メッセージ
today's topic

「人生のハウツー本」と思って手をのばすと火傷する、様々な難問を突きつけられるような1冊。作者のとてつもない知識量や分析力に圧倒され、ページをめくるのに必死で今日を迎えた私ですが、小川さんの「生きがいと時間には濃密な関係性がある」という解説を聞いて目から鱗でした。年齢や経験を積んでいく中、生きがいの発見・喪失・再会をすればするほど、この本を深く理解することができそう。歳を重ねてまたぜひ再読したい作品です。ただしいたるところに心に響く文章があるので、パッと開いたそのページだけ読んでも得るものが大きいのがこれまた魅力。長く支持されている理由はそういうところにもあるのかもしれませんね。

(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2019年01月06日
サリンジャー『ナイン・ストーリーズ』
2018年12月30日
マイ・ベストブック2018
2018年12月23日
アンデルセン『モミの木』
2018年12月16日
トーベ・ヤンソン『ムーミン谷の冬』

アーカイブ
トッカータとフーガ/シュバイツァー(オルガン)
医師として有名なシュバイツァーは、オルガン奏者、バッハ研究家として活躍していましたが、使命感に目覚め医学を志しアフリカに赴きました。若い神谷さんはシュバイツア―の演奏にラジオやレコードで親しみ、1965年9月5日の日記にも「シュバイツァーがとうとう亡くなった」と記しています。
夕焼け小焼け/町田明夫(クロマチックハーモニカ)
<精神的な生きがい> 長島愛生園に入所されている患者さんの近藤宏一さんはハーモニカによる青い鳥楽団を結成。大阪などでも公演しました。「闇を光に」という著書も近藤さんは出版されています。町田明夫さんは、日本のクロマチックハーモニカの草分け的存在です。
全ての山に登れ/岡幸二郎
サウンド・オブ・ミュージックからのナンバー。「成人の日を迎えるみなさん、若者たちの未来を祝福したいと思います。」と小川さん。
 
今まで紹介した作品
当サイトは Amazonアソシエイトプログラムを利用しています。