お盆休みの時期もそろそろ終わり。
今日からあさって日曜日にかけては、
各地でUターンラッシュが予想されています。
その中で事故を起こしてしまっては楽しかった休暇も台無し。
事故なく、安全ドライブで帰宅して下さい。





今回のコメントは、モータリング・ライターの藤田竜太さんでした。
伺ったのは、まず渋滞についての基本情報。

交通渋滞を研究する「渋滞学」では、
高速道路で平均時速40km以下での
走行を余儀なくされている状態を渋滞と呼んでいます。
そして、1kmあたり25台の密度を超えると渋滞が発生すると言われています。

この密度は車間距離に換算すると約40m。
この距離を保つことで、渋滞の発生を抑制してスムーズなクルマの流れを維持できます。
加えて渋滞時に件数が増える追突事故の防止にもつながります。
また 本格的な渋滞が始まって時速30kmから40km程度の低速走行になっても
20m前後の車間距離は常にキープするようにしましょう。





クルマがたくさん出ているのだから渋滞は仕方ない。
そう諦めながら、自分だけは少しでも先を急ごうと、
身勝手な運転をすることが、渋滞をさらに悪化させます。
渋滞予防の4箇条を覚えておきましょう。


1)無意識な速度低下に要注意! 

  上り坂やサグ部などでのわずかな速度低下が渋滞の原因になります。


2)車間距離を確保! 

  クッションの役割を果たして後続車にブレーキが伝わるのを防ぎます。


3)むやみな車線変更を控える! 

  むやみな車線変更は、後続車にブレーキを踏ませ、
  渋滞を発生させた理、悪化させる原因となります。


4)渋滞をしている時は速やかな速度回復! 





こうしたことで渋滞の予防、あるいは渋滞に悪化しないように努めながら、
渋滞に巻き込まれてしまった場合に事故を起こさない注意点を押さえておきましょう。

ノロノロ運転になると集中力も途切れがちで退屈。
しかし、つい景色をぼーっと見たり、スマホの画面に目をやるといった、
脇見運転すると追突事故の大きな原因となってしまいますので
渋滞中でも周囲の車に気を配り、運転操作に集中しましょう。

進み出しても油断しないこと。
一時的に進むだけで、また減速することもありますし、
流れ出した途端に車線変更を行う車が増えてきたりするので、気を抜かないで下さい。
そして、渋滞の最後尾を見つけたら早めにアクセルを戻して減速を開始し始めましょう。

また、早めの休憩を取る。
トイレを済ませ、体を伸ばしてリフレッシュし、飲み物、食べ物を買い足して、
ガソリンも満タンにしておきましょう。渋滞が始まっても、1時間に一度は
サービスエリアかパーキングエリアに入って、一度車外に出て一息入れることが、
集中力を途切れさせないようにするポイントです。





高速道路が渋滞なら一般道を行った方が早いかな?と
考える方もいるかもしれません。それは、どうなのか藤田さんに伺ってみました。

藤田さんは、仲間と協力して比較検証を行ったことが何度もあるそうです。
その結果、より早く目的地に到着するのは高速道路で勝率は8割以上。
ただ、高速道路は利用料金がかかります。
料金が節約できて30分や1時間の差なら一般道の方がいいという人もいるかもしれません。
また、一般道の方がルートの選択肢も多ければ、レストランやコンビニ、
ガソリンスタンドなどにも立ち寄るチャンスが増えるので悩ましいところ。

高速道路だとやや遠回りのルートなので
一般道でいけばかなりショートカットが可能で
走行距離が短縮できるようなケースなら、一般道を試す価値もありますが、
高速道路と一般道が並走しているような場所では、高速道路が有利だと思ってください。

まずは渋滞情報をチェックして、渋滞する時間を外しましょう。
その上で、渋滞を起こすような、悪化させるような運転をせず、
加えて、しっかりと高い注意力を持ってハンドルを握って下さい。
Uターンドライブ、気を抜かず、ご安全に!
夏休みの長距離ドライブの時に愛車にトラブルが発生してしまっては楽しい予定が台無し。
今回はお盆時期の車のトラブルについての情報をお伝えしました。





JAFは、お盆期間のロードサービス受付件数を発表しています。
例えば去年8月10日 ~ 8月19日までの10日で出動は7万5,125件ありました。
以下に四輪車と二輪車に対する出動理由を記すと


【一般道路】

1位)過放電バッテリー 
2位)タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足
3位)破損/劣化バッテリー
4位)落輪・落ち込み
5位)キー閉じ込み
        

【高速道路】

1位)タイヤのパンク、バースト、エアー圧不足
2位)燃料切れ
3位)事故
4位)過放電バッテリー
5位)発電機/充電回路






こうして原因を見ると多くは事前のチェックで予防できそうな気がします。
JAF出動の主な原因3つについてJAF東京支部 JAF認定セーフティアドバイザー
杉本実(スギモトミノル)さんにお聞きしました。

まず、バッテリーはエンジンをかけるスターターモーターを回す役割を持っているので
いわゆるバッテリーが「あがった」状態になってしまうと電力不足でスターターモーターが回らず、
エンジンがかけられなくなってしまいます。

どんなことでバッテリーが上がるかというと
長時間エンジンをかけない状態でルームライト等を消し忘れて点けっぱなしにしてしまった時など。
またバッテリーの交換時期は2年から3年とされているので
トラブルの原因になる前に定期的に交換するようにしましょう。





タイヤはお出かけ前に必ず目視で確認をしておきましょう。
明らかな凹みがあるなら、出発前に交換するなり修理をすること。

走行時の注意点は、パンクなどタイヤにトラブルが生じた時は、
ハンドルが取られたり、車体に振動が起きたり、異音がするので、
違和感があれば安全な場所に停車して確認をしてください。
完全に空気が抜けた状態で走るとタイヤがちぎれて他の車の障害物となったり
スタンディングウェーブ現象でタイヤが発熱してバーストする危険もあります。





そして、燃料切れ。
高速道路に入るとガソリンスタンド併設のサービスエリアもありますが、
思わぬ渋滞が発生していて、なかなかそこまで辿り着かない状況も考えられます。
そこで、高速道路に入る前に燃料を十分入れておくことと
長距離移動であれば、どこのサービスエリアにガソリンスタンドがあるか
事前に情報を持っておくようにしましょう。

高速道路で燃料切れを起こすことは非常に危険。
運良く路肩に停止できた場合は、停止表示板や発煙筒を使用する
同乗者全員がガードレールの外側に避難するということを忘れずにやってください。





クルマのエンジンがかからないとJAFに出動要請はあるものの
故障ではないケースも少なくありません。
エンジンをかける時について、次の3つの注意点を覚えておいて下さい。

1つ目がハンドルロック。
鍵を回すタイプであれば鍵が回らない、
プッシュボタン式ならボタンを押しても何も変化がないことがあった場合、
ハンドルロックがかかっている可能性があります。
その時はハンドルを動く方向に強く回しながら操作をすると
ロックが解除できてエンジンが始動するかもしれません。


2つ目に最近のクルマの多くはブレーキを踏みながらでないとエンジンがかかりません。
エンジンをかけようと思ってブレーキペダルに足をおいているけどかからない、
そんな時はペダルを踏む力が足りないかもしれません。もう少し強く踏んでやってみて下さい。

3つ目は、エンジンをかけようという時に、
最近のクルマはシフトレバーがドライブやリバースに入っているとかかりません。

エンジンをかける際に何も反応がなかったら、
この3つを確認するようにして下さい。





まずは、お出かけ前のチェック!
タイヤ、バッテリー、燃料。
そして、燃料の残りはこまめに確認。
バッテリーが上がってしまわないように、
クルマを離れる時にライトなどをつけっぱなしにしない!
こうしたことに気をつけて、夏休みのドライブ、楽しいものにして下さい。
たびたび報道される高速道路をクルマが逆走したというニュース。
滅多にあることではないですが、まったくの他人事だと思っていると
万が一、自分の目の前に逆走車が現れた時にどう対処していいか分からず
パニックになってしまうかもしれません。
それはご自身や同乗者を危険に晒します。備えあれば憂いなし。
逆走車に遭遇した時をシミュレーションしておきましょう。





NEXCO東日本 によると逆走事案は
全国の高速道路で毎年200件ほど発生していて去年2024年は220件。
年齢別に見ると2011年から2023年のデータで
65歳未満が約3割。65歳以上が約7割となっています。





逆走が発生しやすい場所はインターチェインジの出入り口付近と
サービスエリアとパーキングエリアの出入り口付近です。
それぞれのパターンを説明しましょう。


① インターチェンジの出口付近

本来行きたかった目的の出口をそのまま通り過ぎてしまい
本来行きたかった出口方向に戻ろうとして逆走してしまうとケース


② SA・PA付近

SA・PAで休憩後に高速道路の本線に合流するため出発することに起因します。

1)出口方向に向かうべきところを入口方面に逆走してしまう

2) または出口方面に向かったはいいものの本線に出る時に逆走してしまう


③ インターチェインジの入口付近


1)料金所通過後に本線に入る時に本来進むべき方向ではない逆車線に入ってします

2)料金所通過後に出口路線に入ってしまう





逆走車と遭遇した時に生じる危険の可能性は、
正面衝突事故や本線停止中車両への追突事故、
逆走車を回避しようとして慌てて急ハンドルを操作したことで、
路肩ガードケーブルなど衝突するなど。
こうしたことがないように、もしも目の前に逆走車が現れたら?

まずは衝突の可能性を減らすため、急ブレーキを避けて徐々に減速。
可能な範囲での進路変更を検討しつつ実行して下さい。
状況によっては路肩に停車して安全を確保します。
安全が確認できたらSA・PAの非常電話や
同乗者が道路緊急ダイヤル(#9910)で通報しましょう。





もしもの時に慌てないためにも情報板やハイウェイラジオを必ずチェックすること。
逆走車両の通報が入ると情報板やハイウェイラジオ「逆走車注意」の情報が発信されます。
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