木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2025年10月19日Flow 第三百七十七回目

今回は、リスナーの皆さんの「人生の1曲」をエピソードと共にご紹介します。
まず、最初はコチラ!


【兵庫県 よいち 25歳 男性】
僕は美容師をしています。
専門学校を卒業し、いざ社会人という時にコロナが広まり、その影響で最初は自宅待機で仕事にもいけませんでした。
でも今はアシスタント時代を経て、スタイリストになりました。
辛い時期もありましたが、ここまで頑張ってこられたのは、沢山のワンオクの曲があったから今の僕がいます。
昔も今もどんどん進化していくワンオクが大好きです!
社会人として大人として悩みながらも頑張れたのがこの一曲です!
ONE OK ROCK 「Stand Out Fit In」


木村:いいっすね。コロナのあの時期に、皆が皆、それぞれの立場で踏ん張ってたし、歯を食いしばってたし。今現在25歳のよいちはスタイリストにもなれて。そう考えたら、曲の存在って大きな支えになってるかもね。特にワンオクは多いんじゃないかな。

僕自身も、彼らの曲には非常にエネルギーをもらってるな、って思ってます。
8月の末に行われましたジャパンツアーの日産スタジアムの方に、僕もちょっとお邪魔させていただいて。いや〜すごかったわ! もうカッコよかったよ、マジで! 年齢とかじゃなく、カッコイイものはカッコイイっていうのを、改めてまた感じさせてくれたステージだったなと思います。

続いての「人生の1曲」はコチラ!

【東京都 spicy sugar 44歳 女性】
私にとって「人生の一曲」はMr.BIGの「To be with you」です。
高校時代、親友の男の子2人が私の17歳のお誕生日に学校の教室でサプライズで弾き語りをしてくれました。
どのくらい練習したのか分からないけど、本当に二人の息がピッタリで最高にカッコ良くて、最高に嬉しかったです。
2人共、20代という若さで旅立ってしまったけれど、いつまでも私の心の中で生き続けています。
ふとした時に街中でこの曲が流れてきた時には涙が溢れて止まりませんでした。
いつもそばに2人が居て、私を守り、導いてくれているのを感じます。
私はこれからも笑顔を大切に、強く、優しく生きていきます。
そんな2人と出逢えた奇跡に心から感謝です。
私は世界一いや宇宙一、幸せかもしれません。
その幸せを自分ひとりで握りしめるのではなく、みんなで分け合っていける様に一歩一歩、進んでいきます。
今までも、これからも私にとって、2人のTo be with youが「人生の一曲」です。


木村:spicy sugarさんに、17歳の誕生日のサプライズ。これは相当練習しないと、きっとspicy sugarさんには届けることできなかったと思うし、この2人のうちどっちかは、絶対に彼女のこと好きだよね(笑)。どっちかが「悪ぃ。絶対にこれやりたいから、頼むから練習に付き合ってくれ」って言って、ギター練習して。
でね、結構な自信がないと、このエリック・マーティンの歌声にはなかなか近づけないし、spicy sugarさんがサプライズとして演奏を聴いて「わー嬉しい」って思えるっていうのは、やっぱそこそこな弾き語りだったと思うんですよ。

いや、これは何か届きますね。僕も、このギターソロはめっちゃ練習しました。

続いての「人生の1曲」はコチラ!

【群馬県 ネオンママ 50歳 女性】
こんにちは。私にとっての人生の一曲は『アメイジンググレイス』です。
今は施設入居している義母がコロナ禍を機に体調を崩して急激に衰えてしまい、あっという間に寝たきりに、時々認知症の症状も。
そんな義母に少しでも恩返ししたくて、夫と週末になると通っていた中で、義母が機嫌が良いとベッドで口ずさんでいた曲がこの曲です。
遠くを見つめながらも太ーい声で口ずさむ義母。
後で義父からきいたのですが、私が行くととても喜んでくれていてその嬉しさから歌いだすとのこと。
今は施設でほとんど会えず会話もままならない義母ですが、実家で寝たきりだった短期間で義母との絆も深まって、一生忘れない『義母の歌』となり、それをきっかけに私も大好きな曲になりました。


木村:この『Amazing Grace』っていう曲は、賛美歌の中では最もよく知られた曲の1つだと思うんですけど。世界中で歌い継がれてきて、もう本当に色んな方が歌われていて、アーティスト以外にも、教会に足を運ばれる方たちは皆さんそれぞれの『Amazing Grace』があるんじゃないかな、とは思うんですけども。
ネオンママのお陰で、一時ですけど、立ち止まって足元から遠くの景色まで見渡せるような時間だったな、と思います。ありがとうございました。

続いての「人生の1曲」はコチラ!

【岡山県 のんちゃんさん 15歳 女性】
私は4月から高校1年生になりました。
私は去年受験生だったのでほんとに大変でした。
毎日勉強、勉強の日々で成績が上がらず順位も落ち何度も諦めそうになりました。
そんなとき、私を支えてくれたのは「I'll be there」という木村拓哉さんの曲でした。
この曲を聴いたときは涙が止まりませんでした。
特に「I'll be there I'll be there 掴み取るまで」という歌詞。
私は将来医師になりたいのですが、ここで自分が諦めてしまったら夢は掴めないまま一生後悔する人生になる、だから自分に逃げず最後までやり遂げよう、今自分を支えてくれている人たちに失礼がないように感謝の気持ちを持って前に進もうと思わせてくれました。
たったの15年間しか生きていない若者ですが、その15年間の中でも、この曲のおかげで濃い1年を過ごすことができました。
ほんとに木村拓哉さんには感謝しています!
これからも周りへの感謝を忘れず、前進していきたいと思います!


木村:いや〜、嬉しいっす。嬉しいのと同時に、のんちゃんさんには、マンウィズのバージョンも聴いてほしいなと思うんですけど(笑)。僕、MAN WITH A MISSIONっていうバンドからこの曲をいただいたんですよ。いただいた時に、本当に「これ(いただいて)いいのかな?」っていうぐらい。
こののんちゃんさんは「15年間しか生きてない若者ですが」って自分で言ってるところも非常に可愛らしいなと思うんだけど、でもそうやって言ってくれたのはすごく嬉しいし。逆に、のんちゃんさんが実際にその立場になった時が楽しみだよね。のんちゃんさんがどんなつらい状況に立たされたとしても、この曲でのんちゃんさんと自分は繋がっていられると思います。

のんちゃんさんは「I'll be there 掴み取るまで」っていう歌詞のことを言ってくれたんですけど、その後の「everglow」っていうところ。「never give up」っていうちょっと押しつけがましいと言うか、ちょっと圧のある言葉があるんだけど、そうじゃなくて、マンウィズが言ってくれた「I'll be there 掴み取るまで」の後の「everglow」っていう、フォローアップする、ずっと常に育ち続けるっていうそのワードも、よかったら今後ののんちゃんさんのキーホルダー的な言葉にしてもらえたらな、と思います。

[OA曲]
1. Stand Out Fit In / ONE OK ROCK
2. To Be With You / Mr. Big
3. Amazing Grace / Judy Collins
4. I'll be there / 木村拓哉

後TM
I’ll be there/MAN WITH A MISSION

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