オンエアレポート
ON AIR REPORT
2023年4月29日第35回ゲスト 日爪ノブキさん
パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第35回ゲストは、帽子・ヘッドピースデザイナー 日爪ノブキさん
2019年に日本人で初めて「フランス国家最優秀職人章(M.O.F)」を受章した日爪ノブキさん
これまでのキャリア 、パリでの生活、心や体を整えるヒントも伺いました。
Q:一時帰国はお仕事という事ですが、どういう仕事を?
A:AUGERを作っている「貝印」さんと、ハサミの歴史を変えるハサミとは何かという所から立ち上がった
洋裁バサミの開発のミーティングが主目的で一時帰国、ほかにも夏木マリさんの舞台の帽子や
松任谷由実さんのコンサートの帽子なども手掛けている。
Q:「フランス国家最優秀職人章(M.O.F)」を受章して現地ではヒーローですよね?
A:2回目でとることが出来て、丸8年費やした。
帽子でとっているのは自分だけ。
Q:去年から帽子デザインコンテスト「KAI Hat & Head-piece Competition」もやってもらっているんですが
A:最優秀受賞者は「パリ・ファッションデザイン研修ご招待」なので
自分が感じる空間を物理的に変えるのは大事、普段いけない場所に行けるチャンス
コンクールに挑戦する事で自分の限界を知る良い機会なので、皆さんに挑戦してもらいたい。
Q:帽子に特化しようと思った経緯は?
A:帽子を作るまでは、帽子が似合わないと思っていて嫌いだった。
2005年ブロードウェイのミュージカルを日本でリプロダクトする時に帽子・ヘッドピースをやったのがきっかけ
自分の意志で帽子をやるというスタンスではなかった。
ただ、その流れを客観的に見たとき、人生が「帽子をやれ」と言ってきているように感じた。
ある演目で、次の演目でも自分が帽子をやることで幸せになるのであれば「帽子クリエイター」になろうと思ったら
まったく同じシチュエーションになったので「帽子クリエイターとして生きる!」と決めた。
【帽子・ヘッドピースデザイナー 日爪ノブキさんの自分と向き合って整う曲】
CRUSH / SEBASTIAN PAUL
これを聴くと夜のパリを思い浮かべる。
アトリエから家まで自転車で帰る時にこの曲を聴くと一回疲れが流れてスキっとする!
Q:自分と向き合う時間や、整える時間は?
A:強制的に整いたい時は「走る」、仕事をしていると選択することが多い、
そんな時に走ると整っていく瞬間に答えが出る。
時間が無い時は「水に近づく」、噴水だったり、家の水道でもいいから、
水の感触や音が自分の波長に合っているのか落ち着く。
整う場所はサン・シュルピス教会の前の噴水、行くとアイデアが沸き上がる。
Q:これから挑戦したいことは?
A:さわやかな意味で「世界一の帽子デザイナー」になる!
ファッションにおいてJapanese Dreamを見せてくれた人たちのおかげで希望を見せてもらえたから
自分も次の世代に帽子のカテゴリーでそれを見せたい!
【鈴木曜の放送後記】
同い年くらいなのに若く見えて、エネルギッシュ!
知識も豊富で素敵な方で、なにより気が合うので自分もリラックスできた。
トーク模様は、radikoタイムフリーや
ポッドキャストで聴く事が出来ます。
そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや
「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。
採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」の
オリジナルキャップ(非売品)、コンパクトミラー(非売品)
人気のシステムカミソリのいずれかをプレゼントします。
どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
<グルーミングブランドAUGER HP>
https://www.kai-group.com/products/kamisori/product/auger/index.html
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