オンエアレポート

ON AIR REPORT

2025年2月22日第130回ゲスト 書家・岡西佑奈さん

パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第130回ゲストは、書家・岡西佑奈さん
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書家として、国内外で数々の賞を受賞されている岡西さん
書家になろうとしたきっかけ、意外な趣味の話、作品集『線の美』について、
そして、心と体の整え方をお聞きします。

Q:2019年に発売された作品集「線の美」について教えて下さい
A:2019年から過去10年間くらいの作品を集めた、現代アートというか書がアートになったようなカラーの作品もある。
  例えば、趣味がシャークダイビングでサメと泳いでいると海が汚れていると感じる事があって
  地球の青さを取り戻したいという思いで作ったのが「青曲」というシリーズ。
  その時々の気持ちがあったり、年々字が太くなってきている気がして図太くなっているのかもしれない。
  余白を書くイメージで作品を書いている。

Q:趣味がシャークダイビング?
A:サメ目的にダイビングをする人が中にはいる。
  物心ついたくらいからサメが好きで、初めて見たのは大阪・海遊館にいたジンベエザメ
  大きくて優雅に泳ぐ姿に一目ぼれした。
  サメにも500種類くらいあって推しザメはオナガザメの種類の「ニタリ」が好き。
  優雅なラインは色々なサメをモデルにして書いている。
  8年間で200本以上ダイビングしている。

Q:書家を目指されたキッカケは?
A:書道を学び始めたキッカケは小学校の時に通う事になった書道教室。
  自分の小さなテーブルの中で全て完成するのが心地よかった。
  18歳の時に師匠が亡くなった時に4年くらい離れたが、久々に取り出すことがあって戻った。
  自分では恋しいと思っていなかったが4年ぶりに書き出した時に「これだっ!」という感覚が思い起こされて、書家を目指し始めた。


<書家・岡西佑奈さん整いソング>
サンクトゥス (パッヘルベルのカノンによる) / リベラ
この曲は大学時代に蜷川幸雄さんの授業を受ける時があって、この曲をよく使っていて胸にずっと残っている。
心が解放されるような感覚があって、心がざわざわする時や自分自身と向き合う時に聴いている。


Q:書をかいていただきましたがご紹介をお願いします
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A:「描」という字。
  書道を書いている時は絵を描いているような感覚で書いている、字はもともとは絵から来ていて書は線の芸術。

Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:書を書くこと自体が整う時間、書を書くときは一点の中にグッと入り込む瞬間と自分をブワっと俯瞰している瞬間の両方がある。
  その両方がある事で、いい具合に中心に寄っていって整う。
  身だしなみは、たしなみに身を足すという語源があって、外見だけじゃなく心がけや心の部分を大切にしたいと思っている。

Q:今後やってみたい事や予定は?
A:書道の人口が減っているから書の素晴らしさを伝えていきたい思いは変わらないが、海外の方からのアクセスが増えていて
  日本の文化・書道の文化に興味を持った海外の方に伝えていきたい。
※その他の活動など詳しくは岡西佑奈さんのHPなどをチェックして下さい


【鈴木曜の放送後記】
素敵な方でした。
書家の方は背筋が伸びていて凛としていた、「描」という字を書いてもらって、書く人によって全然変わるから一つのアートなのかもしれない。
趣味がシャークダイビングというのも驚いた、色々な嬉しいギャップがあって楽しい時間となった。

トーク模様は、radikoタイムフリー
ポッドキャストで聴く事が出来ます。

そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや

「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。

採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。

どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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