オンエアレポート

ON AIR REPORT

2024年2月17日第77回ゲスト 銭湯「小杉湯」三代目・平松佑介さん

パーソナリティをつとめるクリエイティブ・ディレクターの鈴木曜さんが、
様々な分野で活躍している方をゲストにお迎えし、
自分と向き合い、心を"整える"ことそのヒントを探していきます!
第77回ゲストは、銭湯「小杉湯」三代目・平松佑介さん
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高円寺で90年続く老舗銭湯「小杉湯」で三代目を務める平松さん
三代目として銭湯を経営することにしたキッカケ、春にオープンする2店舗目の紹介。
そして「心と体の整え方」をじっくり伺います。

Q:90年続くいているんですね?
A:昭和8年から開いていて、元々は「小」山さんが「杉」並区で開いたから『小杉湯』
  祖父母が戦後に東京に出てきて、お金を貯めて小杉湯を買ったというのが平松家の歩み。
  父が継いで、2016年に三代目として引き継いだ。

Q:公衆浴場というか、文化的な部分での役割が多いのでは?お客さんは地域の方が多い?
A:全体の6割は「半径500mの徒歩圏内」、あとは遠くても2km、そういう人たちが週に1回は利用している。
  高円寺という街もあってエリアに若い世代も多く、10代~30代で全体の5割~6割をしめる。

Q:高円寺の街の魅力は?
A:高円寺は戦後の闇市がルーツとなっているから外のカルチャーを受け入れる街、多様性というかごちゃまぜ感があって居心地が良い。
  銭湯を経営して思うが『「高円寺」の銭湯』であると感じる。
  小杉湯は90年建て替えをしていなくて、国の有形文化財として登録された。
  世代を超えて経営しているので長く続いている実感がある、
  色々変わってきた時代の中で、変わらない場所、変わらない建物で、変わらない風景、存在・場所があるというのは大事なことだと思う。

Q:経営方針など平松さんの代で変わったことは?
A:家業は駅伝っぽくて、三代目としてタスキを繋いで四代目に受け継ぐために常に30年・40年先を考えるという事をしている。
  目指すべき北極星は『小杉湯』
  これをやめずに守っていくために日々を積み重ねている
  家訓に『きれいで清潔で気持ちいい』という言葉がある。


Q:新しい挑戦として今年の春に新しい店舗が原宿に?
A:神宮前交差点の商業施設・東急プラザ原宿「ハラカド」、きっかけは2年半前で、コンセプトが「クリエイターが住み着くような商業施設」
  高円寺と原宿は似ていると感じていて、その中で改めて街の日常を作るという役割として必要なのではと思った。


銭湯「小杉湯」三代目・平松佑介さんの整いソング】
風の日 / ELLEGARDEN
20代のころからずっと好き、何かの勝負の時などに聴いて気持ちを盛り上げる。


Q:整ったり、自分と向き合う時間は?
A:小杉のお風呂に一日二回は入る。
  銭湯の疲れは『銭湯』で癒す。
  小杉湯はアメニティも充実させていて、髭を剃る時間を小杉湯でとるようにしていて
  そういう時間をゆっくり取れると整う感じがある、そういう時間を作れるというのが銭湯において大事だと思う。

Q:これから挑戦してみたい事は?
A:原宿の2店舗目が挑戦!まず5年・10年やめない事が大事、そこから先が挑戦になる。


【鈴木曜の放送後記】
原宿の2店舗目、銭湯が入るのは知っていたけど「小杉湯」が入るのは安心する。
銭湯は文化で、クリエイターや銭湯ファンにはオススメ!
4月のオープンが楽しみです。


トーク模様は、radikoタイムフリー
ポッドキャストで聴く事が出来ます。

そして、番組では、あなたの「整う曲」へのリクエストや

「自分と向き合う」と聞いて思うことなど、メッセージを募集しています。

採用させて頂いた方には、
グルーミングブランド「AUGER」
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どちらが希望かもお書き添えの上、番組HPのメッセージフォームから、送って下さい。
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