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美しくて優しくて空気も読める賢いヒロイン・ベル。非の打ち所がない人物に思えますが、父に気をつかってわざと簡単に手に入れられそうなバラをお土産としてねだったのに、結局それが大騒動を巻き起こしたり、良かれと思って結婚をお勧めした姉の婿がろくでなしだったりと、意外にちょいちょいやらかしているのがなかなか面白いポイントでした。ところで小川さんはお姫様願望が強い女の子だったそうで、お部屋のカーテンを体に巻きつけて「ドレスよ〜」とうっとりしたり、広告の裏紙(嗚呼昭和!)にお城の間取りを描いたりしていたそう。自作の紙の冠をかぶってポーズをとっている写真もあるそうですよ。文学館の学芸員のみなさま、保管&展示をお願いします!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2019年12月08日
開高健『裸の王様』
2019年12月01日
ジョン・バッカン『魔法のつえ』
2019年11月24日
近松門左衛門『女殺油地獄』
2019年11月17日
堀江敏幸『熊の敷石』

アーカイブ
美女と野獣/セリーヌ・ディオン&ピーボ・ブライソン
「美女と野獣」と言って、まず浮かぶのはこの曲ですね。1991年のディズニーアニメ「美女と野獣」の主題歌です。
やさしい心/グスタフ・レオンハルト(クラヴサン)
作者のボーモン夫人と同じ18世紀のフランスの作曲家、ロワイエの作品。野獣が用意してくれたベルの部屋には、クラブサンの楽器と楽譜が用意されていました。そして、ベルのやさしさがものごとを解決していきました。
愛せぬならば/福井晶一
ミュージカル版「美女と野獣」より。「野獣の悲しみが胸に迫ってくる1曲です。」と小川さん。
 
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