オンエアレポート
ON AIR REPORT
2025年3月29日第135回ゲスト 現代美術家・谷敷謙さん
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第135回ゲストは、 現代美術家・谷敷謙さん

古着や廃材を「木目込み」と呼ばれる日本伝統技法を用いながら
作品を製作されている谷敷さん。
作品の紹介や、製作のこだわり、現在の活動、
そして、心と体の整え方をお聞きします。
Q:古着に着目した理由は?
A:大学の時の専攻はテキスタイルだった。
使おうと思ったきっかけは、古着が持っている・感じる視覚的なモノや香り手触りが
記憶や思い出が思い返されたことに感動した発見だった。
服には時代を感じるけどみんなで作る相対的な何かがある。
Q:なぜ木目込みを使おうと思った?
A:木目込みと出会ったのは母親がやり残していた木目込みの製作キット。
アメリカにいた当時は、日本の何かに触れたいと思っていた。
Q:作品集をお持ちいただきました
A:作る作品によって古着や廃材の集め方や製作も違う。
表紙の作品は長女の古着を使った。
基本的には誰かが存在した・この時代を表現できるものというのが大前提にある。
コロナ時期に作ったスケートの作品があるが、「障害を越える」というテーマでコロナを障害に見立てた。
スケーターのマインドが障害を越える事に対しての僕の答えに近かったのでスケーターの人たちから古着を集めた。
<現代美術家・谷敷謙さんの整いソング>
Always Be My Baby / Mariah Carey
直感として爽やかで一日の始まりに感じる曲。
吉岡徳仁さんが三宅一生さんに言われた「手垢が残るウィンドウディスプレイを作りなさい」という言葉が心に刺さっていて
直感で感じる面白さや、そういうものに訴えかける表現をしなさいと解釈していて、この曲もそれを感じる。
Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:家に帰ってお風呂に入って寝る時に寝ている家族の姿を見ると整っている。
張り詰めたものが解ける感じ、整う場所は寝室。
張り詰めた感じのものを出したいならその状況になるようにしていて、
いまは「ぬくもり、優しさ」を表現したいので家族や友達から影響を受けるように持って行っている。
Q:身だしなみで気をつけていることは?
A:身だしなみは自分自身の内側の表現であり、他人を意識した行動だと思う。
自分以外の人とのコミュニケーション。
Q:これから挑戦してみたい事や、今後やっていきたい事は?
A:3月30日までArt Central香港で展示中です、6月後半には京都のTSUTAYAさんで展示を予定しています。
※その他の活動など詳しくは谷敷謙さんのHPなどをチェックして下さい
【鈴木曜の放送後記】
すごいエネルギッシュな方でした。
作品も温かみのある作品からポップなものまで布の良さが出ていた。
グラフィックとはまた違った良さを感じた。
トーク模様は、radikoタイムフリーや
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
<グルーミングブランドAUGER HP>
https://www.kai-group.com/products/kamisori/product/auger/index.html
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