした。

木村:あのお話は、ここでオープンにしても大丈夫なの?

中村:大丈夫です(笑)。

木村:僕、知ったのが…。

中村:中盤くらい?

木村:中盤じゃない、終盤だよ! 自分がまだ本番の前のスケジュールではあったんですけど、自分とアンちゃんが一緒に組んでリハーサルができるっていう日があって、で、ワルツとタンゴっていう2種類を僕らは覚えてやったんですけど、(その時に)衝撃の事実をアンちゃんから告白されまして。「今日はちゃんと飲んできたから大丈夫」ってボソッと言ったんですよ。“ん?”と思って、「何飲んできたの?」って言ったら、「必ずタンゴレッスンの40分前ぐらい前には酔い止めを飲んできている」って。で、「もう今日は(薬が)効いてるんで大丈夫です」って言うから、「効いてるって、どういう風になっちゃうわけ?」って聞いたら、ターンってあるじゃないですか。で、1人のターンっていうのがあんまりなくて、だいたい組んだ状態でガーっと回ったりとか、あと、僕がアンちゃんをフって回して…。

中村:それを受けて(自分が)回る。

木村:その場でクルクルって回ったりもしているんですが、それをやると、酔ってしまうという。

中村:そうなんですよ。私は小さい頃から三半規管がすごく弱くて、揺れるものとかがダメなんですよ。そのことにレッスンして2回目ぐらいで気づいちゃって、それにワルツはくるくるオルゴールみたいに回るじゃないですか。途中から“あ、これまずい!”って気づいて。でも今って(酔い止め薬は)キャンディみたいに舐めるだけなんで。すぐ効きます。

木村:俺、飲んだことないんだよね。

中村:強そうですもんね。

木村:(揺れるものに)酔ったことがない。

中村:え〜!! それで木村さんに「酔います」みたいなことを言ったら、ちょっと「?」みたいな顔をして(笑)、言った後に“そうだ、木村さんとか全然大丈夫そうだな”って思って。けっこう回転されてますもんね。

木村:まあ、ダンスで酔ってたら、多分ジャニーズ的には相当問題があると思うんで、「YOU、むちゃくちゃだよ!」って言われちゃうと思うんで(笑)。

中村:あれ、すごいですもん。私は絶対にできないです。回ったらもう、ちゃんと立てない。だから、タンゴの時は、回った後に、言い方は変だけど、“木村さんに抱きつく”っていう目標があるから、支えがあるから回れるんですけど、あれが1人だったらもうぐろんぐろん(笑)。

木村:ぐろんぐろん(笑)。

M1.La Cumparsita/Julio Iglesias

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