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小川さんが芥川賞を受賞したときの選考委員のお一人だった大庭みな子さん。編集の方から「大庭さんのような作家を目指してくださいね」とエールを送られたほど、家庭があり子育てもしながら作家として成功されていた大庭さんは、当時家庭を持つ女性文筆家のお手本のような存在だったそうです。そして最高に緊張しながら足を踏み入れた芥川賞の授賞式の控室。初めて会った大庭さんはとても気さくで、「あなた今はそんなに細いけれど油断しちゃだめ!私だって昔は鉛筆のように細かったんだから」と、場を和ませてくれたのだそう。大庭さん、大丈夫です。小川さんは今も鉛筆のように細いです。そして大庭さんのあとを継ぎ、控室では和ませ役に徹していらっしゃいます!
(アシスタント:藤丸由華/藤丸のブログはこちら!

2021年05月16日
『芭蕉全句集』
2021年05月09日
小川未明『野ばら』
2021年05月02日
リュドミラ・ウリツカヤ『子供時代』
2021年04月25日
松谷みよ子『いないいないばあ』

アーカイブ
カジュアル・カンバセーション/スーパートランプ
ブリッジ・パーティの場面では他愛のない会話がつづくので、この曲を選びました。スーパートランプは70年代のイギリスのグループです。
幻想曲ハ短調K475/グレン・グールド(ピアノ)
モーツァルト作曲。「桃色シャツの男は、踊りながら由梨に「君はまるで抑えていないとふわりと飛んで行ってしまう羽根みたいに軽いよ」と言います。彼女が幻想の中に生きている象徴のような言葉です。」と小川さん。大庭さんはクラシック派でした。
カモン(レット・ザ・グッド・タイムス・ロール)/ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス
この小説は、大庭さんがアラスカに住んでいるころ、子供を夫に預けてシアトルの大学にセミナーに行った体験がモチーフになっているそうです。ベトナム戦争の時代、シアトルといえばジミヘンです。「由梨と桃色シャツの男はロックのリズムで踊りました。しかし、由梨の心は満たされることはありませんでした。」と小川さん。
 
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