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雲 雲 雲 木 人々 街並み
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ABOUT

毎週日曜日14:55-15:00(FM FUKUOKAのみ10:55-11:00)オンエア!毎回、世の中の”モノ”を取り上げ、そのモノの 歴史からイマ、未来をショートストーリー仕立てでお送りする番組です。身近なモノが少し、へえ~となるお話をお届けします。

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笠間 淳

声優。4月10日生まれ、広島県出身。
主な出演作品は、ナレーション「すくすく子育て」(NHK Eテレ)、劇場アニメ「THE FIRST SLAM DUNK」(三井寿)、アニメ「ガンダムビルドダイバーズ」(クジョウ・キョウヤ)、アニメ「お前はまだグンマを知らない」(轟二矢)、アニメ「タブー・タトゥー」(カーター)、ゲーム「アイドルマスター SideM」(葛之葉雨彦)など。

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笠間 淳

REPORT

  • 2025.12.14
    第113回 12月14日「レトルト食品」後編
    1950年代の終わりに、アメリカの軍用食として開発されたレトルト食品。
    認知度が上がったのは、アポロ計画に宇宙食として採用されたことでした。

    ただ、すでに冷蔵庫と冷凍食品が普及していたアメリカでは、
    常温保存できるレトルト食品は魅力に乏しく、一般家庭に浸透しませんでした。
    ところが、まだ冷蔵庫の普及率が低く、夫婦共働きが増えていた日本では違いました。

    1969年(昭和44年)、世界初の家庭用レトルト食品が、全国発売。
    商品は・・・ そう!カレーです。
    当時、ご馳走だった洋食、その代表格がカレー。
    ただ、カレー粉やカレー缶詰は激しい競争が繰り広げられている、
    そこで、まだないものをと考えられたのがレトルトカレーだったのです。

    その後の1970年代から90年代初めまで、右肩上がりの経済成長を続けた日本。
    核家族や一人で食事をとる機会が増えて、レトルト食品の需要は高まりました。

    今ではレトルト食品の包装タイプは大きく3つあります。
    従来の、食品をそのままパウチ袋に入れて、四方をシールでとめたレトルトパウチ食品。
    食品をトレーに入れて包装したレトルト容器食品。
    よく、ソーセージの商品に見られるように、
    包装材料にピッタリと食品を詰めたレトルトパック食品。

    入っている食品もさまざま。
    カレー、シチュー、ハンバーグ、焼き肉、焼き魚、ご飯、ラーメン、お好み焼き etc...
    ありとあらゆる食事がレトルト商品化されていると言ったら、言い過ぎでしょうか。

    美味しさのクオリティも上がり、
    私たちの毎日の生活を美味しく彩ってくれているのがレトルト食品。
    番組パーソナリティーの笠間さんは、
    家飲みの時にレトルト食品のハンバーグをよく食べるそうです。
    あなたの好きな一品はなんでしょう?
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  • 2025.12.07
    第112回 12月7日「レトルト食品」前編
    「レトルト」はオランダ語で、化学実験用の加圧加熱殺菌する釜を指す言葉。
    レトルト殺菌に使われる袋をレトルトパウチ、
    殺菌された食品をレトルト食品と呼びます。

    レトルト食品に辿り着くまでの歴史を振り返ると・・・

    手前には缶詰の発明があり、そのきっかけはナポレオン。
    「軍隊は胃袋で動く」という言葉を残したナポレオンは、19世紀の初め、
    ヨーロッパに配備した兵士に安定した食料供給ができないかと考えていました。
    そこで、多額の懸賞金をかけて解決策を募ります。

    勝ち取ったのは、食べ物をガラス瓶に入れて密封、加熱殺菌すると、
    長期保存できるという方法を1804年に見つけた菓子職人のニコラ・アペールさん。
    瓶詰めはフランス軍に採用されて大いに役立ちますが、 
    ガラスは重く、割れてしまうマイナス面もありました。

    その後の1804年に編み出されたのが缶詰。
    イギリスの商人 ピーター・デュランドさんが、
    より軽量なブリキ缶を考案して、特許を取得。
    軽く、運びやすく、壊れない缶詰は、広く普及しました。

    しかし、常により良いものを求めるのが、人類。
    缶詰も大量になれば重く、缶の処理問題もありました。
    そこで発明されたのがレトルト食品。

    1950年代のアメリカで、食品の高温高圧加熱処理技術が考案され、
    陸軍の研究所が、開発プロジェクトを発足させました。

    完成からわずかな期間で、レトルト食品は世界を席巻し、
    そこには日本も大きく関わることになりました。
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  • 2025.11.30
    第111回 11月30日「フリートーク 〜 笠間淳の秋冬の味覚」
    今回は3ヶ月に1度の恒例フリートーク。
    笠間淳さんに秋冬の美味しい話を聞きました。

    広島出身の笠間さんにとって冬の味覚はやはり牡蠣。
    生で美味しい、焼いて美味しい、フライも美味しい。
    特に冬は味が濃くなって、ちょうど自宅でパスタをつくるために
    イタリア料理店のようにアルミフライパンを購入したとのことで
    この冬は牡蠣を使ったアーリオ・オーリオを作りたいとのことでした。
    ただ、今年は瀬戸内の牡蠣に異変が起きているということで心配です。

    そして、冬の味覚の1つ、カニ。
    笠間さんとしては毛ガニがいちばん好きだとのこと。
    中でもカニ味噌が大好きだとか。
    「蒸したカニを一心不乱に食べるのは最高です」と
    話しながら思い出したのかうっとりしていました(笑)

    「いろいろと物価の高騰も目について食費も大変。
    でも、うまくやりくりして、メリハリもつけて、時に美味しいもの食べて
    これからの冬乗り切っていきたいと思います」とのこと。
    美味しいものを食べて、また楽しい物語を聞かせてくれることでしょう!
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  • 2025.11.23
    第110回 11月23日「時計」後編
    携帯できる時計を大きく進化させたのは、
    振り子時計を発明したオランダの学者 クリスチャン・ホイヘンスでした。

    時計を小さくして、持ち運ぶために必要だったのが2つの発明です。
    1つは動力になり、傾きや振動に強い「ゼンマイ」。
    時計内部に組み込んだ、小さく軽いゼンマイを巻き上げ、
    ほどける力を生かすことで時計が動きます。ゼンマイは、15世紀末に既にありました。
    もう1つは、ホイヘンス自ら発明した機械式時計の心臓部「テンプ」。
    振り子の替わりに一定の時間で往復振動し、時を刻む速さを決定します。

    初期の携帯型機械式時計は、ポケットに入れる懐中時計。
    その後、1800年頃になると、腕時計が登場します。
    腕時計は当初、女性の装飾品でデザイン重視。
    正確さが求められるようになったのは、19世紀の終わり頃。
    軍隊で使われるようになってからです。

    そして、1927年にアメリカで時計に大きな変革を促す出来事がありました。
    クオーツ時計の発明です。電池を使い、電圧を加えると
    正確に振動する水晶(クオーツ)の特性を活かした時計は、
    振り子やテンプ時計の精度を遥かに上まわりました。

    クオーツ時計が日本で初めてつくられたのは1937年。
    その後、日本の時計メーカーが取り組んだのが、クオーツ時計の小型化でした。
    ゼンマイを巻く必要があり、1日に数秒はずれていたのが、それまでの腕時計。
    その手間の解消と性能向上を目指したのです。

    製造していたクオーツ時計の体積を30万分の1にするという開発の苦難を乗り越え
    世界初のクオーツ式腕時計が発売されたのは1969年。
    それから腕時計の主流は、ゼンマイ式からクオーツ式へと移りました。

    あなたは、どんな時計を使っていますか?
    どんな時計だとしても、時間を大切にしましょう。
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  • 2025.11.16
    第109回 11月16日「時計」前編
    日々の生活。農作物の栽培や収穫時期。気候の変化への備え。
    目には見えない“時”を把握することは、生きる上で重要だったことでしょう。
    人類は太古から、自然の力を利用して時間を認識してきました。
    そのために発明したのが時計です。

    最初は約7,000年前のエジプトで使われていた地面に立てた棒の影で時刻を知る日時計。
    その後、日時計は太陽が出ていないと使えないため、水時計が発明されます。
    これは容器の底に穴を開けて、減った水の量で時刻を知る仕組み。
    しかし、水時計も水の蒸発や凍結があって不安定。
    次に考案されたのが、サウナ好きの方はよく見ているかもしれない砂時計です。

    時は流れ・・・

    初めての機械式時計が作られたのは1300年頃、
    ルネサンス期の北イタリアから南ドイツにかけての地域。
    まだ文字盤はなく、2つの錘で歯車を動かし、鐘を鳴らして時間を知らせるこの時計は、
    修道院や教会の塔の上に登場しますが、1日に30分から1時間ほどもずれたようです。

    300年ほど時が経ち、1656年には振り子式時計が登場。
    「振り子は同じ長さなら、大きく振れても小さく振れても1往復する時間は変わらない」
    ガリレオ・ガリレイが発見した原理を応用して発明したのは、
    オランダのクリスチャン・ホイヘンス。
    振り子式時計は、1日のずれを2分から3分ほどに大幅に改善しました。

    一方、ゼンマイを使った持ち運べる時計が、
    ヨーロッパで人気となったのは、その少し前の16世紀。
    初期の携帯型機械式時計は卵のような厚みがあって大きく
    ポケットには入らないため首からぶら下げていました。
    ドイツでは「首時計」、イタリアやフランスでは「胸時計」と呼ばれていたそうです。
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  • 2025.11.09
    第108回 11月9日「炊飯器」後編
    1955年(昭和30年)に発売された世界初の自動式電気炊飯器。
    その開発には多くの苦労がありました。

    米と水の量によって沸騰までの時間は変わり、気温や温度にも影響されます。
    竈門での羽釜による米炊きは、主婦の経験や勘に基づく部分が多く
    言語化されていないことを電気製品に落とし込まなければならなかったからです。

    メーカーから開発を依頼された三並義忠さんは、
    美味しい炊飯のメカニズム解明を試みました。
    わかったのは「強火で一気に炊くこと」。
    そのためには、釜の水が沸騰してから20分間加熱してスイッチを切る。
    しかし、季節や気温などに影響されずに、
    どんな条件でもお米が美味しく炊ける炊飯器を実現するのは困難でした。

    突破口は、水をタイマー替わりに使うアイデアを思いついたこと。
    釜の外にも水を入れる部分を設計し、20分で沸騰する量の水を入れ、
    沸騰したら、それを感知してスイッチが切れる仕組みをつくり
    自動式電気炊飯器が誕生しました。

    この発明は「日本の主婦の睡眠時間を1時間延ばした」と言われ
    発売から5年で家庭への普及は3割近くに達しました。
    1970年代になる頃には9割を超えています。

    一方で、炊飯器は進化を続けました。1972年には保温ジャー機能が登場。
    1988年にIH式が出て、より全体を均一に加熱できるようになり、美味しさが増しました。
    2010年代半ばからは、高級IH炊飯器が主流になっています。
    今では、精米具合に合わせた炊飯ができたり、パンを焼いたり、
    料理ができる製品もあって、昔の人が知ったら、さぞ驚くことでしょう。 

    こうした進化も、開発に携わった人たちの努力があったからこそ。
    感謝の気持ちを込めて、美味しいご飯を炊きましょう。
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